Migration Management
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VPC環境で利用できます。
Migration Managementでは、Migrationタスクを作成して、マイグレーションに必要なタスクの各ステップを自動化できます。また、Migrationタスクの状態を確認し、必要に応じてタスクを再起動、停止、完了、削除できます。
データベースのマイグレーションはバックアップ、復旧、データ同期化のステップで行われます。
- バックアップ(Export): Source DBでデータバックアップ
- 復旧(Import): Target DBにデータ復旧
- データ同期化(Replication): Source DBと Target DBのデータを同期化
参考
- 復旧が完了すると、バックアップファイルは削除されます。
- MySQL DBのデータ復旧時、バイナリログサイズ増加予防のため、Target DBバイナリログサイズは1日間保存され、復旧が完了すると基本設定が適用されます。
- DB Userアカウントはマイグレーションにはなりません。直接 Target DBから作成します。(DB User管理を参照)
- Migrationタスクは、Test Connectionの時点で存在する Databaseのリストに限り行われます。Test Connection後の Migration進行中に追加で作成する Databaseに対しては整合性を保証しません。
- Migration Completed(=Replication完了)ステップの場合にユーザーがコンソールで、 [完了] ボタンをクリックしてから最終的に DBサービス移転が行えます。
マイグレーション準備
Migrationタスクを作成してマイグレーションを行う前に、次の事項を完了します。
- Source DBと Target DBのアクセス設定(Source DBと Target DBのアクセス設定を参照)
- Source DB Endpointの作成(Endpoint作成を参照)
- Target DBの状態の運用有無を確認
- Source DBで使用中のプロシージャ Definerアカウントがある場合、Target DBに IDとアクセス Hostが同じアカウントを作成(DB User管理を参照)
- Source DBの Configを変更した場合、Target DBに当該変更事項を適用(DB Config管理を参照)
- Target DBに Source DBと同じデータベースが存在する場合、Target DBのデータベースを削除
注意
Target DBに Source DBと同じデータベースが存在する場合、マイグレーションを行いません。Target DBに存在する同じ名前のデータベースを削除してから行ってください。
Migrationタスク作成
Migrationタスクを作成し、簡単に Source DBのデータを Target DBにマイグレーションできます。
参考
- Migrationタスクを作成する前に、マイグレーション準備を完了します。
- Migrationタスクを作成した後、すぐにマイグレーションが始まります。
- Migrationタスクが完了または削除されるまで、Target DBのコンソール操作、データの変更と入力はできません。(データ読み取りは可能)
- Migrationの Source DBに影響を与えず、マイグレーションを実行できます。
- Target DBでの Importing実行中に、Target DB上では別途バックアップの実行が制限されます。
Migrationタスクを作成する方法は、次の通りです。
- NAVERクラウドプラットフォームコンソールで、 Services > Database > Database Migration Service メニューを順にクリックします。
- Migration Management メニューをクリックします。
- [Migrationタスク作成] ボタンをクリックします。
- 次の情報を入力します。
- Migrationタスク名 : 希望する名前を入力
- Source DB : Source DB Endpointの Source DB IDを選択
- [Endpoint変更] : クリックして Endpointに設定した Source DBのアクセス情報を変更(アクセス情報に関する詳細は、Endpoint作成を参照)
- Endpoint URL 、 DB PORT 、 DB User : Source DB を選択する場合に、Endpointに設定した Source DB情報を表示
- Target DB : NAVERクラウドプラットフォームに作成した Target DBを選択
- [Test Connection] ボタンをクリックし、Source DBと Target DBの接続をテストします。
- テストに成功すると、 DBエンジンバージョン 、 GTID MODE の情報を自動入力
- エラー発生時、アラームポップアップを表示
- 次の情報を入力します。
- Backupタイプ : mysqldumpを自動入力
- Thread制限 : 1つを自動入力
- [Migrationタスク開始] ボタンをクリックします。
- 接続テストが完了すると、ボタンが有効になります。
- 通知ポップアップが表示されたら、 [確認] ボタンをクリックします。
- マイグレーションを開始します。
Migrationタスク情報確認
作成した Migrationタスクの情報を確認する方法は、次の通りです。
- NAVERクラウドプラットフォームコンソールで、 Services > Database > Database Migration Service メニューを順にクリックします。
- Migration Management メニューをクリックします。
- タスクリストで基本情報を確認するか、ご希望のタスクをクリックし、 タスク情報 を確認します。
- 基本情報
- タスク状態 : 現在のタスク状態
- 進行中 : マイグレーションが進行中の状態
- 異常終了 : エラー発生によりマイグレーションが異常終了した状態
- 停止 : ユーザーがマイグレーションを強制停止した状態
- 完了 : Source DBとの接続を完全に切断した状態であるため、再起動や前の状態に戻れない状態
- 実行ステップ : 現在実行中のタスクステップを表示。 タスク状態 が 実行中 の場合にのみ表示
- Exporting : Source DBのデータをバックアップ中
- Importing : Target DBへデータを復旧中
- Replication : Source DBと Target DBのデータを同期化中
- Source DB : ユーザーが設定した Source DBの ID
- Target DB : ユーザーが設定した Target DBの名前
- 開始日時 : マイグレーションを開始した時間
- 終了日時 : マイグレーションが完了した場合、終了日時を表示
- 経過時間 : マイグレーションが完了した場合はマイグレーションにかかった時間、進行中の場合は最初にマイグレーションを開始した時間から現在まで経過した時間を表示
- Migration容量 : Source DBのバックアップファイルのサイズ
- タスク状態 : 現在のタスク状態
- タスク情報
- Source DBエンジンバージョン : Source DBの DBMSタイプとバージョン
- Target DBエンジンバージョン : Target DBの DBMSタイプとバージョン
- Migration開始日時 : マイグレーションを開始した時間
- Migration終了日時 : マイグレーションが完了した場合、終了日時を表示
- Migration Status : 現在のタスク状態
- Target DB Server名 : Target DBサーバの名前
- 実行ステップ : タスク状態 が 実行中 の場合、各実行ステップの状態(タスク前、進行中、完了、Error)を表示
- Exporting : Source DBのデータバックアップの進捗状況
- Importing : Target DBへのデータ復旧の進捗状況
- Replication : Source DBと Target DBのデータ同期化の進捗状況
- 進捗状況が Error の場合、エラーを見る をクリックしてエラーの内容を確認
- 基本情報
参考
- バックアップと復旧中にエラーが発生した場合、エラー内容に対応した後にマイグレーションを再試行してください。
- Replicationステップで失敗した場合、Target DBのバックアップ実行が制限されます。
- Replicationまですべて完了した状態の場合、 [完了] ボタンをクリックして Target DBをサービス可能な状態にします。
Migrationタスク再開
異常終了または停止した Migrationタスクを再起動する方法は、次の通りです。
- NAVERクラウドプラットフォームコンソールで、 Services > Database > Database Migration Service メニューを順にクリックします。
- Migration Management メニューをクリックします。
- タスクリストで再起動するタスクをクリックし、 [再開] ボタンをクリックします。
- 通知ポップアップが表示されたら、 [確認] ボタンをクリックします。
- タスク状態 が 実行中 に変わります。
参考
- 異常終了を確認し、その原因を解決したにも関わらず、マイグレーションの再起動時に同じエラーメッセージが発生する場合は、マイグレーションを削除してから再作成してください。
Migrationタスク停止
進行中の Migrationタスクを停止する方法は、次の通りです。
参考
- バックアップ中または復旧中の場合、当該タスクがキャンセルされます。
- 停止後にも再起動できます。(Migrationタスク再開を参照)
- バックアップ中に停止した場合: 再開時に Source DBのデータバックアップを最初から再実行します。
- 復旧中に停止した場合: 再開時に Target DBのデータ復旧を最初から再実行します。
- NAVERクラウドプラットフォームコンソールで、 Services > Database > Database Migration Service メニューを順にクリックします。
- Migration Management メニューをクリックします。
- タスクリストで停止するタスクをクリックし、 [停止] ボタンをクリックします。
- 通知ポップアップが表示されたら、 [確認] ボタンをクリックします。
- タスク状態 が 停止 に変わります。
Migrationタスク完了
Source DBとのデータ同期化タスクを終了し、Target DBを操作できる状態に変更します。
- Migrationタスクの タスク状態 が 進行中 、 実行ステップ が Replication完了 の場合のみ操作できます。
参考
- Migrationタスク完了まで数分かかります。
- 完了後にマイグレーションが必要な場合、Migrationタスクの作成ステップから再起動します。
Migrationタスクを完了する方法は、次の通りです。
- NAVERクラウドプラットフォームコンソールで、 Services > Database > Database Migration Service メニューを順にクリックします。
- Migration Management メニューをクリックします。
- タスクリストで終了するタスクをクリックし、 [完了] ボタンをクリックします。
- 通知ポップアップが表示されたら、 [確認] ボタンをクリックします。
Migrationタスク削除
Migrationタスク情報を削除します。ただし、Migrationタスクの タスク状態 が異常終了、停止、または完了の場合にのみ削除できます。
注意
- 削除後には Migrationタスク情報を復旧できません。
- Migrationタスク情報に入力した Source DB情報は Endpoint Management メニューで確認できます。
Migrationタスク情報を削除する方法は、次の通りです。
- NAVERクラウドプラットフォームコンソールで、 Services > Database > Database Migration Service メニューを順にクリックします。
- Migration Management メニューをクリックします。
- タスクリストで情報を削除するタスクをクリックし、 [削除] ボタンをクリックします。
- 通知ポップアップが表示されたら、 [確認] ボタンをクリックします。
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