Auto Scaling とは

Classic/VPC環境で利用できます。

Auto Scalingを利用する全体シナリオを学習する前に、Auto Scalingに関するいくつかの重要な概念を説明します。ここで説明する主要概念は、次の通りです。

• Launch Configuration
• Auto Scaling Group
• Auto Scaling活用メリット

Launch Configuration

Launch Configurationとは、Auto Scalingの実行中に Scale-out(サーバ拡張)が必要な場合、自動で作成される仮想サーバのスペックを構成する一種のテンプレートです。Auto Scalingグループを作成する前に、Launch Configurationからサーバスペックを構成し、保存します。
サーバを構成する際には、NAVERクラウドプラットフォームが提供する基本サーバイメージまたは Serverメニューで作成したマイサーバイメージを活用できます。また、認証キーやネットワークアクセスなどの一般サーバの作成時と同じ設定手続きを行います。実際のサーバを作成するのではなく、テンプレートを作成するために課金が発生しません。

Auto Scaling Group

Auto Scaling Groupとは、Auto Scaling機能を実行するサーバグループを意味します。Launch Configurationをベースに作成でき、必要時に Load Balancerとバインドできます。Scalingルールは、ポリシーまたは一定ベースに設定します。トラフィック需要の変動が予想されない場合、モニタリング中に特定の状況に Scalingを実行するようにポリシーを設定し、トラフィック需要が定期的に変動する場合、特定の時間に Scalingを実行するように日程を設定できます。グループを作成すると Scalingルールに従ってサーバが自動作成され、この場合、サーバ利用料金が課金されます。

Auto Scaling活用メリット

• Launch Configuration作成時にマイサーバイメージを活用すると、新規サーバが希望するスペックに合わせて作成されるために簡単に利用できます。また、最初設定スクリプトを予め入力しておくと、サーバを作成する時にアプリケーションのインストールやシステム設定まで自動化していて、新規サーバをすぐに利用できます。
  

• Auto Scaling Groupを Load Balancerと接続する場合、Load Balancerにサーバを投入・除外する手続きまですべて自動化します。また、Load Balancerのヘルスチェック機能で Auto Scalingグループ内のサーバのヘルス状態をチェックできます。