Cloud Insightでモニタリング

VPC環境で利用できます。

NAVERクラウドプラットフォームの Cloud Insightと連携して Search Engine Serviceで作成したクラスタの性能およびオペレーティング指標をモニタリングします。監視条件により通知を設定し、クラスタに障害が発生した場合は迅速に対処します。

ダッシュボードとウィジェット作成

Cloud Insightのダッシュボードを利用して Search Engine Serviceで作成したクラスタの指標を一目で確認できます。さまざまなウィジェットを追加して、ダッシュボードを便利に構成します。

Cloud Insightで Search Engine Serviceのクラスタをモニタリングするためのダッシュボードとウィジェットを作成する方法は次の通りです。

1. NAVERクラウドプラットフォームコンソールで Services > Management & Governance > Cloud Insight (Monitoring) メニューをクリックします。
2. Dashboardメニューをクリックします。
3. [ダッシュボードを作成] ボタンをクリックします。
4. 作成ポップアップが表示されたらダッシュボードの名前を入力し [作成] ボタンをクリックします。
5. [ウィジェット追加] ボタンをクリックします。
6. ウィジェットの名前を入力してウィジェットの種類を選択し、[次へ] ボタンをクリックします。
7. 設定情報を入力してから [次へ] ボタンをクリックします。
   • Product Type: Search Engine Service(VPC) を選択します。
   • Target: 監視対象を選択します。
     • グループ: 監視対象グループを選択します。 [監視グループ作成] ボタンをクリックしてグループ作成をします。
     • 保有リソース全体: Search Engine Serviceで作成したリソースから選択します。
   • Metric: モニタリング項目を選択します。
     • テンプレート: 監視テンプレートを選択します。[監視テンプレート作成] ボタンをクリックしてテンプレート作成をします。
     • 全体メトリクス: 全体モニタリング項目の中から選択します。(全体モニタリング項目は商品リスト 参考)
   • 設定データリスト: 選択したモニタリング項目のディメンション(属性)、照会周期、集約方法を選択します。
8. 設定したウィジェットの内容を確認し、[作成] ボタンをクリックします。
   • ダッシュボードにウィジェットが追加します。

監視条件および通知設定

Cloud Insightの Event Ruleを作成して、Search Engine Serviceのクラスタに対する監視条件および通知を設定します。Event 発生時、通知を受けるよう設定し、クラスタ障害に迅速に対処します。

Cloud Insightで監視ルールを作成し、イベント発生時に通知が発生するよう設定する方法は次の通りです。

1. NAVERクラウドプラットフォームコンソールで Services > Management & Governance > Cloud Insight (Monitoring) メニューをクリックします。
2. Configuration > Event Ruleメニューを順にクリックします。
3. [Event Rules作成] ボタンをクリックします。
4. Search Engine Service(VPC)をクリックした後、[次へ] ボタンをクリックします。
5. 監視対象を設定して [次へ] ボタンをクリックします。
   • グループをみる: 監視対象グループを選択します。[グループ作成] ボタンをクリックしてグループを作成します。
   • 全体をみる: Search Engine Serviceで作成したリソースの中で監視対象を選択します。
6. 監視項目を設定して [次へ] ボタンをクリックします。

   • テンプレートを見る: 監視テンプレートを選択します。[テンプレート作成] ボタンをクリックしてテンプレートを作成します。

   • 全体をみる: 全体モニタリング項目の中で監視項目を選択し、イベント発生条件を設定します。

   • 次のメトリクスに対して Event Ruleを設定すると、クラスタの障害をすばやく検出します。

     メトリクス	データタイプ	単位	設定	設定権限条件
     cluster_node_count	FLOAT	num	オペレーティング中のノード数	< 全体ノード数
     elasticsearch_process_status	FLOAT	num	Elasticsearch Process 状態 1: alive 0: dead	< 1
     disk_free	FLOAT	num	ストレージ余裕容量(GB)	< データノードストレージ容量の10% (例) ストレージ容量が100GBの場合, < 10)

7. [通知メッセージ送信] タブでイベント発生時、通知対象者グループと通知方法の設定をして [次へ] ボタンをクリックします。
   • [通知対象者グループ作成] ボタンをクリックすると通知対象者グループを作成する Notification Recipientメニューページを実行します。(対象者グループ作成を参照)
8. ルール名を入力し設定情報を確認した後、[作成] ボタンをクリックします。