Tracers
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    Article Summary

    Classic/VPC環境で利用できます。

    TracersでTracerを作成・削除する方法とTracer設定の変更方法、Object Storageにエクスポートしたファイルを確認する方法を説明します。 Tracersメニューにアクセスするには、NAVERクラウドプラットフォームポータルにアクセスして [コンソール] ボタンをクリックし、Services > Management & Governance > Cloud Activity Tracer > Tracersメニューを順にクリックします。

    Tracers画面

    Tracers画面は以下のように構成されています。
    cloudactivitytracer-use-tracers_screen_ko

    領域説明
    ① メニュー名現在確認中のメニュー名
    ② 基本機能Tracersメニューに初回アクセスすると提供される機能
  • [Tracerを作成] ボタン:クリックしてTracerを作成(Tracerの作成を参考)
  • [商品の詳細を見る]:クリックしてCloud Activity Tracerの紹介ページに移動
  • [更新] ボタン:クリックしてTracerリストを更新
  • [自動更新(60s)] ボタン:クリックして有効にすると60秒ごとにTracerリストが自動更新
  • 設定変更クリックしてTracer設定を変更(Tracer設定の変更を参考)
    削除クリックしてTracerを削除(Tracerの削除を参考)
    ⑤ Tracerリスト作成したTracerリスト(Tracerリストの確認を参考)
  • [詳細を見る] ボタン:設定した条件が項目ごとに3つ以上の場合にのみ有効化。クリックしてTracerの詳細条件を確認できる
  • [再実行] ボタン:エクスポートに失敗した場合に表示。クリックしてエクスポートを再実行
  • Tracerリストの確認

    Tracerリストで作成したTracerを確認する方法は以下のとおりです。

    参考

    作成したTracerが1つ以上の場合にのみリストを確認できます。 作成したTracerがない場合、Tracer画面でリストが表示されません。

    1. NAVERクラウドプラットフォームコンソールで、Services > Management & Governance > Cloud Activity Tracerメニューを順にクリックします。
    2. Tracerメニューをクリックします。
    3. Tracerリストでサマリー情報を確認するか、Tracerをクリックして詳細情報を確認します。
      cloudactivitytracer-use-tracers_list_ko
      • Tracer名:Tracer作成時に設定した名前
      • Tracerタイプ:Tracerのタイプ
        • DEFAULT:Tracer名と詳細条件を任意設定できないタイプ
        • CUSTOM:Tracer名と詳細条件を任意設定できるタイプ
      • 対象Bucket(リージョン):エクスポートするObject Storageのバケット名とそのバケットのリージョン情報
      • 最終実行結果:最後にエクスポートを実行した結果
        • Initial:Tracerを作成してObject Storageにエクスポートする前の状態
        • Executing:Object Storageにエクスポート中の状態
        • Success:Object Storageにエクスポートを完了した状態
        • Fail:Object Storageにエクスポートに失敗した状態
      • 最終実行日時:最後にエクスポートを実行した日時
      • Tracerの詳細条件:Tracer作成時に設定したリージョン商品アカウントタグ情報
      • 最終失敗原因:Object Storageにエクスポートが失敗した原因
      • 変更日時:Tracerの設定が最終変更された日時
      • 作成日時:Tracerを作成した日時

    Tracerの作成

    Tracerを作成して設定した条件に合致するリソース操作履歴をObject Storageにエクスポートできます。
    Tracerを作成する方法は以下のとおりです。

    1. NAVERクラウドプラットフォームコンソールで、Services > Management & Governance > Cloud Acitivity Tracerメニューを順にクリックします。
    2. Tracerメニューをクリックします。
    3. [Tracerを作成] ボタンをクリックします。
    4. Tracerの作成ポップアップでTracer情報を入力し、[作成] ボタンをクリックします。
      • Tracerタイプは、DefaultCustomの中から選択できます。
        • Defaultはアカウントごとに1個だけ作成できます。Tracer名と詳細条件は任意設定できません。
      注意

      作成したTracerタイプとは別に、Object Storage料金は別途請求されます。

      • Customを選択した場合、Tracer名を入力し、Tracer対象イベントの条件を設定します。
        • 他のTracerと重複する名前は使用できません。
        • Cloud Activity Tracerで収集する全リソースリストの中から選択した条件に該当するリソースのみObject Storageにエクスポートできます。
        • リージョン商品アカウントはそれぞれAND条件でフィルタリングされ、リージョン商品アカウント内での複数選択はOR条件でフィルタリングされエクスポートされます。
        • エクスポート設定したイベントの件数を合算して料金が別途発生します。
      • 対象Bucketを選択します。
        • リージョン:エクスポートする対象Object Storageのリージョンリスト
        • バケット名:エクスポートする対象Object Storageのバケットリスト
        • 作成されたバケットがない場合、[Bucketを作成する] ボタンが表示されます。クリックするとBucketを作成できます。(バケットの作成を参考)
      • 転送データの形式は、JSONCSVの中から選択できます。
        • CSVを選択すると、cellの表現可能範囲(32767)を超えるデータが含まれた場合、そのデータのフィールドはエクスポートされません。 この場合、転送データの形式JSONを選択してください。
      • Object Storageへの転送時点を確認し、チェックボックスをクリックして選択します。
        • Tracer条件に該当するユーザーの活動履歴は、1日前の履歴が1日単位でバケットに転送されます。 ただし、Tracerを新規作成する場合は、90日前から1日前までの活動履歴をObject Storageに一括エクスポートします。
        • <例> 2021-10-27にTracerを作成した場合
          * 2021-10-27(作成時):2021-07-29 00:00~2021-10-27 00:00までのデータがObject Storageに転送される
          => pub-tracer-test-daily-001-GMT+9-2021072900-2021102700-0.json
          * 2021-10-28 00:xx(GMT+9):2021-10-27 00:00 ~ 2021-10-28 00:00までのデータがObject Storageに転送される
          => pub-tracer-test-daily-001-GMT+9-2021102700-2021102800-0.json
          * 2021-10-29 00:xx(GMT+9):2021-10-28 00:00 ~ 2021-10-29 00:00までのデータがObject Storageに転送される
          => pub-tracer-test-daily-001-GMT+9-2021102800-2021102900-0.json
          - ...
          
    参考

    Object Storageのバケット削除、権限変更などの理由でエクスポートできずに最終実行結果が失敗処理された場合、最終実行結果[再実行] ボタンが表示されます。 ユーザーは、状態を正常化した後 [再実行] ボタンをクリックして、失敗したエクスポート操作を実行し直すことができます。

    Tracer設定の変更

    Tracer設定を変更する方法は以下のとおりです。

    1. NAVERクラウドプラットフォームコンソールで、Services > Management & Governance > Cloud Activity Tracerメニューを順にクリックします。
    2. Tracerメニューをクリックします。
    3. 設定を変更するTracerを選択し、[設定変更] ボタンをクリックします。
    4. Tracer設定の変更ポップアップで変更する事項を適用し、[修正] ボタンをクリックします。
      • 変更事項がある場合にのみ [修正] ボタンが有効になります。
      • Tracerタイプは変更できません。
      • 各項目に関する詳細内容は、Tracerの作成を参考にしてください。
    参考

    変更後の設定は、次のエクスポートの実行時点から適用されます。

    Tracerの削除

    Tracerを削除する方法は以下のとおりです。

    1. NAVERクラウドプラットフォームコンソールで、Services > Management & Governance > Cloud Acitivity Tracerメニューを順にクリックします。
    2. Tracerメニューをクリックします。
    3. 削除するTracerを選択し、[削除] ボタンをクリックします。
    4. Tracerの削除ポップアップで内容を確認し、[削除] ボタンをクリックします。
    参考

    Tracerが削除されてもObject Storageにエクスポートされたデータファイルは削除されません。

    Object Storageファイルの確認

    Object Storageにエクスポートしたデータファイルを確認する方法は以下のとおりです。

    1. NAVERクラウドプラットフォームコンソールでエクスポートした対象のバケットが属するリージョンを選択します。
    2. Services > Storage > Object Storage > Bucket Managementメニューを順にクリックします。
    3. エクスポートした対象バケットをクリックします。
    4. cat-tracerフォルダをクリックします。
      • エクスポートしたデータファイルを確認できます。
      • 詳細情報を確認するには、詳細情報を確認するファイルをクリックします。
      • ファイルをダウンロードするには、ダウンロードするファイルを選択して [ダウンロード] ボタンをクリックします。 Tracer設定に応じてJSONまたはCSVファイルがダウンロードされます。

    ダウンロードファイルのフィールドの詳細説明

    Object Storageからダウンロードしたファイルのフィールドについての詳細説明は、以下のとおりです。

    フィールド名説明
    actionリソース変更操作の名前createServerInstance
    actionResultTypeリソース変更操作実行の成否SUCCESS/FAIL
    actionSubAccountNoリソース変更操作を発生させたSub Account No(サブアカウントリスト照会APIのSubAccountNoフィールドと同じ値)10000
    actionUserTypeリクエストユーザーの区分
  • Customer:メインアカウント
  • Sub:サブアカウント
  • Customer/Sub
    domainCodeドメインコード(固定値)PUB
    eventTimeリソース変更操作が発生した時刻(epoch(Unix) time)1621584442893
    historyIdリソース変更操作の唯一のID60a74edddcee96b0dcba0e60
    nrn当該リソースを識別できる唯一のKey値nrn:PUB:Server:KR:14---33:Server/1---4
    productData当該リソースの詳細情報{"hostName":"test-server","asyncTaskUuid":"ae339ad9-6f46-...-537369cb1444","...":"..."}
    productDataStatus当該リソース変更操作が発生した後のリソースの状態running
    productName当該リソースのサービスコードServer
    regionCode当該リソースのリージョンコードKR
    regionName当該リソースのリージョン名Korea
    resourceType当該リソースのリソースタイプServer
    sourceIPリソース変更操作を発生させたクライアントIP1.1.1.1
    sourceSubTypeリソース変更イベントを発生させたリクエストの詳細区分AUTO_SCALING/INTERNAL
    sourceTypeリソース変更イベントを発生させたリクエストの区分CONSOLE/API/SYSTEM/ADMIN
    参考
    • CSVとJSONファイルのフィールドはすべて同じです。
    • CSVファイルはフィールド順序が変わる場合があるため、プログラムで変換する際はJSONファイルを利用することをお勧めします。

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