- 印刷する
- PDF
DB Server
- 印刷する
- PDF
最新のコンテンツが反映されていません。早急にアップデート内容をご提供できるよう努めております。最新のコンテンツ内容は韓国語ページをご参照ください。
Classic/VPC環境で利用できます。
DB Serverでは MySQL Serverを作成、削除するか、運用中の MySQL Serverリストを確認します。また、運用中の MySQL Serverのスペックを変更するか、管理者(User)のアカウントなどを管理します。
DB Server画面
MySQL Serverを利用するための基本的な説明は、次の通りです。
領域 | 説明 |
---|---|
① メニュー名 | 現在確認中のメニュー名と運用中の MySQL Server数 |
② 基本機能 | MySQL Serverの作成、Cloud DB for MySQLの詳細情報の確認、DB Serverリストのダウンロード、DB Server画面の更新 |
③ 作成後の機能 | 運用中の MySQL Serverの再起動、削除、モニタリング、管理 |
④ MySQL Serverリスト | 運用中の MySQL Serverリストと情報の確認 |
⑤ 検索 | MySQL Serverリストでサービス名でサーバを検索 |
MySQL Serverリスト確認(VPC)
作成して運用中の MySQL Serverリストで各サーバ別の情報を確認します。確認する方法は、次の通りです。
運用中のサーバが1台以上の場合、リストを確認できます。作成して運用中のサーバがない場合、DB Serverの画面にリストが表示されません。
- NAVERクラウドプラットフォームコンソールの VPC環境で、Services > Database > Cloud DB for MySQLメニューを順にクリックします。
- DB Serverメニューをクリックします。
- 作成した MySQL Serverリストが表示されたら、サマリー情報を確認するか、MySQL Serverをクリックして詳細情報を確認します。
- DBサービス名: MySQLサービス名で MySQL Serverをロール別に区分したグループ。一般的に1つの Master Server、Standby Master Server、多数の Slave Serverに構成されるサーバ群のことをいい、同じデータを持つ複数の MySQL Serverを1つの Serviceで呼ぶ
: クリックして Service名を変更
- DB Role: MySQL Serverのロール
- Master: 高可用性サポートを選択した場合の Master Server
- Standby Master: 高可用性サポートを選択した場合の Standby Serverで、Master Serverに障害が発生すると自動で Masterとしての機能を実行
- Stand Alone: 高可用性サポートを選択しなかった場合の単一 Server
- Recovery: バックアップで復元した読み取り専用の Serverとして、新規 DBサービス作成機能を通じて新しい DB Serverに変更可能
- MySQL Server名: MySQL Serverの名前
- MySQL Serverタイプ: MySQL Serverのサーバタイプ、空きメモリ
- Monitoring: モニタリング画面に移動
- DB Status: MySQL Serverの詳細を見る画面に移動
- DBアクセスポート: MySQL Serverが使用中のポート番号
- Multi Zone: Multi Zoneの使用有無を Yか Nで表示
- Privateドメイン: Privateドメインの情報
- Publicドメイン: 外部からアクセスできる Publicドメインの情報
- DB管理メニューの Publicドメイン管理機能で設定した場合のみ表示
- データストレージ: 使用中のデータストレージサイズ(空き容量)
- データストレージタイプ: 使用中のデータストレージの種類
- データストレージ容量: 使用中のデータストレージの使用量
- データストレージ暗号化適用: データストレージに保存する場合、暗号化の使用有無を Yか Nで表示
- Status/ステータス: MySQL Serverのステータス
- 作成中: ユーザーが入力した情報で MySQL Serverを作成しているステータス
- 設定中: ユーザーが入力した情報で MySQL Serverを作成、構成しているステータス
- 運用中: ユーザーが入力した情報で MySQL Serverの作成と設定が完了し、アプリケーションサーバから MySQLにアクセスできるステータス
- 削除中: ユーザーが入力した情報で作成した MySQL Serverを削除しているステータス
- 停止中: ユーザーが入力した情報で作成した MySQL Server起動を停止しているステータス
- 再起動中: ユーザーが入力した情報で作成した MySQL Serverを再起動しているステータス
- 復旧中(Standby Master): Standby Master Serverに障害が発生して、当該 Serverを交換中であり、Master Server運用には影響がないステータス
- Unknown: MySQL Serverに問題が発生して確認が必要なステータス
確認後、MySQL Server起動が必要な場合、「再起動」機能を利用
- 作成日時: MySQL Serverを作成した日付、サーバのステータスが作成中になった最初の時点
- 起動日時: MySQL Serverの運用を開始した日付、サーバのステータスが運用中になった最初の時点
- ACG: MySQL Serverで使用中の ACGの名前と ID
: クリックして Server > ACG画面に移動
- [ルールを見る] ボタン: クリックして適用した詳細ルールを確認
- Database Config: MySQL Serverに適用した Config
: クリックして、Database Config画面に移動
- サーバ世代: MySQL Serverをインストールしたサーバが属する世代の情報
- DBエンジンバージョン: Serverにインストールされた MySQLのバージョン情報
- DB License: Serverにインストールされた MySQLのライセンス情報
- VPC: MySQL Serverが使用中の VPC名
- Subnet: MySQL Serverが使用中の Subnet名
- 高可用性: 高可用性機能の使用有無を Yか Nで表示
- バックアップ保存日(バックアップ時間): バックアップ機能を使用中の場合、設定したバックアップファイル保存期間とバックアップ実行周期に関する情報
: クリックしてバックアップ機能の使用有無とファイル保存期間、実行周期を設定
- DBサービス名: MySQLサービス名で MySQL Serverをロール別に区分したグループ。一般的に1つの Master Server、Standby Master Server、多数の Slave Serverに構成されるサーバ群のことをいい、同じデータを持つ複数の MySQL Serverを1つの Serviceで呼ぶ
使用中のバックアップ機能の使用を解除すると、既存のバックアップファイルがすべて削除されます。
MySQL Serverリスト確認(Classic)
作成して運用中の MySQL Serverリストで各サーバ別の情報を確認します。確認する方法は、次の通りです。
運用中のサーバが1台以上の場合、リストを確認できます。作成して運用中のサーバがない場合、DB Serverの画面にリストが表示されません。
- NAVERクラウドプラットフォームコンソールの Classic環境で、Services > Database > Cloud DB for MySQLメニューを順にクリックします。
- DB Serverメニューをクリックします。
- 作成した MySQL Serverリストが表示されたら、サマリー情報を確認するか、MySQL Serverをクリックして詳細情報を確認します。
- DBサービス名: MySQLサービス名で MySQL Serverをロール別に区分したグループ。一般的に1つの Master Server、Standby Master Server、多数の Slave Serverに構成されるサーバ群のことをいい、同じデータを持つ複数の MySQL Serverを1つの Serviceで呼ぶ
: クリックして Service名を変更
- DB Role: MySQL Serverのロール
- Master: 高可用性サポートを選択した場合の Master Server
- Standby Master: 高可用性サポートを選択した場合の Standby Serverで、Master Serverに障害が発生すると自動で Masterとしての機能を実行
- Stand Alone: 高可用性サポートを選択しなかった場合の単一 Server
- Recovery: バックアップで復元した読み取り専用のサーバで、新規 DBサービスを作成するとサービスできる新しい DB Serverに変更可能
- MySQL Server名: MySQL Serverの名前
- MySQL Serverタイプ: MySQL Serverのサーバタイプ、空きメモリ
- Monitoring: モニタリング画面に移動
- DB Status: MySQL Serverの詳細を見る画面に移動
- DBアクセスポート: MySQL Serverが使用中のポート番号
- Zone: MySQL Serverが含まれている Zoneを表示
- Privateドメイン: Privateドメインの情報
- Publicドメイン: 外部からアクセスできる Publicドメインの情報
- DB管理メニューの Publicドメイン管理機能で設定した場合のみ表示
- データストレージ: 使用中のデータストレージサイズ(空き容量)
- データストレージタイプ: 使用中のデータストレージの種類
- データストレージ容量: 使用中のデータストレージの空き容量と使用量
- Status/ステータス: MySQL Serverのステータス
- 作成中: ユーザーが入力した情報で MySQL Serverを作成しているステータス
- 設定中: ユーザーが入力した情報で MySQL Serverを作成、構成しているステータス
- 運用中: ユーザーが入力した情報で MySQL Serverの作成と設定が完了し、アプリケーションサーバから MySQLにアクセスできるステータス
- 削除中: ユーザーが入力した情報で作成した MySQL Serverを削除しているステータス
- 停止: ユーザーが入力した情報で作成した MySQL Server起動を停止しているステータス
- 再起動中: ユーザーが入力した情報で作成した MySQL Serverを再起動しているステータス
- 復旧中(Standby Master): Standby Master Serverに障害が発生して、当該 Serverを交換中であり、Master Server運用には影響がないステータス
- 作成日時: MySQL Serverを作成した日付、サーバのステータスが作成中になった最初の時点
- 起動日時: MySQL Serverの運用を開始した日付、サーバのステータスが運用中になった最初の時点
- ACG: MySQL Serverで使用中の ACGの名前と ID
: クリックして Server > ACG画面に移動
- [ルールを見る] ボタン: クリックして適用した詳細ルールを確認
- Database Config: MySQL Serverに適用した Config
: クリックして、Database Config画面に移動
- DBエンジンバージョン: Serverにインストールされた MySQLのバージョン情報
- DB License: Serverにインストールされた MySQLのライセンス情報
- 高可用性: 高可用性機能の使用有無を Yか Nで表示
- バックアップ保存日(バックアップ時間): バックアップ機能を使用中の場合、設定したバックアップファイル保存期間とバックアップ実行周期に関する情報
: クリックしてバックアップ機能の使用有無とファイル保存期間、実行周期を設定
- DBサービス名: MySQLサービス名で MySQL Serverをロール別に区分したグループ。一般的に1つの Master Server、Standby Master Server、多数の Slave Serverに構成されるサーバ群のことをいい、同じデータを持つ複数の MySQL Serverを1つの Serviceで呼ぶ
使用中のバックアップ機能の使用を解除すると、既存のバックアップファイルがすべて削除されます。
MySQL Server作成(VPC)
VPC環境で MySQL Serverを作成する方法は、次の通りです。
- NAVERクラウドプラットフォームコンソールの VPC環境で、Services > Database > Cloud DB for MySQLメニューを順にクリックします。
- DB Serverメニューをクリックします。
- [DB Server作成] ボタンをクリックします。
- サービスの申し込み画面が表示されたら、次のステップを順に行います。
NAVERクラウドプラットフォームポータルのサービス > Database > Cloud DB for MySQLにある [ご利用の申し込み] ボタンをクリックすると、3.の画面にすぐに移動できます。
1. サーバ設定
設定値を入力して MySQLをインストールする Serverを作成する方法は、次の通りです。
- サーバの設定画面が表示されたら、DBMS種類でサーバにインストールする DBMSの種類とサーバが属する世代を確認します。
- インストールする MySQLのバージョンとライセンス情報を確認します。
- DBエンジンバージョン: NAVERクラウドプラットフォームで作成できる MySQLバージョン情報
- DBライセンス: NAVERクラウドプラットフォームで作成できる MySQLのオープンソースライセンス情報
- 作成するサーバの可用性のための追加オプションを設定します。
- 高可用性サポート: 障害発生時に自動復旧のための Failover機能の使用有無をクリックして選択
- 選択すると、Master Server、Standby Master Serverの2台の MySQL Serverで冗長化構成
- 選択すると、バックアップファイルの保存期間とバックアップ時間を設定(デフォルト値: 1日、自動)
- 選択すると、バックアップファイルの保存は解除不可
- 選択すると、追加料金が発生
- Standby Master Serverはユーザーが別途アクセス不可
- Multi Zone: 高度な高可用性の確保のために Master Serverと Standby Master Serverを2つの Zoneに各1台ずつ作成有無をクリックして選択
- 高可用性サポート: 障害発生時に自動復旧のための Failover機能の使用有無をクリックして選択
- MySQL Serverを作成するために必要な VPC、MySQL Serverの関連項目を設定します。
- VPC: サーバと MySQLの作成に使用する VPCを選択
- [更新] ボタン: 作成した VPCリストを最新バージョンで確認する場合にクリック
- [VPC作成] ボタン: 作成した VPCがないため、新規作成する場合にクリック
- Subnet: VPCアクセス時に使用する Subnetを選択
Publicドメインは Public Subnetに作成された DBサーバでのみご利用の申し込みができます。
DBサーバの作成後は Subnetを移行できません。- [更新] ボタン: 作成した Subnetリストを最新バージョンで確認する場合にクリック
- [Subnet作成] ボタン: 作成した Subnetがないため、新規作成する場合にクリック
- DB Serverタイプ: 作成する MySQL Serverタイプと、選択したサーバタイプに応じて空きメモリを選択
- データストレージ暗号化適用: ストレージに DBデータを保存する場合、暗号化の使用有無をクリックして選択
- 高可用性サポートを選択すると有効化
- MySQL Serverを作成した後は設定変更不可
- データストレージタイプ: DBデータを保存するストレージの種類を SSD、HDDの中からクリックして選択
- MySQL Serverを作成した後は設定変更不可
- データストレージ容量: DBデータを保存するストレージの容量を確認
- 最初に MySQL Serverを作成する時、10GBを割り当て
- データの増加に伴い、10GB単位で容量を自動で更新し、課金
- 最大6000GBまでサポート
- VPC: サーバと MySQLの作成に使用する VPCを選択
- Cloud DB for MySQLを利用すると適用される料金プランの情報を確認します。
- 料金プラン: 使用した時間によって料金が課金される時間プランが基本的に適用され、サーバスペック、ストレージ容量に合わせて変更
- 料金プランに関する詳細は、料金のご案内をクリック
- MySQL Serverを作成するために必要な残りの項目を設定します。
- DB Server名: 作成する MySQL Server名を入力
- 英小文字、数字、ハイフン(-)を使用して3~20文字で入力
- 先頭は英字、末尾は英字または数字
- サーバを区分するために、ユーザーが入力した名前の末尾に任意のテキストと3桁の数字を自動で割り当て 例) mysql-001-xxxx
- 重複使用不可
- DB Service名: 作成する MySQL Serverをロール別に区分した Group名を入力 例) mysql-service
- 韓国語、英数字、ハイフン(-)を使用して3~30文字で入力
- 重複使用不可
- Private Subドメイン: Privateドメインに追加する subドメインを入力
Slaveの追加、Recoveryの追加時にも同じ subドメインポリシーを追加します。- 英小文字、数字、ハイフン(-)を使用して3~15文字で入力
- 先頭は英字、末尾は英字または数字
- ACG設定: ACG(Access Control Group)は自動作成
- ACGの詳細設定は、コンソールの Server > ACGで可能
- DB Server名: 作成する MySQL Server名を入力
- [次へ] ボタンをクリックします。
2. DB設定
インストールする MySQLに関する情報を設定する方法は、次の通りです。
- DB設定画面が表示されたら、MySQL Serverを作成するために必要な項目を設定します。
- USER_ID: MySQL Server管理者アカウントの IDを入力
- 英数字、「_」、「-」の記号を使用して4~16文字で入力
- 先頭は英字
- 事前に定義した予約語は使用不可
- HOST(IP): MySQL Serverにアクセスする IPアドレスを入力
- すべてのアクセスを許可する場合に「%」を入力
- 特定 IPアドレスのアクセスのみ許可する場合、例) 123.123.123.123
- 特定の IPアドレス帯域のみ許可する場合、例) 123.123.%
- USERパスワード: MySQL Serverの管理者アカウントのパスワードを入力
- 英数字、記号をそれぞれ1文字以上含めて8~20文字で入力
- 記号の` & + \ " ' /とスペースは使用不可
- Password pluginが有効になった状態では pluginで設定したポリシーも満たします。
- DBアクセスポート: 作成する MySQL Serverにアクセスを許可する TCPポート番号を10000~20000の間で入力
- デフォルト値: 3306
- 一度指定したポート番号は変更不可
- 基本 DB名: 基本として作成する DB名を入力
- 英数字、「_」、「-」の記号を使用して1~30文字で入力
- 先頭は英字
- DB Config設定: NAVERで提供する最適化された基本設定を確認
- 詳細を見る > DB Configで内容を確認と変更可能
- DB log収集: errorログ、slow queryログの収集とビューア機能提供を確認
- Cloud Log Analytics連携
- USER_ID: MySQL Server管理者アカウントの IDを入力
- 作成するサーバのバックアップ使用の有無を設定します。
- Backup設定: バックアップの有無とバックアップファイルの保存、バックアップ時間を設定
- MySQL Serverの Backup設定を使用します。: バックアップ使用時にクリックして選択
- Backupファイル保存期間: 別途のバックアップストレージにバックアップファイルを保存する期間をクリックして選択
- 時点復旧のために Backupファイルは、最大設定された保存期間+24時間保存
- InnoDBエンジンで作成されたテーブルのバックアップのみサポート
- Backup時間: バックアップが行われる時間を自動とユーザー定義の中から選択
- 選択すると、使用した容量分だけ追加料金が発生
- 自動: 1日おきに自動でバックアップを開始
- ユーザー定義: 1日おきにユーザーが設定した時間+15分の間にバックアップを開始
- Backup設定: バックアップの有無とバックアップファイルの保存、バックアップ時間を設定
- [次へ] ボタンをクリックします。
- Cloud Log Analyticsご利用の申し込みが表示されたら内容を確認し、[確認] ボタンをクリックします。
- Cloud Log Analyticsのご利用の申し込みが必要な場合、[Cloud Log Analyticsご利用の申し込み] ボタンをクリック
- Cloud Log Analyticsに関する詳細は、Cloud Log Analyticsご利用ガイドをご参照
3. 最終確認
- 最終確認画面が表示されたら、設定したサーバ情報、DB情報、Backup情報を確認します。
- 設定を修正するには [戻る] ボタンをクリック
- [作成] ボタンをクリックします。
- DB Server画面のサーバリストで作成した MySQL Serverのステータスを確認します。
- 作成中: ユーザーが入力した情報で MySQL Serverを作成しているステータス
- 設定中: ユーザーが入力した情報で MySQL Serverを作成、構成しているステータス
- 運用中: ユーザーが入力した情報で MySQL Serverの作成と設定が完了し、アプリケーションサーバから MySQLにアクセスできるステータス
3.で最新のステータスを確認するには [更新] ボタンをクリックします。
作成中と設定中を経て実際に使用できる運用中になるまで、数分から数十分かかります。
MySQL Server作成(Classic)
Classic環境で MySQL Serverを作成する方法は、次の通りです。
- NAVERクラウドプラットフォームコンソールの Classic環境で、Services > Database > Cloud DB for MySQLメニューを順にクリックします。
- DB Serverメニューをクリックします。
- [DB Server作成] ボタンをクリックします。
- サービスの申し込み画面が表示されたら、次のステップを順に行います。
NAVERクラウドプラットフォームポータルのサービス > Database > Cloud DB for MySQLにある [ご利用の申し込み] ボタンをクリックすると、3.の画面にすぐに移動できます。
1. サーバ設定
設定値を入力して MySQLをインストールする Serverを作成する方法は、次の通りです。
- サーバの設定画面が表示されたら、DBMS種類でサーバにインストールする DBMSの種類を確認します。
- インストールする MySQLのバージョンとライセンス情報を確認します。
- DBエンジンバージョン: NAVERクラウドプラットフォームで作成できる MySQLバージョン情報
- DBライセンス: NAVERクラウドプラットフォームで作成できる MySQLのオープンソースライセンス情報
- MySQL Serverを作成するために必要な Zone、MySQL Serverの関連項目を設定します。
- Zone: MySQL Serverを作成する Zoneを選択
- Secure Zone: 強化されたセキュリティを提供する Secure Zoneにサーバの作成有無を選択
- NAVERクラウド Secure Zoneと連携
- 選択すると、ファイアウォールポリシーが適用される Secure Zoneにサーバを作成
- Secure Zoneは KR-2 Zoneを選択した場合のみ使用可能
- DB Serverタイプ: 作成する MySQL Serverタイプと、選択したサーバタイプに応じて空きメモリを選択
- データストレージタイプ: DBデータを保存するストレージの種類を SSD、HDDの中からクリックして選択
- MySQL Serverを作成した後は設定変更不可
- データストレージ容量: DBデータを保存するストレージの容量を確認
- 最初に MySQL Serverを作成する時、10GBを割り当て
- データの増加に伴い、10GB単位で容量を自動で更新し、課金
- 最大6000GBまでサポート
- 作成するサーバの可用性のために、高可用性サポートを設定します。
- 選択すると、Master Server、Standby Master Serverの2台の MySQL Serverで冗長化構成
- 障害発生時に自動復旧のための Failoverを実行
- 選択すると、バックアップファイルの保存期間とバックアップ時間を設定(デフォルト値: 1日、自動)
- 選択すると、バックアップファイルの保存は解除不可
- 選択すると、追加料金が発生
- Standby Master Serverはユーザーが別途アクセス不可
- Cloud DB for MySQLを利用すると適用される料金プランの情報を確認します。
- 料金プラン: 使用した時間によって料金が課金される時間プランが基本的に適用され、サーバスペック、ストレージ容量に合わせて変更
- 料金プランに関する詳細は、料金のご案内をクリック
- MySQL Serverを作成するために必要な残りの項目を設定します。
- DB Server名: 作成する MySQL Server名を入力
- 英小文字、数字、ハイフン(-)を使用して3~25文字で入力
- 先頭は英字、末尾は英字または数字
- サーバを区分するために、ユーザーが入力した名前の末尾に任意のテキストと3桁の数字を自動で割り当て 例) mysql-001-xxxx
- 重複使用不可
- DB Service名: 作成する MySQL Serverをロール別に区分した Group名を入力 例) mysql-service
- 韓国語、英数字、ハイフン(-)を使用して3~30文字で入力
- 重複使用不可
- ACG設定: ACG(Access Control Group)は自動作成
- ACGの詳細設定は、コンソールの Server > ACGで可能
- DB Server名: 作成する MySQL Server名を入力
- [次へ] ボタンをクリックします。
2. DB設定
インストールする MySQLに関する情報を設定する方法は、次の通りです。
- DB設定画面が表示されたら、MySQL Serverを作成するために必要な項目を設定します。
- USER_ID: MySQL Server管理者アカウントの IDを入力
- 英数字、「_」、「-」の記号を使用して4~16文字で入力
- 先頭は英字
- 事前に定義した予約語は使用不可
- HOST(IP): MySQL Serverにアクセスする IPアドレスを入力
- すべてのアクセスを許可する場合に「%」を入力
- 特定 IPアドレスのアクセスのみ許可する場合、例) 123.123.123.123
- 特定の IPアドレス帯域のみ許可する場合、例) 123.123.%
- USERパスワード: MySQL Serverの管理者アカウントのパスワードを入力
- 英数字、記号をそれぞれ1文字以上含めて8~20文字で入力
- 記号の` & + \ " ' /とスペースは使用不可
- DBアクセスポート: 作成する MySQL Serverにアクセスを許可する TCPポート番号を10000~20000の間で入力
- デフォルト値: 3306
- 一度指定したポート番号は変更不可
- 基本 DB名: 基本として作成する DB名を入力
- 英数字、「_」、「-」の記号を使用して1~30文字で入力
- 先頭は英字
- DB Config設定: NAVERで提供する最適化された基本設定を確認
- 詳細を見る > DB Configで内容を確認と変更可能
- DB log収集: errorログ、slow queryログの収集とビューア機能提供を確認
- Cloud Log Analytics連携
- USER_ID: MySQL Server管理者アカウントの IDを入力
- 作成するサーバのバックアップ使用の有無を設定します。
- Backup設定: バックアップの有無とバックアップファイルの保存、バックアップ時間を設定
- MySQL Serverの Backup設定を使用します。: バックアップ使用時にクリックして選択
- Backupファイル保存期間: 別途のバックアップストレージにバックアップファイルを保存する期間をクリックして選択
- 時点復旧のために Backupファイルは、最大設定された保存期間+24時間保存
- InnoDBエンジンで作成されたテーブルのバックアップのみサポート
- Backup時間: バックアップが行われる時間を自動とユーザー定義の中から選択
- 選択すると、使用した容量分だけ追加料金が発生
- 自動: 1日おきに自動でバックアップを開始
- ユーザー定義: 1日おきにユーザーが設定した時間+15分の間にバックアップを開始
- Backup設定: バックアップの有無とバックアップファイルの保存、バックアップ時間を設定
- [次へ] ボタンをクリックします。
- Cloud Log Analyticsご利用の申し込みが表示されたら内容を確認し、[確認] ボタンをクリックします。
- Cloud Log Analyticsのご利用の申し込みが必要な場合、[Cloud Log Analyticsご利用の申し込み] ボタンをクリック
- Cloud Log Analyticsに関する詳細は、Cloud Log Analyticsご利用ガイドをご参照
3. 最終確認
- 最終確認画面が表示されたら、設定したサーバ情報、DB情報、Backup情報を確認します。
- 設定を修正するには [戻る] ボタンをクリック
- [作成] ボタンをクリックします。
- DB Server画面のサーバリストで作成した MySQL Serverのステータスを確認します。
- 作成中: ユーザーが入力した情報で MySQL Serverを作成しているステータス
- 設定中: ユーザーが入力した情報で MySQL Serverを作成、構成しているステータス
- 運用中: ユーザーが入力した情報で MySQL Serverの作成と設定が完了し、アプリケーションサーバから MySQLにアクセスできるステータス
3.で最新のステータスを確認するには [更新] ボタンをクリックします。
作成中と設定中を経て実際に使用できる運用中になるまで、数分から数十分かかります。
MySQL Server再起動
MySQL Serverを簡単かつ便利に再起動します。再起動中のサーバにはアクセスできません。再起動する方法は、次の通りです。
- NAVERクラウドプラットフォームコンソールで、 Services > Database > Cloud DB for MySQLメニューを順にクリックします。
- DB Serverメニューをクリックします。
- 再起動する MySQL Serverをクリックし、[DB Server再起動] ボタンをクリックします。
- DB Server再起動のポップアップが表示されたら、再起動する MySQL Server名を確認し、[はい] ボタンをクリックします。
- DB Server画面の MySQL Serverリストで MySQL Serverのステータスを確認します。
- 停止中: MySQL Server起動を停止しているステータス
- 再起動中: MySQL Serverを再起動しているステータス
停止中と再起動中のステータスを経て実際に使用できる運用中になるまで、数分かかります。
MySQL Server削除
作成して運用中の MySQL Serverを削除します。
高可用性を使用している場合、Master Serverと Standby Master Serverが一緒に削除されます。Slave Serverが存在する場合、まず当該 DB Serviceのすべての Slave Serverを削除してから、Master Serverを削除できます。バックアップ機能を使用中の場合、バックアップファイルも一緒に削除されます。
MySQL Serverを削除する方法は、次の通りです。
- NAVERクラウドプラットフォームコンソールで、 Services > Database > Cloud DB for MySQLメニューを順にクリックします。
- DB Serverメニューをクリックします。
- 削除する MySQL Serverをクリックし、[DB Server削除] ボタンをクリックします。
- DB Server削除のポップアップが表示されたら、削除する MySQL Server名を入力し、[はい] ボタンをクリックします。
- DB Server画面の MySQL Serverリストで MySQL Serverのステータスを確認します。
- 削除中: MySQL Serverを削除しているステータス
- 削除中のステータスを経て実際にリストから削除されるまで、数分かかります。
MySQL Serverモニタリング
NAVERクラウドプラットフォームの Cloud DB for MySQLでは、ユーザーが運用中のサーバとデータのステータスを直観的に確認して効果的に管理できるように、サーバ別にダッシュボードを通じたモニタリングサービスを提供しています。
Monitoringの詳しい使用方法は、Monitoringをご参照ください。
作成して運用中の MySQL Serverのモニタリング画面に移動する方法は、次の通りです。
- NAVERクラウドプラットフォームコンソールで、 Services > Database > Cloud DB for MySQLメニューを順にクリックします。
- DB Serverメニューをクリックします。
- モニタリングする MySQL Serverをクリックし、[Monitoring] ボタンをクリックします。
- モニタリングするダッシュボードをクリックして選択します。
MySQL Server管理
作成した MySQL Serverを運用していると、作成時に設定したサーバまたは DBに関するオプションを変更する必要が生じます。Cloud DB for MySQLでは、既に作成した MySQL Serverでも簡単に数回クリックするだけで、いくつかのスペックを変更するか、アップグレードできるようにサポートしています。
MySQL Server管理は、基本的にサーバのステータスが運用中である場合に可能です。
作成して運用中の MySQL Serverを管理する方法は、次の通りです。
- NAVERクラウドプラットフォームコンソールで、 Services > Database > Cloud DB for MySQLメニューを順にクリックします。
- DB Serverメニューをクリックします。
- 管理する MySQL Serverをクリックし、[DB管理] ボタンをクリックします。
- 必要な管理をクリックして選択します。
DB Serviceの詳細を見る
選択した DB Service内の MySQL Serverが Swap Memoryを使用または未使用するように設定するか、DB Serviceを初期化します。
Swap Memory設定
選択した DB Serviceに含まれている MySQL Serverが Swap Memoryを使用または未使用するように設定するには、Swap Memory設定画面で [修正] ボタンをクリックして設定を変更し、[変更] ボタンと [保存] ボタンを順にクリックします。
Swap Memory設定を変更する場合、以下の事項を考慮してください。
- Swap Memory設定を変更すると、当該 DB Service内のすべての MySQL Serverが再起動します。
- Swap Memoryの容量は2GBに追加されます。
- Swap Memory設定変更は1台ずつ順に行われ、Server 1台に1分前後の時間がかかります。
- 高可用性 Serverの場合、サービスへの影響を最小化するために Master DB failoverを自動で実行します(タスク完了後に Master、Standby Master Roleが変更される)。
- 設定変更は、Recovery -> Slave -> Masterの順に行われます。
- 設定変更が行われる間、DBアクセスブロックによってサービスにアクセスエラーが発生し得るため、変更が完了するとサーバをチェックすることをお勧めします。
DB Service初期化
MySQL 8.0バージョンで lower_case_table_names DB Configの設定を変更する時に必要な DB Serviceの初期化を行います。
DB Serviceの初期化を実行する方法は、次の通りです。
初期化を実行した後、lower_case_table_names DB Configの設定を変更すると、その以前の時点にデータを復元できません。十分に検討した後、初期化と変更を行います。
MySQL 5.7バージョンは、DB Config管理メニューで lower_case_table_namesの設定を変更できます。
- すべてのテーブルを削除してから、1つの DBのみ小文字に維持します。
- DB Serviceの初期化画面で [修正] ボタンをクリックして設定を変更し、[変更] ボタンをクリックします。
- [保存] ボタンをクリックします。
- 確認のポップアップで [はい] ボタンをクリックします。
- 初期化が行われます。初期化が行われている間には、MySQL Serverにアクセスできません。
Password Plugin設定
- 作成した MySQL Server DBアカウントのパスワードの複雑性を設定するプラグインです。
- DBアカウントパスワードポリシーを設定し、パスワードセキュリティを向上できます。
- password_policy設定を変更すると、パスワード Config設定変数が自動変更されます。
- DB管理 > DB Serviceの詳細を見るをクリックします。
- Password Plugin設定画面で詳細設定値を [有効化] に変更し、config値を指定します。
- [保存] ボタンをクリックします。
- 確認のポップアップで DB Service名を確認し、[はい] ボタンをクリックします。
- 修正する config値がある場合に、有効化状態で当該 config値のみ変更し、[保存] ボタンをクリックします。
- プラグインを削除する場合に、詳細設定値を [無効化] に変更して [保存] ボタンをクリックします。
- Passwordプラグイン Config変数リスト
Config Name(設定変数名) | 説明 |
---|---|
validate_password_policy | パスワードの複雑性ポリシーの設定 Options: LOW | MEDIUM |
validate_password_length | パスワード長さの最小値の設定 |
validate_password_check_user_name | 有効にすると、パスワードに DBアカウントの名を使用不可 |
validate_password_mixed_case_count | パスワードに含まれる大文字の数を設定 ex) 1に設定すると、必ず大文字1個と小文字1個を含む |
validate_password_number_count | パスワードに含まれる数字の数を設定 |
validate_password_special_char_count | パスワードに含まれる nonalphanumeric文字数を指定 |
- Passwordプラグイン Config変数の詳細は、Password Plugin Config Variablesガイドをご参照ください。
- Passwordプラグインの config値は変更すると、すぐに既存のコネクションに適用されます。
- Passwordプラグインの設定時に Cloud DB for MySQL連携サービスに制約が発生する場合があります。
Audit Plugin設定
- DBで発生する DDL、Connectionに関するログを残すように設定するプラグインです。
- DBサーバにアクセスするアカウント情報を保存します。
- Auditプラグインは MySQL 8.0バージョンのみサポートしており、プラグインの設定後に DB再起動が必要です。
- DB管理 > DB Serviceの詳細を見るをクリックします。
- Audit Plugin設定画面で詳細設定値を [有効化] に変更し、config値を指定します。
- [保存] ボタンをクリックします。
- 確認のポップアップで DB Service名と内容を確認し、[はい] ボタンをクリックします。
- 修正する config値がある場合に、有効化状態で当該 config値のみ変更し、[保存] ボタンをクリックします。
- プラグインを削除する場合に、詳細設定値を [無効化] に変更して [保存] ボタンをクリックします。
- Auditプラグイン Config変数リスト
Config Name(設定変数名) | 説明 |
---|---|
audit_log_policy | audit log fileに記録するイベントの定義 Options: LOGINS | QUERIES | ALL |
audit_log_rotate_on_size | audit log fileの最大サイズ |
audit_log_rotations | ローテーションした audit log fileの中から保存する file数 |
Auditログ管理とバックアップ方法
- Cloud DB for MySQLで提供する audit log fileは、「audit_log」プラグイン設定時に、「audit_log_rotate_on_size」 config値と「audit_log_rotations」 config値によってローテーションします。
- ユーザーは audit log fileの postfix値と最後の修正日を参照し、audit log fileのバックアップと管理ができます
- 最後の修正日は既存の audit log fileがローテーションし、当該ログが作成された日付を基準とします。
Audit Logフィールドリスト
フィールド名 | 説明 |
---|---|
NAME | Audit Event名 |
RECORD | Audit Eventの unique ID |
TIMESTAMP | Audit Eventが発生した時間 |
CONNECTION_ID | Client connection ID |
STATUS | 実行したコマンドのステータス結果値 |
USER | Clientが送信した user値 |
PRIV_USER | サーバが clientを認証する時に使用した user値 |
OS_LOGIN | Authentication processで使用された外部 user名 |
PROXY_USER | Proxy user値 |
DB | アクセス時に指定した default DB |
COMMAND_CLASS | 実行された actionの type |
SQL_TEXT | 実際に実行された SQL文 |
- 収集したログは DB Serverログと同じ方式でファイルとして保存し、モニタリングページで照会できます。
- プラグインのインストールと削除、プラグイン config設定変更する時に、DB Serviceが自動で再起動して適用されます。
- 高可用性の構成時に、高可用性の維持のための Health check logを1時間に約1MB作成します。(Health check DBアカウント名: ha_admin)
ログは DBサーバデータストレージと Cloud Log Analyticsサービスを利用し、容量に関する追加費用が発生します。
MySQL Serverの詳細を見る
選択した MySQL Serverが正常に運用されているか、サーバに関する詳細情報を確認します。詳細は次の通りです。
詳細を見るタブ | 説明 | 項目 |
---|---|---|
Process list | 選択した MySQL Serverに現在アクセスしたセッションを確認 | - Session ID: セッションの固有番号 - USER: アクセスしたセッションのユーザー名 - HOST: アクセスしたセッションの HOST IPアドレス - DB: アクセスしたセッションの DB名 - Command: アクセスしたセッションが実行したコマンド - Time: コマンドの実行時間(秒) - State: アクセスしたセッションのステータス - Kill Session: 当該セッションを強制終了 - Kill Multiple Session: 選択したセッションをすべて強制終了 |
Replication (Standby Master, Slave Server) | 選択した MySQL Serverの Replicationに適用された Variable項目と値を確認 | Replicationステータス確認を参照 |
Variables | 選択した MySQL Serverに適用された変数項目と値を確認 | - Variables Name: 適用された変数項目 - Value: 変数値 |
Status | 選択した MySQL Serverのステータス変数項目と値を確認 | - Status Name: ステータス変数項目 - Status Value: 変数値 |
Database管理 | 選択した MySQL Serverに DBを追加または削除 | Database管理を参照 |
DB Config管理 | 選択した MySQL Serverの設定変更 | DB Config管理を参照 |
DB User管理 | 選択した MySQL Serverのユーザーを追加または削除 | DB User管理を参照 |
Backup設定管理 | 選択した MySQL Serverのバックアップファイルの保存期間とバックアップ実行時間を設定 | - Backupファイルの保存期間: 最小1日、最大30日 - Backup時間: 選択した時間から15分以内にバックアップを実行 |
DB Server Logs | 選択した MySQL Serverのログファイル情報を確認 | - Log Name: サーバのログファイル名 - File Size(Byte): サーバのログファイルのサイズ(バイト) - Last Modified: サーバのログファイルを最後に修正した日付 - Object Storageにエクスポートする: 選択したログファイルを Object Storageに保存(Secure Zoneに作成されたサーバの場合に、Secure Zone Firewallを参照して Object Storage Policy追加) - Log削除: 選択したログファイルを削除(Serverで使用中のログファイルは削除不可) |
- Object Storageにエクスポートする時に、バケットのロックを解除し、適切なアクセス制御と ACL設定が必要です。
- Object Storageにエクスポートを完了するまで、数分かかります。
Object Storageのご利用の申し込み時に、別途料金が発生します。Object Storageの紹介と料金プランについての説明は、NAVERクラウドプラットフォームポータルのサービス > Storage > Object Storage メニューをご参照ください。
ユーザー提供 Stored Procedureを通じた Kill Process実行
Master Serverと Slave Serverで DDL権限を持つユーザーアカウントとして、Stored Procedure形式の Kill Processを実行できます。既存のプロセス IDに対してのみ KILLが可能で、システムアカウントが実行中のプロセスの KILLはできません。USER名「agent」、「radmin」、「ha_admin」、「repl_admin」、「system user」は制限されます。
ユーザー提供の Stored Procedureを通じて Kill Processを実行するには、以下のコマンドを実行します。
mysql> CALL sys.ncp_kill_session(セッション ID);
- KILL Connection機能をユーザーが super権限で可能にしたプロシージャ
mysql> CALL sys.ncp_kill_query(セッション ID);
- KILL Query機能をユーザーが super権限で可能にしたプロシージャ
Replicationステータス確認
Standby Master、Slaveサーバに対して Replicationヘルスチェックし、Replicationエラーが発生した Queryをスキップするように対処するか DBを再インストールできます。Master Serverに Write実行時間が長くなる Queryがあったり、多すぎる Writeタスクが発生する場合、Replicationの遅延が発生することがあります。Replication画面の詳細は、次の通りです。
- MySQLの
show slave status;
コマンド結果と同じです。 - Replication遅延があると、アラームが発生するように Eventメニューで設定できます。
- Standby Masterサーバの場合に、DB Status
アイコンを通じて当該ページに移動できます。
Variables Name / Value
Replicationの変数項目と値を表示します。
[Skip Replication Error] ボタン
Replicationエラーが発生した Queryをスキップします。ただし、スキップ中に Master Serverとデータが合致しない場合があるため、データが同じように維持されるように保障するには、次の順に行うことをお勧めします。
- Standby Masterサーバの場合
- 当該 Standby Master DBの再インストール
- Slaveサーバの場合
- 新しい Slave追加と現在の Slave削除
- 当該 Slave DBの再インストール
[Standby Master再インストール] ボタン
Standby Master DBを再インストールします。DBの再インストール作業は Master DBでデータをバックアップし、Standby Master DBを再構成します。完了するまでコンソール操作はできず、データのサイズに応じて数分から数時間かかります。
[Slave DB再インストール] ボタン
Slave DBを再インストールします。再インストールが行われる間、Slave Serverにはアクセスできません。再インストールを行っても Slave Serverのアクセスドメインは変更されません。
[実行中のバイナリログを見る] ボタン
実行中のバイナリログを確認します。Replicationが正常に実行される場合、「There is no binary log running.」文言が表示され、遅延や中断が生じた場合、現在実行中のバイナリログが表示されます。
Database管理
選択した MySQL Serverに DBを追加するか、作成した DBを削除できます。DBは最大1000個まで追加でき、追加と削除のタスクは一度に10個までです。
DB追加と作成のタスクを行うには、[Database追加] ボタンをクリックして DBを追加するか、作成された DB行の [削除] ボタンをクリックして DBを削除します。
ユーザー提供 Stored Procedureを通じた DB追加
DDL権限を持つユーザーアカウントで Stored Procedure形式の DB追加機能を使用して Master Serverでより便利に DBを追加できます。そのアカウントは追加された DBに関するすべての権限を持ち、GRANT
コマンドを通じて他のユーザーアカウントにその DBに関する権限を付与できます。追加した DBは、接続された Slave Serverにも自動作成されます。
ユーザー提供の Stored Procedureを通じて DBを追加するには、以下のコマンドを実行します。
mysql> CALL sys.ncp_create_db('作成する DB名[必須]','Character Set[選択]','Collation[選択]');
--ユースケース
① character set、collationすべてユーザーが指定
mysql> CALL sys.ncp_create_db('testdb','utf8','utf8_general_ci');
② character set、collationは mysqlサーバ default設定で指定
mysql> CALL sys.ncp_create_db('testdb','','');
③ character set: ユーザー指定、collation: mysqlサーバ default設定
mysql> CALL sys.ncp_create_db('testdb','utf8','');
Slave Server追加
高可用性設定を使用する MySQL Serverには Slave Serverを追加できます。1台の Master Serverごとに最大10台の Slave Serverを追加でき、追加した Slave Serverは NAVERクラウドプラットフォームの Load Balancerと連携して読み取り負荷を分散するように設定できます。
- Stand Alone Serverは Slave Serverを追加できません。
- 読み取り負荷分散に関する詳細は、読み取り負荷分散設定をご参照ください。
Slave Serverは Master Serverと同じ設定値が作成されます。
- MySQL Serverタイプ
- データストレージタイプ
- データストレージ容量
- DB Config設定値
Slave Serverも Master Serverと同じ料金が請求され、使用した時間で課金します。Slave Serverを追加する方法は、次の通りです。
- Slave DB Server追加のポップアップが表示されたら、Master Serverと Slave Server情報を確認します。
- Multi Zoneを構成する場合、Slave Serverを作成するサブネットを選択します。
- Multi Zoneを構成する場合、Slave Serverを作成するサブネットを選択します。
- [はい] ボタンをクリックします。
- DB Server画面の MySQL Serverリストで作成した Slave Serverのステータスを確認します。
- 作成中: ユーザーが入力した情報で Slave Serverを作成しているステータス
- 設定中: ユーザーが入力した情報で Slave Serverを作成、構成しているステータス
- 運用中: ユーザーが入力した情報で Slave Serverの作成と設定が完了し、アプリケーションサーバから Slave Serverにアクセスできるステータス
Multi Zone構成変更(VPC)
選択した Master Serverを他の Zoneに作成できます。変更する方法は、次の通りです。
- Multi Zone構成変更のポップアップが表示されたら、編集のために必要な情報を確認するか、入力します。
- [はい] ボタンをクリックします。
- Multi Zone未使用の場合: Multi Zone使用に変更
- Multi Zone使用の場合: Multi Zone未使用に変更
- DB Server画面の MySQL Serverリストで MySQL Serverのステータスを確認します。
- 設定中: ユーザーが入力した情報で MySQL Serverを作成、構成しているステータス
- 運用中: ユーザーが入力した情報で MySQL Serverの作成と設定が完了し、アプリケーションサーバから MySQL Serverにアクセスできるステータス
高可用性設定変更
選択した MySQL Serverを Stand Aloneまたは高可用性構成に変更できます。変更する方法は、次の通りです。
- 高可用性設定変更のポップアップが表示されたら、サーバ基本情報を確認します。
- 既存の高可用性設定が Yの場合は Stand Aloneに、既存の高可用性設定が Nの場合は高可用性に設定できます。
- 高可用性構成に変更する場合は、Multi Zoneの使用有無をクリックして選択します。
選択すると、Primary DB 1台と Secondary DB 1台をそれぞれ別の Zoneに作成し、より高い可用性を提供します。
- 高可用性構成に変更する場合は、Multi Zoneの使用有無をクリックして選択します。
- [はい] ボタンをクリックします。
- DB Server画面の MySQL Serverリストで MySQL Serverのステータスを確認します。
- 設定中: ユーザーが入力した情報で MySQL Serverを作成、構成しているステータス
- 運用中: ユーザーが入力した情報で MySQL Serverの作成と設定が完了し、アプリケーションサーバから MySQL Serverにアクセスできるステータス
MySQL Serverスペック変更
作成した MySQL Serverのサーバスペックを変更します。サーバスペックの変更時に Master、Standby Master、Slave、Recovery Serverがすべて変更されます。スペックをアップグレードすると、追加料金が発生します。
サーバスペックをアップグレードすると、サーバが再起動します。再起動中はアクセスできません。データの確認は再起動の完了後に行うことをお勧めします。
スペックを変更する方法は次の通りです。
- Serverタイプが同じ MySQL Server内でのみスペックを変更できます。
- DB Serverスペック変更のポップアップが表示されたら、現在のサーバスペックを確認します。
- 変更するサーバスペックをクリックして選択します。
- [保存] ボタンをクリックします。
- DB Server画面の MySQL Serverリストでスペックを変更した MySQL Serverのヘルスチェックをします。
- 設定中: ユーザーが入力した情報で MySQL Serverを構成しているステータス
- 運用中: ユーザーが入力した情報で MySQL Serverの設定が完了し、アプリケーションサーバから MySQL Serverにアクセスできるステータス
DB Config管理
作成した MySQL Serverの様々な設定を変更します。変更した設定値は DB Service全体に適用され、一部 Config変数は変更時に DB Serviceが自動で再起動してから適用されます。変更する方法は、次の通りです。
DB Server詳細を見る > DB Config管理メニューでも同じように実行できます。
Database Configのポップアップが表示されたら、編集のために必要な情報を確認するか、入力します。
- Config Name: 設定変数名
- Config Value: 変数値
参考Config変数設定に関する詳細は、MySQL公式文書(英字)をご参照ください。
[追加] ボタンをクリックします。
- 追加した設定変数を修正する場合: [修正] ボタンをクリック
- 追加した設定変数を削除する場合(デフォルト値に設定する場合): [削除] ボタンをクリック
[保存] ボタンをクリックします。
DB Server画面の MySQL Serverリストで Configを変更した MySQL Serverのヘルスチェックをします。
- 設定中: ユーザーが入力した情報で MySQL Serverを構成しているステータス
- 運用中: ユーザーが入力した情報で MySQL Serverの設定が完了し、アプリケーションサーバから MySQL Serverにアクセスできるステータス
- 設定した Config値が適していない場合、MySQL Serverが正常に動作しない場合があります。設定する前に、Config変数の動作を十分熟知してから適用します。正しくない設定でサーバの動作に問題が発生した場合、カスタマーサポートまでお問い合わせください。
- DB Config管理を通じてログ(binary、error、slow、general log)を収集するように設定すると、当該 DBサーバのデータストレージ領域に保存し、使用量に応じて料金が発生します。
Publicドメイン管理
Publicドメインを申し込んで、NAVERクラウド外部から MySQL Serverにアクセスできるように設定するか、設定した Publicドメインを解除します。Publicドメインを設定した場合、外部と通信するデータはネットワーク使用量として課金されます。
Publicドメインを設定または設定解除するには、Publicドメイン管理をクリックし、表示されるポップアップで [はい] ボタンをクリックします。
DB User管理
MySQL Serverを作成する時に、サーバを使用するアカウントの IDとパスワードを基本として作成します。ただし、サーバを運用しているとユーザーを追加するか、既存ユーザーアカウントのパスワードを再設定する状況が発生することがあります。または、ユーザーアカウントの削除が必要な場合もあります。Cloud DB for MySQLではサーバを使用するユーザーアカウントの追加、修正、削除を簡単に行える User管理機能を提供します。User管理機能でユーザーアカウントを変更した結果は、 DB Service全体に適用されます。ユーザーアカウントは最大1000個まで追加できます。
- Master Server、Stand Alone Serverでのみ使用できます。
- DB Server詳細を見る > DB User管理メニューでも同じように実行できます。
ユーザーアカウントを追加、削除したり、既存管理者アカウントのパスワードを変更する方法は、次の通りです。
DB User管理のポップアップが表示されたら、ユーザーアカウントに必要なタスクを行います。
- ユーザーアカウントの追加: USER_ID、HOST(IPアドレス)、DB権限、パスワードに情報を入力し、[DB User追加] ボタンをクリック
- すべての DB権限は system DBの execute権限を含む
- CRUD権限は READ権限を含み、DDL権限は READ、CRUD権限を含む
- プロシージャの照会は権限に関係なく、すべてのアカウントで実行可能(MySQL公式文書(英字)を参照)
- ユーザーアカウント削除: 削除するユーザーアカウントの行で [削除] ボタンをクリック
- ユーザーアカウントパスワード修正: 修正するユーザーアカウントの行で [修正] ボタンをクリックして修正し、[保存] ボタンをクリック
- ユーザーアカウントの追加: USER_ID、HOST(IPアドレス)、DB権限、パスワードに情報を入力し、[DB User追加] ボタンをクリック
[保存] ボタンをクリックします。
DB Server画面の MySQL Serverリストで Userを設定した MySQL Serverのヘルスチェックをします。
- 設定中: ユーザーが入力した情報で MySQL Serverを構成しているステータス
- 運用中: ユーザーが入力した情報で MySQL Serverの設定が完了し、アプリケーションサーバから MySQL Serverにアクセスできるステータス
- ユーザーアカウントを削除する場合、削除されたアカウントを使用しているアプリケーションはアクセスできないことにご注意ください。
- コンソールで許可しない文字で DB Userを作成した場合は、コンソールで修正と削除できません。DBサーバに直接アクセスし、変更します。
Cloud DB for MySQL管理アカウント
ユーザーの仮想マシンに使用される Cloud DB for MySQLの管理アカウントの情報は、次の通りです。
アカウント名 | アカウントの説明 |
---|---|
radmin | コンソールでユーザーがリクエストした内容を、実際のデータベースに適用するアカウント |
ha_admin | Master DBに障害が発生する場合、Auto Failoverされる時に使用されるデータベースアカウント |
repl_admin | MySQL Slaveサーバとの同期のための Replicationアカウント |
agent | データベースのモニタリングメトリクスを収集するアカウント |
- 管理アカウントと同じアカウント名を持つ USER_IDは使用できません。
- 管理アカウントを修正または削除する場合、Cloud DB for MySQLサービス機能の使用に制限が発生します。
特定テーブルにのみ権限を持つアカウント作成
特定テーブルにのみ権限を持つようにユーザーアカウントを追加するには、DDL権限を持つユーザーアカウントを作成してから、当該アカウントにアクセスして新規アカウントを作成します。
DDL権限を持つユーザーアカウントでアクセスした状態で新規アカウントを作成するには、以下のコマンドを実行します。
create user '[ユーザー名]'@'[HOST IPアドレス]' identified by '[パスワード]';
grant SELECT on [DB名].[テーブル名] to '[ユーザー名]'@'[HOST IPアドレス]';
flush privileges;
-- ユースケース
create user 'test'@'1.1.1.1' identified by 'test123';
grant SELECT on test_db.test_table to 'test'@'1.1.1.1';
MySQL Serverでアカウントを直接作成する方法に関する詳細は、MySQL公式文書(英字)をご参照ください。
Cloud DB for MySQLアカウントパスワードの有効期限切れ
ユーザーは DBアカウントにパスワードの有効期限切れの期間を直接設定できます。
- 有効期限切れの期間は日数(DAY、1~65535)でのみ設定できます。
- 有効期限切れの期間は、アカウントが作成された時点またはアカウントのパスワードが最後に変更された時点を基準にします。
- 有効期限切れの設定は、DDL権限を持つユーザーアカウントでのみ実行できます。
- 有効期限切れの解除は、DDL権限を持つユーザーアカウントで実行する場合は自分と他のユーザーに、CRUDと READ権限を持つユーザーアカウントで実行する場合は自分にのみ実行できます。
パスワードの有効期限切れの設定時に、以下のコマンドを実行します。
# 実行即時に有効期限切れを設定
CREATE USER '[ユーザー名]'@'[HOST IPアドレス]' IDENTIFIED BY '[パスワード]' PASSWORD EXPIRE;
ALTER USER '[ユーザー名]'@'[HOST IPアドレス]' PASSWORD EXPIRE;
ㅤ
# ユーザーが指定した値に設定
CREATE USER '[ユーザー名]'@'[HOST IPアドレス]' IDENTIFIED BY '[パスワード]' PASSWORD EXPIRE INTERVAL [ ] DAY;
ALTER USER '[ユーザー名]'@'[HOST IPアドレス]' PASSWORD EXPIRE INTERVAL [ ] DAY;
パスワードの有効期限切れの解除時に、以下のコマンドを実行します。
ALTER USER '[ユーザー名]'@'[HOST IPアドレス]' IDENTIFIED BY '[パスワード]';
- 上記の構文で有効期限切れを解除すると、パスワードの有効期限切れの期間は過去に設定した lifetimeの値に再設定します。
パスワードに設定された有効期限切れの期間を照会するには、以下のコマンドを実行します。
SELECT password_last_changed, password_lifetime
FROM mysql.user
WHERE user='[ユーザー名]' AND host='[HOST IPアドレス]';
- password_last_changed: アカウントの作成またはパスワードを最後に変更した時点
- password_lifetime: パスワードに設定された有効期限切れの期間
- password_last_changed + password_lifetime : パスワードが有効期限切れになる時点
- password_lifetimeが「0」の場合、パスワードはいかなる場合でも有効期限切れになりません。
- password_lifetimeが「NULL」の場合、自動で MySQLサーバのデフォルト値を持ちます。現在、Cloud DB for MySQLのデフォルト値は「0」です。
以下のアカウントのパスワードの有効期限切れを設定すると、Cloud DB for MySQLが正常に動作しない場合があります。
- ha_admin, repl_admin, agent, radmin, MySQL.*
- jdbcを使用する場合、有効期限切れ日が過ぎたアカウントを再利用するには、jdbcの「disconnectOnExpiredPasswords」を falseに設定してログインし、有効期限切れ期間の設定を解除すると使用できます。
- MySQL 5.7 disconnect on expired password参考ガイド(英字)
- MySQL 8.0 disconnect on expired password参考ガイド(英字)
DBアカウント情報をインポートする
アカウント情報のインポートを実行すると、MySQL Serverでユーザーが直接作成したユーザーアカウントの情報をコンソールで確認して削除できます。
DBアカウント情報をインポートする方法は、次の通りです。
- アカウント情報をインポートする MySQL Serverを選択し、DB管理 > DB Server詳細を見る > DB User管理メニューを順にクリックします。
- [DBアカウントをインポートする] ボタンをクリックします。
- 確認のポップアップで [インポートする] ボタンをクリックします。
DB Server Log設定変更
作成した MySQL Serverのログローテーションと保存設定を変更できます。変更すると、DB Service全体に適用されます。変更する方法は、次の通りです。
- DB Server Log設定変更のポップアップが表示されたら、以下の内容をリファレンスして設定を変更します。
- Log: サーバログ名を確認
- Log Rotate: ログローテーションが毎日またはサイズ別に実行されるように設定
- Log file: 保存するログファイルの数
- [保存] ボタンをクリックします。
- DB Server画面の Serverリストで Server Logを設定した MySQL Serverのヘルスチェックをします。
- 設定中: ユーザーが入力した情報で MySQL Serverを構成しているステータス
- 運用中: ユーザーが入力した情報で MySQL Serverの設定が完了し、アプリケーションサーバから MySQL Serverにアクセスできるステータス
Master DB Failover
Master Serverに障害が発生した場合、ユーザーが直接 Failover機能を使用して Standby Master Serverに移行できます。移行時に約2分がかかり、移行中にサーバアクセスはできません。移行方法は次の通りです。
- Master DB Failoverのポップアップが表示されたら、案内情報を確認します。
- [はい] ボタンをクリックします。
- DB Server画面の MySQL Serverリストで DB Failoverを設定した MySQLのヘルスチェックをします。
- 設定中: ユーザーが入力した情報で MySQL Serverを構成しているステータス
- 運用中: ユーザーが入力した情報で MySQL Serverの設定が完了し、アプリケーションサーバから MySQL Serverにアクセスできるステータス
MySQL Engine Upgrade
MySQL Engineのマイナーバージョンをアップグレードします。バージョンアップは DB Service全体に適用し、Recovery -> Slave -> Master順に1台ずつアップグレードを実行します。アップグレードを実行する間にサーバアクセスはできず、Master Serverは Standby Master Serverに移行してサービスアクセスブロックを最小限に維持します。
MySQL Engineのマイナーバージョンをアップグレードするには、 MySQL Engine Upgradeをクリックし、表示されるポップアップでアップグレードするバージョンを選択して [はい] ボタンをクリックします。
DB Server名変更
選択した MySQL Server名を変更します。DBサーバリストのすべての DB Server名が変更され、サーバ名の末尾に自動で作成される部分は変更されません。DBサーバ名を変更する間、すべてのサーバを停止してから行うため、名前が変更される間は DBサーバへのアクセスが制限されます。
変更する方法は、次の通りです。
サーバ名が変更されると、変更前の DBサーバログは照会できません(Monitoring > DB Logs)。
- DB Server名変更のポップアップが表示されたら、DB Server名の変更ターゲットと現在のサーバ名を確認します。
- 変更後の DB Server名を入力します。
- 英小文字、数字、ハイフン(-)を使用して3~20文字で入力
- 先頭は英字、末尾は英字または数字
- 重複使用不可
- [はい] ボタンをクリックします。
- DB Server画面の Serverリストで DB Server名を設定した MySQL Serverのヘルスチェックをします。
- 設定中: ユーザーが入力した情報で MySQL Serverを構成しているステータス
- 運用中: ユーザーが入力した情報で MySQL Serverの設定が完了し、アプリケーションサーバから MySQL Serverにアクセスできるステータス
読み取り負荷分散設定
MySQL Serverにかかる読み取り負荷を分散するために、NAVERクラウドプラットフォームの Load Balancerを申し込んで、Slave Serverに接続できます。ロードバランサを作成して作成したロードバランサが正常にアクセスできるように、MySQL Serverの ACGに設定を追加する順に行います。
- Load Balancerのご利用の申し込み時に、別途料金が発生します。Load Balancerの紹介と料金プランに関する説明は、NAVERクラウドプラットフォームポータルのサービス > Storage > Load Balancer メニューをご参照ください。
- Slave Serverのみロードバランサに接続でき、同じ DB Serviceに属する Slave Serverのみ1つのロードバランサでまとめることができます。
ここでは、Load Balancerの設定方法を簡単に説明します。Load Balancerの設定方法に関する詳細は、Load Balancerご利用ガイドをご参照ください。
ロードバランサ作成(VPC)
NAVERクラウドプラットフォームコンソールの VPC環境でロードバランサを作成する方法は、次の通りです。
- Cloud DB for MySQLの負荷分散は、ネットワークロードバランサとネットワークプロキシロードバランサで実行します。
- アプリケーションロードバランサで Cloud DB for MySQLの負荷分散はできません。
ここでは、ロードバランサの作成方法を簡単に説明します。作成方法の全過程の詳しい内容は、以下のガイドをご参照ください。
- NAVERクラウドプラットフォームコンソールの VPC環境で、 Services > Networking > Load Balancerメニューを順にクリックします。
- [ロードバランサ作成] ボタンをクリックし、ロードバランサタイプを選択します。
- 参考の Load Balancerご利用ガイドを参照してロードバランサの作成に必要な情報を入力し、[次へ] ボタンをクリックします。
- ロードバランサリスナーを追加し、[次へ] ボタンをクリックします。
- Target Groupを選択し、[次へ] ボタンをクリックします。
- 設定情報を確認し、[ロードバランサ作成] ボタンをクリックします。
Multi Zoneに作成された複数の Slave Serverも、1つのロードバランサにまとめて MySQL Serverにかかる読み取り負荷を分散できます。1つのロードバランサドメインとして、各 Slave Serverにアクセスできます。方法は次の通りです。
- 5.の Target Group作成時に zone1と zone2にそれぞれ作成された複数の Slave Serverを1つの Target Groupにまとめます。
ロードバランサ作成(Classic)
NAVERクラウドプラットフォームコンソールの Classic環境でロードバランサを作成する方法は、次の通りです。
ここでは、ロードバランサの作成方法を簡単に説明します。作成方法の全過程の詳しい内容は、Classic Load Balancer作成ガイドをご参照ください。
- NAVERクラウドプラットフォームコンソールの Classic環境で Services > Networking > Load Balancerメニューを順にクリックします。
- [ロードバランサ作成] ボタンをクリックします。
- 参考の Load Balancerご利用ガイドを参照してロードバランサの作成に必要な情報を入力し、[次へ] ボタンをクリックします。
- ネットワークタイプは Private IPアドレスを選択します。
Public IPアドレスネットワークタイプを選択した場合に、サーバを追加すると DB Serverが表示されません。 - ロードバランサの設定は以下のように設定します。
- プロトコル: TCP
- ロードバランサポート: 使用するロードバランサのポート番号
- サーバポート: アクセスする DB Serverのポート番号
- Client IPを確認する場合、Proxy protocolをチェックできます。
ロードバランサ IPアドレスで DB Userを作成した場合、Proxy Protocolを有効にするとアクセスできません。
- ネットワークタイプは Private IPアドレスを選択します。
- ロードバランサに適用するサーバを追加し、[次へ] ボタンをクリックします。
- 設定情報を確認し、[ロードバランサ作成] ボタンをクリックします。
ACG設定
DBサーバの ACG(Access Control Group)に ACGルールを追加し、ロードバランサが正常にアクセスできるようにします。設定方法は次の通りです。
ここでは、ACGの設定方法を簡単に説明します。ACGの設定方法に関する詳細は、ACGご利用ガイドをご参照ください。
- NAVERクラウドプラットフォームコンソールで、Services > Compute > Serverメニューを順にクリックします。
- ACGメニューをクリックします。
- MySQLサーバの ACG名を選択し、[ACG設定] ボタンをクリックします。
- ロードバランサアクセスのために、以下の ACGルールを入力します。
- プロトコル: TCP
- アクセスソース
- VPC: ロードバランサのサブネットの IPアドレスの帯域
- Classic: ncloud-load-balancer
- 許可ポート: MySQL Serverポート
- [追加] ボタンをクリックします。
- [適用] ボタンをクリックします。
ロードバランサ確認
作成されたロードバランサの詳細情報とアクセス情報を確認します。アクセス情報は、ロードバランサによるアクセスのための IPアドレスを確認し、読み取り分散のためのアクセス時に使用します。
Classic環境の場合、適用サーバの接続ステータスが成功と表示されるか確認します。確認する方法は、次の通りです。
- NAVERクラウドプラットフォームコンソールの Classic環境で Services > Networking > Load Balancerメニューを順にクリックします。
- 確認するロードバランサを選択します。
- [ロードバランサのヘルスチェック] ボタンをクリックし、ヘルスチェックをします。
- ステータスが成功と表示されない場合、ACGの設定をもう一度ご確認ください。
- ステータスが成功と表示されない場合、ACGの設定をもう一度ご確認ください。