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Cluster
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VPC環境で利用できます。
Clusterメニューでは Search Engineクラスタを作成し管理します。様々なサーバタイプおよびストレージ容量を選択して、クラスタを作成しデータノードを追加できます。また、Kibana または OpenSearch Dashboards 接続パスワードを変更したり、SSH接続認証キーを変更および管理します。
Cluster画面
Search Engine Service 利用のための Clusterメニューの基本的な説明は次の通りです。
領域 | 説明 |
---|---|
① メニュー名 | 現在確認中のメニュー名、保有するクラスタの数 |
② 基本機能 | クラスタ作成(クラスタ作成を参照)、Search Engine Service詳細情報確認、ページを更新します。 |
③ 作成後の機能 | |
④ 検索領域 | |
⑤ クラスタリスト | 照会中のクラスタリスト |
クラスタを作成
クラスタを作成する方法は次の通りです。
ノードサーバをインストールする VPCとサブネットを先に作成します。VPCとサブネット作成に関する詳細は VPC(Virtual Private Cloud) を開始するをご参照ください。
- NAVERクラウドプラットフォームコンソールで Services > Big Data & Analytics > Search Engine Service メニューを順にクリックします。
- Cluster メニューをクリックします。
- [Cluster作成] ボタンをクリックします。
- クラスタの作成画面が表示されたら、以下の手順を順に行います。
1. クラスタの設定
作成するクラスタの設定情報を入力します。
- クラスタ設定情報を入力します。
- クラスタ名: クラスタ名を入力します。
- Search Engineのバージョン: Search Engineのバージョンを選択します。
- 選択した Search Engineバージョンによって以下の情報を入力します。
- Elasticsearchを選択した場合
- Kibana HTTP Port: Kibanaの HTTPポート入力します。(9300, 9090は指定不可)
- Kibanaアクセス権限: Kibana アクセス時使用する ID、パスワードを入力します。
- Kibana接続 IDは今後変更できません。
- OpenSearchを選択した場合
- Dashboard Port: OpenSearch Dashboardsのポートを入力します。(9300, 9090は指定不可)
- Search Engineのアクセス情報: OpenSearch Dashboardsおよびデータアクセス時に使用する ID、パスワードを入力します。
- IDは今後変更できません。
- Elasticsearchを選択した場合
- [次へ] ボタンをクリックします。
2. ノードの設定
作成するクラスタのノードを設定します。
ノードタイプに関する説明は Search Engine Service の構成および Search Engine Service の用語をご参照ください。
ノード設定情報を入力します。
- OSタイプ: ノードサーバの OSを選択します。
- VPC: ノードサーバをインストールする VPCを選択します。
- : 保有した VPCリストの更新をします。
- [VPC作成] ボタン: VPCを作成する VPC Management メニューに移動します。
- マネージャノードの Subnet: マネージャノードサーバをインストールするサブネットを選択します。
- VPCで選択した VPCに属したサブネットの中から選択します。
- : 保有したサブネットリストを更新します。
- [Subnet 作成] ボタン: サブネットを作成する Subnet Management メニューに移動します。
- マネージャノードの二重化: 選択時、マネージャノードサーバが二重化します。
- マネージャノードサーバタイプ: マネージャノードのサーバタイプを選択します。
- マスター専用ノードの有効化: マスター専用ノードの作成をするかしないかを選択します。
- 選択をした場合、マスター専用ノード設定項目が有効になります。
- 選択をしない場合、データノードがマスターノードの役割をします。
- マスター専用ノードの Subnet: マスターノードサーバをインストールするサブネットを選択します。
- VPCで選択した VPCに属した Private Subnetの中から選択します。
- : 保有したサブネットリストを更新します。
- [Subnet 作成] ボタン: サブネットを作成する Subnet Management メニューに移動します。
- マスター専用ノード数: マスター専用ノードの個数を3つまたは5つに設定します。(デフォルト: 3つ)
- マスター専用ノードのサーバタイプ: マスターノードのサーバタイプを選択します。
- データノード Subnet: データノードサーバをインストールするサブネットを選択します。
- VPCで選択した VPCに属した Private Subnetの中から選択します。
- : 保有したサブネットリストを更新します。
- [Subnet 作成] ボタン: サブネットを作成する Subnet Management メニューに移動します。
- データノード数: データ専用ノードの個数を最小3つから最大10に設定します。(デフォルト: 3つ)
- データノードサーバタイプ: データノードサーバのタイプを選択します。
- データノードストレージ容量(SSD): データノード1つあたりのストレージ容量の選択します。
- OSストレージではなく別のブロックストレージを使用します。
- 最小100GB、最大2000GBまで10GB単位で選択できます。
- 料金プラン: 料金案内をクリックして Search Engine Serviceの料金体系を確認できるサービス紹介ページに移動します。
[次へ] ボタンをクリックします。
3. 認証キーの設定
マネージャノードに SSH接続時、使用する認証キーを設定します。
- 保有中の認証キーを選択したり、新しい認証キーを作成してください。
- 保有中の認証キーを利用: 使用する認証キーを選択します。
- 新しい認証キーを作成: 認証キーの名前を入力して [認証作成および保存] ボタンをクリックして認証キーをローカル PCに保存します。
- [次へ] ボタンをクリックします。
4. 最終確認
設定内容を確認してクラスタを作成します。
- 設定内容を確認してから [クラスタ作成] ボタンをクリックします。
- Cluster作成中ポップアップ画面が表示されたら [確認] ボタンをクリックします。
- 作成が完了すると、サーバとクラスタの状態が実行中に表示されます。
- クラスタの作成にかかる時間は数分から数十分くらいかかります。
- マネージャノードに SSHを接続するためには追加で ACGルールを設定してください。(マネージャノードに SSH接続を参照)
クラスタ情報の確認
作成したクラスタの詳細情報を確認する方法は、次の通りです。
- NAVERクラウドプラットフォームコンソールで Services > Big Data & Analytics > Search Engine Service メニューを順にクリックします。
- Cluster メニューをクリックします。
- 対象クラスタをクリックして情報を確認してください。
- クラスタ名: クラスタの名前
- サーバの状態: ノードサーバの状態
- クラスタの状態: クラスタの状態(クラスタの状態を参照)
- Search Engine Port: Search Engineの HTTP ポート
- Dashboard Port: Kibana または OpenSearch Dashboards 接続ポート
- Search Engineのバージョン: クラスタにインストールした Search Engineのバージョン
- OSバージョン: ノードサーバにインストールした OSのバージョン
- VPC: クラスタがインストールした VPCです。
- データノードストレージ容量: データノードストレージ総容量
- マネージャノード ACG , マスターノード ACG, データノード ACG: 各ノードに設定した ACG
- : ACGルールを設定する ACGメニューに移動
- [ルールを見る] ボタン: ACGで設定したルールを確認
- マネージャノードタイプ、マスターノードタイプ、データノードタイプ: 各ノードのサーバタイプ
- クラスタノードリスト: [詳細を表示] ボタンをクリックして、クラスタに含まれたノードリストと情報を確認
- 認証キー: マネージャノードの SSH接続時に使用される認証キー
- : 認証キーの管理をポップアップウィンドウに表示(認証キーの管理参照)
- [ショートカット]ボタン: クリックして認証キーの変更(クラスタ直接接続認証キー変更を参照)
- マネージャノードの SSH接続: [接続ガイド] ボタンをクリックしてマネージャノードサーバ SSH接続方法を確認(マネージャノードに SSH接続を参照)
- マネージャノード Subnet、マスターノード Subnet、データノード Subnet: 各ノードがインストールされたサブネット
- マネージャノード数、マスターノード数、データノード数: 各ノードの個数
- 作成日時: クラスタを作成した日付と時間
クラスタの管理
作成したクラスタのデータノードを追加したり、Kibana または OpenSearch Dashboards接続パスワードを変更できます。
データノードの追加
作成したクラスタにデータノードを追加する方法は次の通りです。
- データノードを追加中は Search Engineインストールおよび再起動のためにクラスタの接続が遮断します。
- データノード追加を完了した後、実際に反映されるまで数分から数十分がかかります。
- NAVERクラウドプラットフォームコンソールで Services > Big Data & Analytics > Search Engine Service メニューを順にクリックします。
- Cluster メニューをクリックします。
- 対象のクラスタを選択します。
- [クラスタ管理] ボタンをクリックした後、データノード追加をクリックします。
- データノードの追加のポップアップウィンドが表示されたら、 または をクリックして追加するデータノードの数を設定します。
- データノード削減はできず、一度に最大10個まで追加できます。
- [確認] ボタンをクリックします。
- データノード追加ポップアップが表示されたら [確認] ボタンをクリックします。
- サーバとクラスタの状態が変更中と表示され、追加が完了すると稼働中の表示になります。
接続パスワード初期化
Kibana または OpenSearch Dashboards 接続パスワードを初期化する方法は次の通りです。
- Kibana および OpenSearch Dashboards使用方法の詳細は Kibana および OpenSearch Dashboards を使用するをご参照ください。
- 接続パスワードを初期化した後、変更したパスワードが実際に反映されるまで数分かかります。
- NAVERクラウドプラットフォームコンソールで Services > Big Data & Analytics > Search Engine Service メニューを順にクリックします。
- Cluster メニューをクリックします。
- 対象のクラスタを選択します。
- [クラスタ管理] ボタンをクリックした後、接続パスワード初期化をクリックします。
- 接続用管理者パスワード初期化ポップアップが表示されたら、変更するパスワードを入力した後、パスワード確認でパスワードをもう一度入力します。
- [確認] ボタンをクリックします。
- 接続用管理者パスワード初期化ポップアップが表示されたら [確認] ボタンをクリックします。
サーバ接続管理
マネージャノードサーバに SSH接続時、使用する認証キーを変更したり、サービスに適用されていない認証キーを削除します。
SSH 接続に関する詳細は マネージャノードに SSH接続をご参照ください。
クラスタの直接接続認証キーの変更
マネージャノードサーバに SSH接続時使用する認証キーの変更方法は次の通りです。
- NAVERクラウドプラットフォームコンソールで Services > Big Data & Analytics > Search Engine Service メニューを順にクリックします。
- Cluster メニューをクリックします。
- 対象のクラスタを選択します。
- [サーバ接続管理] ボタンをクリックした後、クラスタ直接アクセス認証キーの変更をクリックします。
- クラスタ詳細情報の中で認証キー項目の [ショートカット]ボタンをクリックして認証キーを変更することもできます。
- 使用者確認ポップアップが表示されたら、NAVERクラウドプラットフォームアカウントのパスワードを入力して [確認] ボタンをクリックします。
- 認証キー変更ポップアップが表示されたら [認証メール送信] ボタンをクリックします。
- 認証メール送信ポップアップが表示されたら [確認] ボタンをクリックします。
- 登録したメールアドレスに受信された認証メッセージを入力して [確認] ボタンをクリックします。
- 保有中の認証キーを選択したり、新しい認証キーを作成してください。
- 保有中の認証キーを利用: 使用する認証キーを選択します。
- 新しい認証キーを作成: 認証キーの名前を入力して [認証キー作成および保存] ボタンをクリックし、認証キーをローカル PCに保存します。
- [認証キー変更] ボタンをクリックします。
- [確認] ボタンをクリックします。
クラスタ直接接続認証キー変更を完了した後、実際に反映されるまで数分かかります。
認証キー管理
保有した認証キーを確認して削除します。
サービスに適用されていない認証キーだけ削除します。
- NAVERクラウドプラットフォームコンソールで Services > Big Data & Analytics > Search Engine Service メニューを順にクリックします。
- Cluster メニューをクリックします。
- 任意のクラスタを選択します。
- [サーバ接続管理] ボタンをクリックした後、認証キー管理を順番にクリックします。
- クラスタ詳細情報の中で認証キー項目の
をクリックして認証キーを管理します。
- クラスタ詳細情報の中で認証キー項目の
- 認証キーの管理ポップアップで保有した認証キーを確認したり、設定項目の [削除] ボタンをクリックしてその認証キーを削除します。
- [確認] ボタンをクリックします。
- [確認] ボタンをクリックしないと、認証キーは削除されません。
クラスタの再起動
クラスタを再起動する方法は次の通りです。
- 再起動をしている間はクラスタに接続できません。
- クラスタ再起動手順が完了した後、実際に再起動するまで数分から数十分かかります。
- NAVERクラウドプラットフォームコンソールで Services > Big Data & Analytics > Search Engine Service メニューを順にクリックします。
- Cluster メニューをクリックします。
- 再起動するクラスタを選択した後、[クラスタ再起動] ボタンをクリックします。
- クラスタ再起動のポップアップが表示されたら情報を確認し、[確認] ボタンをクリックします。
- クラスタ再起動のポップアップが表示されたら、[確認] ボタンをクリックします。
クラスタの削除
作成したクラスタを削除する方法は次の通りです。
- NAVERクラウドプラットフォームコンソールで Services > Big Data & Analytics > Search Engine Service メニューを順にクリックします。
- Cluster メニューをクリックします。
- 削除するクラスタを選択した後、[削除] ボタンをクリックします。
- クラスタ削除ボップアップが表示されたら、削除するクラスタを確認して [はい] ボタンをクリックします。
- 削除が完了したらそのクラスタはリストから消えます。