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Document
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Classic/VPC環境で利用できます。
NAVERクラウドプラットフォームコンソールの CLOVA OCR > Domainでは、機械学習に基づいて文書の意味的構造を理解する特化モデルエンジンが実装され、入力情報(key-value)を自動抽出する Documentドメインを作成・管理できます。Document OCRは、領収証や身分証明書、名刺などには個人情報や要配慮情報が含まれている可能性があるため、事前申請・承認手続きを経てから提供されます。事前承認による個人情報や要配慮情報の安全な処理方法(Reference Architectureなど)を案内しています。
ここでは、Documentタイプのドメインを作成して使用する方法を説明します。ドメインリストを確認、削除、コピーする方法と、API Gatewayと連携する方法の詳細は、Domainをご参照ください。
ドメイン作成
サービスタイプが Templateのドメインを作成する方法は、次の通りです。
- Documentタイプのドメインを作成するには、先に特化モデルを設定します。特化モデルの使用申込を行って設定する方法は、特化モデル設定をご参照ください。
- 特化モデル別に最大2つのドメインを作成できます。
- NAVERクラウドプラットフォームコンソールの Regionメニューで、利用中のリージョンをクリックして選択します。
- Platformメニューから、VPCと Classicのどちらかをクリックして選択します。
- Services > AI Services > CLOVA OCRメニューを順にクリックします。
- Domainメニューをクリックします。
- [ドメイン作成] ボタンをクリックし、[特化モデル] ボタンをクリックします。
- ドメイン作成のポップアップが表示されたら、必要な情報を入力します。
- ドメイン名: 韓国語、英字の大小文字、中国語、日本語、記号の全角/半角( & 。_ - × 々)を使用して1~50文字まで入力し、重複有無を確認するために [チェック] ボタンをクリック
- ドメインコード: 英字の大小文字、記号(.?&。_-×々)を使用して空白を除いて1~50文字まで入力し、重複有無を確認するために [チェック] ボタンをクリック
- サービスタイプ: Documentを確認
- 認識モデル(Specific): ドメインで認識する特化モデルをクリックして選択
- 事業者登録証(JP): (個人/法人)事業者登録証、事業者登録証明、通信販売業申告証、営業申告証、印鑑証明書を認識
- クレジットカード(Global): カード番号と有効期限を抽出。縦型カード認識にも対応
- 領収証(JP): 店舗情報、決済内訳、支払方法、金額など主な情報を抽出
- 身分証明書(JP): 住民登録証、運転免許証、パスポートを(JPおよび Global)認識
- 名刺(KR/EN/JP): 氏名、会社名、部署、電話番号、住所、メールなどの入力情報を抽出
- サービスプラン: ドメインに適用するサービスプランをクリックして選択
- [ドメイン作成] ボタンをクリックします。
6.の各項目についての詳細説明は、Domainのドメインリストの確認をご参照ください。
特化モデル設定
Documentタイプのドメインを作成するには、先に特化モデルの使用申込を行う必要があります。特化モデルの使用申込は、NAVERクラウドプラットフォームコンソールで行います。コンソールで受理された事業提携申込は、NAVERクラウドプラットフォームの担当者が検討し、追加の確認事項や必要な作業などをまとめて返信することになります。NAVERクラウドプラットフォームが使用申込を承認完了するまで、一定期間(日)がかかる場合があります。特化モデルを申し込む方法は、次の通りです。
- NAVERクラウドプラットフォームコンソールの Regionメニューで、利用中のリージョンをクリックして選択します。
- Platformメニューから、VPCと Classicのどちらかをクリックして選択します。
- Services > AI Services > CLOVA OCRメニューを順にクリックします。
- Domainメニューをクリックします。
- [特化モデル設定] ボタンをクリックします。
- 特化モデルリストが表示されたら、特化モデル別に内容とステータスを確認します。
- 特化モデル: 特化モデルの種類
- サポート言語: 特化モデルで認識可能な言語の種類
- 詳細説明: 特化モデルについての説明
- 申込ステータス: 特化モデルの使用可否
- 利用可能: 特化モデルの使用申込が承認完了し、サービスタイプが Documentのドメインを作成できるステータス
- 承認待ち: 特化モデルの使用申込の承認有無を管理者が検討中のステータス
- 承認の差し戻し: 特化モデルの使用申込の承認が差し戻されたステータス
- 未申込: 特化モデルの使用申込が必要なステータス
- [特化モデルを申し込む] ボタンをクリックします。
- CLOVA OCR(特化モデル)サービス関連の技術的/管理的水準に関する合意書のポップアップが表示されたら、CLOVA OCRのサービス利用約款を読んでから同意します。 をクリックします。
- [確認] ボタンをクリックします。
- 特化モデル設定のポップアップが表示されたら、必要な情報を入力します。
- 特化モデル: 使用申込を行いたい特化モデルをクリックして選択
- 使用目的: 特化モデル使用申込の目的 例) 特化モデルの活用サービス(ショッピングモール、帳簿記帳など)/企業内部の文書管理/文書管理の委託/再販売/ソフトウェアやハードウェアの搭載/その他
- 使用時期: 特化モデルの使用期間 例) 00年00月
- 予想使用量: 予想される特化モデルの使用量 例) 事業者登録証(KR)の特化モデルに対し月30,000件の API呼び出しを行う
- 詳細内容: 実際の使用シナリオを中心に入力 例) ショッピングモールを運用、顧客カード登録時にクレジットカードの特化モデルを使用
- [確認] ボタンをクリックします。
- 特化モデルは、CLOVA OCRを利用中の場合にのみ申し込みできます。
- Sub Accountではなく、Mainアカウントで申し込みできます。
API Gateway連携
Document OCRの Invoke URLを設定するために API Gatewayを連携する方法は、次の通りです。
- NAVERクラウドプラットフォームコンソールの Regionメニューで、利用中のリージョンをクリックして選択します。
- Platformメニューから、VPCと Classicのどちらかをクリックして選択します。
- Services > AI Services > CLOVA OCRメニューを順にクリックします。
- Domainメニューをクリックします。
- Documentドメインの [API Gateway連携] ボタンをクリックします。
- Document OCRのポップアップが表示されたら、必要な情報を設定します。
- 連携方法の詳細は、Domainの API Gateway連携を参照
API呼び出し
Document OCRの Invoke Document設定を完了したら、Document OCRで提供する APIを呼び出して画像を入力し、認識値を返してもらえるようになります。APIの呼び出し方法は、以下のガイドをご参照ください。