一般的な問題

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Classic/VPC環境で利用できます。

Object Storageサービスの利用中に次のような問題が発生することがあります。問題ごとの原因と解決方法を確認し、適切に対処してください。

アップロードエラー

暗号化設定が適用されたバケットにファイルをアップロードする際にエラーが発生します。

原因

メインアカウントの API Keyを使用して暗号化設定が適用されたバケットまたはオブジェクトに対してアップロード APIを呼び出す場合、権限関連のエラーが発生することがあります。

解決方法

メインアカウントの API Keyでアップロード APIを呼び出していないことをご確認ください。サブアカウントを作成してからサブアカウントの API Keyを使用してリクエストします。より詳しい説明は、暗号化設定サブアカウントの作成と管理をご参照ください。

複数のファイルのアップロード、ダウンロード

  • コンソールで複数のファイルを一度にダウンロードしたり、アップロードできません。
  • コンソールでファイルが1つずつのみアップロードされます。
  • コンソールでファイルが1つずつのみダウンロードされます。

原因

コンソールではバケット内のファイルを1個単位でのみアップロード、ダウンロードできます。

解決方法

複数のファイルを一度にアップロードまたはダウンロードするには、S3ブラウザを使用する必要があります。S3ブラウザで連携して設定する方法は、次の通りです。

  1. API認証キー作成と Amazon S3との連携を参照して S3ブラウザを連携します。
  2. S3ブラウザを実行します。
  3. Menu > Account > Add New Accountメニューを順にクリックします。
  4. 次のように設定します。
    • Account Type: S3 Compatible Storage
    • REST Endpoint: kr.object.ncloudstorage.com
    • Access Key ID: NAVERクラウドプラットフォームアカウントの Access Key IDを入力
    • Secret Access Key: NAVERクラウドプラットフォームアカウントの Secret Access Keyを入力
    • Use secure transfer(SSL/TLS): 選択
  5. [Task] タブで正常に接続されるかを確認します。
  6. ファイルのアップロード/ダウンロードを行います。
参考

Access Key IDと Secret Access Keyは、NAVERクラウドプラットフォームコンソールの My Account > アカウントとセキュリティ管理 > セキュリティ管理 > アクセス管理メニューで確認できます。

404 NoSuchKeyエラー

404 NoSuchKeyエラーが発生します。

原因

実際に保存されるキー値に記号が含まれていたり、空白とパスの前に「/」が含まれている場合、エラーが発生する可能性があります。

解決方法

正確なオブジェクト名を確認する必要があります。オブジェクト名を確認する方法は、次の通りです。

  • APIで確認するには、ListObjectsV2 APIを呼び出します。
  • CLIで確認するには、次のようにコマンドを入力します。
    aws s3api --endpoint-url=https://kr.object.ncloudstorage.com list-objects-v2 --bucket <bucket_name> --query 'Contents[].Key'
    
    参考

    詳細は、Object Storage CLIガイドをご参照ください。

  • 返されるオブジェクトが多い場合は、 --prefix オプションを使用して結果をフィルタリングします。

ファイルアクセス権限

最上位フォルダが「公開」であるにもかかわらず、ファイルアップロード時にアクセス権限がないというメッセージが表示されます。

原因

オブジェクトがアップロードされるフォルダの権限と関係なく、ファイルのアップロード時に「公開しない」状態でファイルがアップロードされます。ファイルの公開権限が「公開しない」の場合、当該エラーが発生することがあります。

解決方法

S3 APIなどを通じてオブジェクトをアップロードした後、オブジェクトのアクセス制限設定を「public-read」に変更します。

  • オブジェクトに適用する ACLの設定方法は、PutObjectACLをご参照ください。
  • アクセス制限リストは、Object Storage APIガイドのアクセス制御リスト(ACL)をご参照ください。

コンソールでオブジェクトをアップロードする場合は、アップロードのポップアップで [権限とメタデータの設定] ボタンをクリックすると、公開の有無を選択できます。

CORSエラー

CORS(Cross-origin resource sharing)エラーが発生します。

原因

CORS設定に問題がある場合に発生します。

解決方法

CLIでバケットの CORS設定を確認してテストする方法は次の通りです。

  1. CORSルール照会
    次のコマンドを実行して CORS設定が正しく構成されているかを確認します。
    aws --endpoint-url=https://kr.object.ncloudstorage.com s3api get-bucket-cors --bucket <bucket_name>
    
  2. CORS設定テスト
    curlを通じて OPTIONリクエストを送信し、Originヘッダと Access-Control-Request-Methodヘッダを設定して CORS設定を確認します。
    i https://kr.object.ncloudstorage.com/<bucket_name>/<object_name> -H "Access-Control-Request-Method: <method>" --request OPTIONS -H "Origin: <origin>"
    
  3. レスポンス確認
    レスポンスヘッダに Access-Control-Allow-Origin ヘッダと Access-Control-Allow-Methods ヘッダがあるかを確認します。
    例えば、次のようなヘッダがある場合、CORSリクエストが許可されたことを意味します。
    Access-Control-Allow-Origin: <origin>
    Access-Control-Allow-Methods: <method>

APIで CORS設定を確認する方法は、OptionsObjectCORS APIガイドをご参照ください。

Access Deniedエラー

Java SDKを利用して Object storageにファイルをアップロードすると Access Deniedエラーが発生します。

原因

APIでファイルをアップロードしてバケットを作成する際、権限がない状態で作成されたために発生する問題です。

解決方法

  • ファイルアップロードまたはフォルダ作成時にアクセス制御リスト(ACL)を設定できます。詳細は、PutBucketACLをご参照ください。
  • アップロードしたオブジェクトの公開設定は、コンソールからフォルダ単位で行えます。詳細は、Java用 AWS SDKをご参照ください。

バケット削除後に Multiplart-uploadが残る問題

バケットを削除しましたが、マルチパートアップロード(Multiplart-upload)が残っています。

原因

マルチパートアップロードを完了しない場合、残りのファイルがバケットに残ります。バケット容量に含まれて課金されるため、不完全なマルチパートのオブジェクトを削除します。

解決方法

APIを呼び出し、不完全なマルチパートオブジェクトを確認して削除する方法は次の通りです。

  1. アップロードがキャンセルされたり、完了していないマルチパートアップロード情報を照会します(ListMultipartUploadsを参照)。
  2. マルチパートアップロード中に完了していないアップロードを停止してから削除します(AbortMultipartUploadを参照)。

CLIで未完了のマルチパートアップロードを確認して削除する方法は、未完了のマルチパートアップロード削除をご参照ください。

Cloud Advisorサービスを使用すると、不完全なマルチパートアップロードオブジェクトの通知を受信できます。

データ削除不可

Object Storageのデータが削除されません。

原因

オブジェクトロック状態のデータの場合、データを削除できません。

解決方法

オブジェクトロック状態のデータは削除できず、オブジェクトロックは有効期限が切れるまで解除できません。データを削除できないため、退会時にも影響しますので、データをオブジェクトロックする前にご注意ください。

参考

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