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Cloud Data Boxのシナリオ
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Classic/VPC環境で利用できます。
Cloud Data Boxを使用してNAVERの提供する豊富な検索結果、ショッピングデータ、AIデータを分析した後、その結果を業務に活用できます。Cloud Data Boxを使用してデータを分析し、その結果を作成するシナリオは以下のとおりです。
1. データボックスの作成
NAVERクラウドプラットフォームのコンソールで、使用するデータの種類とインフラサービスを選択してデータボックスを作成します。
データボックスを作成する方法はCloud Data Boxの作成をご参照ください。
2. データボックスへのアクセス設定
データ分析を行うためにSSL VPNにアクセスしてから、Connect Serverにアクセスする必要があります。また、分析ツールであるCloud HadoopとTensorFlowの設定を完了する必要があります。
データボックスへのアクセスのためのサーバ設定方法は、データボックスへのアクセス設定をご参照ください。
3. サンプルデータの照会と追加モジュールのインストール
作成されたインフラサービスにアクセスしてサンプルデータを確認した上で、データ分析に必要な追加モジュールをインストールします。データ供給の申込後には外部ネットワークとの通信が遮断されるため、データ供給の申込を行う前にデータボックスで使用する追加データの申込とモジュールのインストールを完了する必要があります。
インフラサービスにアクセスしてサンプルデータを照会する方法は、サンプルデータの照会をご参照ください。
4. データ供給申込
分析するデータを提供してもらうためにデータ供給の申込を行います。データ供給の申込を完了すると、申し込んだデータが保存されたNASがCloud HadoopとNcloud TensorFlow Serverに読み取り専用としてマウントされ提供されます。また、データ供給の申込後には外部ネットワークとの通信が遮断されます。
データ供給の申込方法についての説明は、データ供給をご参照ください。
5. ファイル持ち込みの申請
外部ネットワークとの通信が遮断された後、外部からのファイル持ち込みが必要な場合、ファイル持ち込みの申請を行ってデータボックスの作成時に申請したNASにファイルを持ち込みできます。
ファイル持ち込みの申請方法についての説明は、ファイルの持ち込み、持ち出しをご参照ください。
6. データの分析
データボックスのインフラサービスにアクセスし、提供されたデータを利用して分析活動を行います。データの分析方法についての説明は、各分析サービスのご利用ガイドを参照してください。
7. Insight Optionの申込
Insight Optionは、契約期間を通して申込日から2年前の1月から前月までの最新データを提供してもらう機能です。契約期間は12か月です。Cloud Data Boxを用いてデータ分析を行う際に最新データが必要な場合は、Insight Optionの申込を行ってください。
Insight Optionの申込方法についての説明は、データ供給をご参照ください。
8. Insight Pro Optionの申込
Insight Pro Optionは、Insight Optionを申し込んでから申し込むことができ、ユーザーグループ単位の検索とショッピングデータが追加で提供されます。
9. 分析結果持ち出しの申請
分析活動が完了してファイル持ち出しの申請を行うと、分析結果を持ち出しできます。オリジナルデータは持ち出しができず、分析結果のみ持ち出しできます。持ち出しを申請したファイルは、ユーザーのObject Storageバケットに提供されます。
ファイルの持ち出し方法についての説明は、ファイルの持ち込み、持ち出しをご参照ください。
10. データボックスの返却
データボックスを使用しなくなった場合、データボックスを返却します。Insight Optionを申し込んで契約期間が終了していない場合、契約の解除に対する違約金が請求されます。
データボックスを返却する方法についての説明は、Cloud Data Boxの利用開始をご参照ください。