Blockchain Serviceの利用シナリオ
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VPC環境で利用できます。
Blockchain Serviceは、NAVERクラウドプラットフォームコンソールでブロックチェーンネットワークを作成することから始まります。その後、ブロックチェーンネットワークを構成する各要素を設定し、チャネルにチェーンコードをインストールおよびインスタンス化すると、ブロックチェーンネットワークが動作します。
Blockchain Serviceの全体利用のシナリオをまとめると、次の通りです。
単一ネットワークの構成
- 例: 単一参加者が1つのネットワークを作成し、1つのチャンネルでトランザクションが発生
- シナリオ内の
msp1
のように強調表示された部分は、上記の構成図にある Blockchain Service構成要素のサンプル名です。
- ネットワーク作成
- Network:
nbs-net1
- Orderer: MSP(
oderer1-msp1
), CA(orderer1-ca1
), Orderer(orderer1
) - Organization: MSP(
msp1
), CA(msp1-ca1
), Peer(msp1-peer1
) - Channel:
channel1
(ネットワーク作成時、チャンネルを構成すると「msp1」に対するコンソーシアムが自動構築される) - 構成要素を別途作成する場合のガイドページ(以下の順で構成)
- Network:
- 追加 Organizationと peer作成
- Organization : MSP(
msp2
), CA(msp2-ca2
), Peer(msp2-peer2
) - CA作成
- 作成した CA(
msp2-ca2
)に Peer用 ID追加(CAユーザー IDの管理参照) - MSP作成
- Peer作成
- コンソーシアム構築
msp2
MSPを ordererコンソーシアムに含める
msp2
mspをチャンネル(channel1
)のメンバーに追加channel1
にmsp2-peer2
を追加(join)- チェーンコードの開発
- チェーンコード(CDS)のパッケージング
- チェーンコードのインストール
- チェーンコードのインスタンス化
- チェーンコードの呼び出し、ビルド、実行
msp1-ca1
CAでClient
タイプ ID証明書の作成とエクスポート(CAユーザー IDの管理参照)msp1
MSPでアクセス情報をエクスポートする(MSPエクスポート参照)- 証明書やアクセス情報を利用してチェーンコードの呼び出し、ビルド、実行(アプリケーションの開発、ビルド、実行参照)
msp2
で10回実行
マルチネットワークの構成
- 例: 2人の参加者が2つのネットワークを作成し、2つのチャンネルでトランザクションを発生
- シナリオ内の
msp1
のように強調表示された部分は、上記の構成図にある Blockchain Service構成要素のサンプル名です。
- ネットワーク1の構築
- 上記の単一ネットワークの構成の5番まで行う
- ネットワーク2の作成ネットワーク作成
- Network:
nbs-net2
- Orderer: MSP(
oderer2-msp2
), CA(orderer2-ca2
), Orderer(orderer2
) - Organization: MSP(
msp3
), CA(msp3-ca3
), Peer(msp3-peer3
) - Channel:
channel2
(ネットワーク作成時、チャンネルを構成すると「msp3」に対するコンソーシアムが自動構築される) - 構成要素を別途作成する場合のガイドページ(以下の順で構成)
- Network:
- ネットワーク1からネットワーク2への招待
- ネットワークに招待
- 招待が確定すると、互いに MSPを importして、ネットワーク2はネットワーク1の orderer/channelが自動的に importされます
- ネットワーク1でネットワーク2から持ってきた msp3をオーダラーコンソーシアムに追加
- ネットワーク1でネットワーク2から持ってきた msp3をチャンネルメンバーとして追加
- ネットワーク2から自動的に importされた channel1チャンネルに msp3-peer3ピアを追加
- チェーンコードの開発、パッケージング後ネットワーク1と2のそれぞれにインストール、ネットワーク1でチェーンコードのインスタンス化
- ネットワーク1で証明書やアクセス情報を利用して
msp1
、msp2
に対する Chaincodeの呼び出し、ビルド、実行msp2
CAでClient
タイプ ID証明書の作成とエクスポート(CAユーザー IDの管理参照)msp2
MSPでアクセス情報をエクスポートする(MSPエクスポート参照)- チェーンコードの呼び出し、ビルド、実行(アプリケーションの開発、ビルド、実行参照)
- ネットワーク2で
msp3
を用いて8番を行う
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