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Cloud InsightでCloud Data Streaming Serviceをモニタリング
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VPC環境で利用できます。
NAVERクラウドプラットフォームのCloud Insightを通じてCloud Data Streaming Serviceクラスタの性能と運用指標をモニタリングし、障害が発生した際に迅速に確認して対処できます。
事前作業
- Clusterの作成と管理を参考にしてCloud Data Streaming Serviceクラスタを作成します。
- Cloud Insightご利用ガイドを参考にしてCloud Insightの利用申込を行います。
ダッシュボードの構成
事前作業が完了したら、Cloud Data Streaming ServiceクラスタをモニタリングするためにCloud Insightコンソール画面でダッシュボードを作成し、ウィジェットを追加できます。
- NAVERクラウドプラットフォームコンソールのVPC環境でServices > Management & Governance > Cloud Insight(Monitoring) メニューを順にクリックします。
- [ダッシュボード作成] ボタンをクリックします。
- 作成画面が表示されたら、ダッシュボードの名前と説明を入力し、[作成] ボタンをクリックします。
- [ウィジェット追加] ボタンをクリックします。
- ウィジェットの名前を入力してウィジェットの種類を選択し、[次へ] ボタンをクリックします。
- このガイドでは、Time Seriesウィジェットを追加する方法を基準に説明します。
- ウィジェットのデータ設定情報を入力します。
- Product Type:Cloud Data Streaming Service(VPC) を選択
- Target:モニタリングする対象を選択
- グループ:ユーザーが構成したTargetグループの中から選択可能。 グループを作成する方法はTarget Group設定を参照。
- 保有リソース全体:全体Targetリストで選択可能
- Metric:モニタリングする項目を選択
- テンプレート:ユーザーが構成したテンプレートの中から選択可能。 テンプレートを作成する方法はRule Template設定を参照。
- すべてのメトリック:全体Metricリストで選択可能。 Metricを選択し、[選択項目追加] ボタンをクリック
- 設定データリストに追加されたモニタリング項目のDimension(属性)、Interval(集計周期)、Aggregation(集計関数)を設定します。
- データ設定が完了したら [次へ] ボタンをクリックします。
- 設定したウィジェットの内容を確認し、[作成] ボタンをクリックします。
- ダッシュボードにウィジェットが追加されているかを確認します。
- ウィジェットを通じてCloud Data Streaming Serviceクラスタをモニタリングできます。
- ウィジェットを通じてCloud Data Streaming Serviceクラスタをモニタリングできます。
Target GroupとRule Templateの設定
モニタリングの設定とウィジェットの管理を容易に行えるように、特定のモニタリング対象をグループ化し、また、特定のモニタリング項目(Metric)をテンプレートとして保存して使用できます。
Target Groupの設定
特定のモニタリング対象をグループ化する方法は以下のとおりです。
- NAVERクラウドプラットフォームコンソールのVPC環境でServices > Management & Governance > Cloud Insight(Monitoring) > Configuration > Templateメニューを順にクリックします。
- Target Groupタブで [Target Groupを作成] ボタンをクリックします。
- グループ作成画面が表示されたら、グループ情報を入力します。
- Product Type:Cloud Data Streaming Service(VPC) を選択
- グループ名、グループの説明:グループの名前と説明を入力
- 選択可能な監視対象:リストでモニタリングする対象を選択し、$アイコンをクリックします。
- [作成] ボタンをクリックします。
Rule Templateの設定
特定のモニタリング項目をテンプレートで保存する方法は以下のとおりです。
- NAVERクラウドプラットフォームコンソールのVPC環境でServices > Management & Governance > Cloud Insight(Monitoring) > Configuration > Templateメニューを順にクリックします。
- [Rule Template] タブをクリックし、[Rule Template作成] ボタンをクリックします。
- テンプレート作成画面が表示されたら、Product Typeを選択してテンプレート情報を入力します。
- Product Type:Cloud Data Streaming Service(VPC) を選択
- テンプレート名、説明:テンプレートの名前と説明を入力
- 画面下に表示されたタブでテンプレートに含めるモニタリング項目(Metric)を選択し、[次へ] ボタンをクリックします。
- 条件設定と確認段階で各項目のモニタリング条件を設定し、[保存] ボタンをクリックします。
- Dimension:モニタリング項目の属性(Cloud Data Streaming Serviceでは使用しない項目)
- Level:イベント発生時のレベル
- Condition:イベントの発生条件
- Method:モニタリング項目の集計関数
- Duration:持続時間
イベントの設定
モニタリングの対象と項目を選択し、モニタリングの条件と通知アクションを設定してイベントを作成できます。また、作成したイベントの状況を確認できます。
このガイドでは、イベントの通知アクションとして通知メッセージ送信を使用する方法を基準に説明します。 Integration、Cloud Functions、Auto Scalingポリシーなど他の通知アクションに関する詳細説明は、Cloud Insightご利用ガイドのEvent Ruleをご参照ください。
イベントを設定する方法は以下のとおりです。
- NAVERクラウドプラットフォームコンソールでServices > Management & Governance > Cloud Insight(Monitoring) > Configuration > Event Ruleメニューを順にクリックします。
- [Event Rules作成] ボタンをクリックします。
- 監視商品選択項目で Cloud Data Streaming Service(VPC) を選択し、[次へ] ボタンをクリックします。
- 監視対象の設定画面でモニタリングするグループを選択し、[次へ] ボタンをクリックします。
- グループを作成する方法は、Target Group設定をご参照ください。
- グループを作成する方法は、Target Group設定をご参照ください。
- 監視項目の設定画面でモニタリングするRule Templateを選択し、[次へ] ボタンをクリックします。
- Rule Templateを作成する方法は、Rule Template設定をご参照ください。
- Rule Templateを作成する方法は、Rule Template設定をご参照ください。
- 通知メッセージの送信タブで通知対象者グループを選択し、[次へ] ボタンをクリックします。
- 通知対象者グループを作成する方法は、対象者グループ作成をご参照ください。
- 通知対象者グループを作成する方法は、対象者グループ作成をご参照ください。
- 設定したイベントの内容を確認し、[作成] ボタンをクリックします。
クラスタ障害の検知に適したMetricリスト
Event Ruleに設定しておくとCloud Data Streaming Serviceクラスタの障害をすばやく検知できるMetric情報は、以下のとおりです。
指標 | タイプ | 単位 | 説明 | 推奨条件 |
---|---|---|---|---|
broker_node_count | FLOAT | num | Total number of running broker nodes. | < ブローカーノード数 |
kafka_process_status | FLOAT | num | Kafka Process Status(1: alive, 0: dead) | < 1 |
disk_free | FLOAT | num | Free storage space(GB) | < ブローカーノードストレージ容量の10% (100GBの場合、< 10) |
broker_node_count
Metricは、マネージャーノードにのみ記録されます。Target設定の際はご注意ください。