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Dashboard
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Classic環境で利用できます。
Dashboardメニューでは、クラスタの詳細ダッシュボードにより、Search Engine Serviceで作成したクラスタの詳細な状態(Health, Status)と、インデックス、Document、使用中の保存容量などの情報を確認できます。クラスタの状態(Cluster Health)によって、Kibanaを活用してクラスタの問題原因の把握ができます。
Dashboard画面
Search Engine Service利用のための Dashboardの基本的な説明は次の通りです。
領域 | 説明 |
---|---|
① メニュー名 | 現在確認中のメニューの名前 |
② 基本機能 | クラスタ作成(クラスタ作成を参照)、Search Engine Service詳細情報確認、ページを更新します。 |
③ リスト | 保有しているクラスタのリスト |
クラスタの詳細ダッシュボード
クラスタリストでクラスタをクリックすると、該当クラスタの詳細ダッシュボードを確認できます。クラスタの詳細ダッシュボードに関する説明は次の通りです。
領域 | 説明 |
---|---|
① ノードリスト | 選択したクラスタ内のノードリスト |
② クラスタ情報 | |
③ インデックス情報 |
クラスタの状態
Search Engine Serviceは、クラスタの状態(Cluster Health)を、実行中、警告、エラー、不明の4つで表現します。状態ごとの、状態の説明と問題解決方法を確認します。
クラスタ問題の原因把握と解決のため、Kibanaの Consoleを使用します。Kibanaの使用に関する詳細は、Kibanaの使用をご参照ください。
実行中
クラスタが問題なく正常に動作している場合です。
警告
Primary Shardは正常にデータノードに割り当てられましたが、Replica Shardが正常に割り当てられなかった場合です。
- 多くの場合、一定時間が経過する Replica Shardがデータノードに割り当てられ、クラスタ状態が実行中に変更されます。
- 時間が経ってもクラスタ状態が実行中に変更されない場合は、次のことを確認してください。
- 次のコマンドを実行すると、yellow状態のインデックス、割り当てられていないシャード、シャードが割り当てられていない原因を特定できます。
GET _cat/indices GET _cat/shards GET _cluster/allocation/explain
- すべてのデータノードのディスク使用量が85%以上使用中の場合は、シャードを割り当てることができません。
- ノードのディスク使用量は、次のコマンドを実行して確認できます。
GET _cat/allocation?v
- ノードのディスク使用量は、次のコマンドを実行して確認できます。
- 次のコマンドを実行すると、yellow状態のインデックス、割り当てられていないシャード、シャードが割り当てられていない原因を特定できます。
エラー
Primary Shardと Replica Shardがいずれもデータノードに割り当てられなかった場合です。
次のコマンドを実行すると red状態のインデックスとシャードが割り当てられなかった原因の特定ができます。
GET _cat/indices GET _cluster/allocation/explain
次のコマンドを実行すると red状態のインデックスの復元を試すことができます。
- 復元に失敗することがあります。
- 復元に失敗した場合、インデックスを削除しないとクラスタを正常な運用状態に復元できません。
POST _cluster/reroute?retry_failed=true
不明
Search Engine Processが終了した場合、または一時的なネットワークエラーが発生した場合です。
- OOM(Out Of Memory)による場合が一般的です。
- Kibanaに接続できる場合は、Consoleで次のコマンドを実行してマネージャノードとデータノードが正常に出力されるか確認します。
GET _cat/nodes
- Kibanaに接続できない場合は、クラスタを再起動します。(クラスタの再起動参照)