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DB Server
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VPC環境で利用できます。
DB Serverでは、Cloud PostgreSQL Serverを作成・削除し、運用中の PostgreSQL Serverリストを確認できます。また、運用中の PostgreSQL Serverの仕様を変更し、管理者(User)アカウントなどを管理します。
DB Server画面
DB Serverを利用するための基本的な説明は、次のとおりです。
領域 | 説明 |
---|---|
① メニュー名 | 現在確認中のメニューの名前と運用中の PostgreSQL Server数 |
② 基本機能 | PostgreSQL Serverを作成、Cloud DB for PostgreSQLの詳細情報を確認、DB Server画面を更新 |
③ 作成後の機能 | 運用中の PostgreSQL Serverを再起動、削除、モニタリング、管理 |
④ PostgreSQL Serverリスト | 運用中の PostgreSQL Serverリストと情報を確認 |
⑤ 検索 | PostgreSQL Serverリストからサービス名で希望するサーバを検索 |
PostgreSQL Serverリスト確認
作成し運用中の PostgreSQL Serverリストで各サーバ別の情報を確認できます。確認する方法は、次のとおりです。
運用中のサーバが1台以上の場合にリストを確認できます。作成して運用中のサーバがない場合、DB Serverの画面にリストが表示されません。
NAVERクラウドプラットフォームコンソールで、 Services > Database > Cloud DB for PostgreSQL メニューを順にクリックします。
DB Server メニューをクリックします。
作成した PostgreSQL Serverのリストが表示されたら、サマリー情報を確認するか、PostgreSQL Serverをクリックして詳細情報を確認します。
- DB Service名 : PostgreSQLのサービス名で PostgreSQL Serverをロール別に区分したグループ。一般的に1つの Primary Server、Secondary Server、多数の Read Replica Serverで構成するサーバ群のことをいい、同じデータを持つ PostgreSQLサーバを1つの Serviceとして呼ぶ
- : クリックすると、Service名を変更
- DB Role : PostgreSQL Serverのロール
- DB Server名 : PostgreSQL Serverの名前
- DB Serverタイプ : PostgreSQL Serverのサーバタイプ、空きメモリ
- Monitoring : モニタリング画面に移動
- DB Status : DB Serverの詳細を見る画面に移動
- DBアクセスポート : PostgreSQL Serverが使用中のポート番号
- Multi Zone : Multi Zoneの使用有無を Yか Nで表示
- Private ドメイン: Privateドメイン情報
- データストレージ : 使用中のデータストレージ容量(空き容量)
- データストレージタイプ : 使用中のデータストレージの種類
- データストレージ容量 : 使用中のデータストレージの空き容量と使用量
- データストレージ暗号化の適用 : データストレージに保存する場合、暗号化の使用有無を Yか Nで表示
- Status/状態 : PostgreSQL Serverの状態
- 作成中 : ユーザーが入力した情報で PostgreSQL Serverを作成している状態
- 設定中 : ユーザーが入力した情報で PostgreSQL Serverを作成して構成している状態
- 運用中 : ユーザーが入力した情報で PostgreSQL Serverの作成と設定が完了し、アプリケーションサーバから PostgreSQLにアクセスできる状態
- 削除中 : ユーザーが入力した情報で作成した PostgreSQL Serverを削除している状態
- 停止中 : ユーザーが入力した情報で作成した PostgreSQL Server起動を停止している状態
- 再起動中 : ユーザーが入力した情報で作成した PostgreSQL Serverを再起動している状態
- 起動中 : ユーザーが入力した情報で作成した PostgreSQL Serverを起動している状態
- アップグレード : ユーザーが選択した仕様で PostgreSQL Server仕様をアップグレードしている状態
- ダウングレード : ユーザーが選択した仕様で PostgreSQL Server仕様をダウングレードしている状態
- 作成中 : ユーザーが入力した情報で PostgreSQL Serverを作成している状態
- 作成日 : PostgreSQL Serverを作成した日付、サーバ状態が作成中になった最初の時点
- 起動日時 : PostgreSQL Serverの運用を開始した日付、サーバ状態が運用中になった最初の時点
- ACG : PostgreSQL Serverで使用中の ACGの名前と ID
- : クリックすると、 Server > ACG 画面に移動
- [ルールを見る] ボタン: クリックして適用された詳細ルールを確認
- Database Config : PostgreSQL Serverに適用された Config
- : クリックすると、 Database Config 画面に移動
- DBエンジンのバージョン : Serverにインストールした PostgreSQLのバージョン情報
- DB License : Serverにインストールした PostgreSQLのライセンス情報
- VPC : PostgreSQL Serverが使用中の VPCの名前
- Subnet : PostgreSQL Serverが使用中の Subnetの名前
- 高可用性 : 高可用性機能の使用有無を Yか Nで表示
- バックアップ保管日(バックアップ時間) : バックアップ機能を使用中の場合、設定したバックアップファイルの保管期間とバックアップ実行周期に関する情報
- : クリックすると、バックアップ機能の使用有無とファイル保管期間、実行周期を設定
- DB Service名 : PostgreSQLのサービス名で PostgreSQL Serverをロール別に区分したグループ。一般的に1つの Primary Server、Secondary Server、多数の Read Replica Serverで構成するサーバ群のことをいい、同じデータを持つ PostgreSQLサーバを1つの Serviceとして呼ぶ
使用中のバックアップ機能の使用を解除すると、既存のバックアップファイルがすべて削除されます。
PostgreSQL Server作成
NAVERクラウドプラットフォームコンソールで、PostgreSQL Serverを作成する方法は、次のとおりです。
NAVERクラウドプラットフォームコンソールで、 Services > Database > Cloud DB for PostgreSQL メニューを順にクリックします。
DB Server メニューをクリックします。
[DB Server作成] ボタンをクリックします。
サービスの申し込み画面が表示されたら、次のステップを順に行います。
NAVERクラウドプラットフォームポータルの サービス > Database > Cloud DB for PostgreSQL にある [ご利用の申し込み] ボタンをクリックすると、3.の画面にすぐに移動できます。
1. サーバ設定
設定値を入力して PostgreSQLをインストールする Serverを作成する方法は、次のとおりです。
サーバの設定画面が表示されたら、 DBMS種類 でサーバにインストールする DBMSの種類を確認します。
インストールする PostgreSQLのバージョンとライセンス情報を確認します。
- DBエンジンのバージョン : NAVERクラウドプラットフォームで作成可能な PostgreSQLのバージョン情報
- DBライセンス : NAVERクラウドプラットフォームで作成可能な PostgreSQLのオープンソースライセンス情報
作成するサーバの可用性のための追加オプションを設定します。
- 高可用性サポート : 障害発生時に自動復旧のための Failover機能の使用有無をクリックして選択
- 選択すると、Primary Server、Secondary Serverの2台の PostgreSQLサーバで冗長化構成
- 選択時にバックアップファイル保管期間とバックアップ時間を設定(デフォルト値: 1日、自動)
- 選択すると、バックアップファイルの保管は解除不可
- 選択すると、追加料金が発生
- Secondary Serverはユーザーが別途アクセス不可
- Multi Zone : 高度な高可用性の確保のために、Principal Serverと Secondary Serverを2つの Zoneに各1台ずつ作成有無をクリックして選択
- 高可用性サポート : 障害発生時に自動復旧のための Failover機能の使用有無をクリックして選択
PostgreSQL Serverを作成するために必要な VPC、PostgreSQL Serverの関連項目を設定します。
- VPC : サーバと PostgreSQLの作成に使用する VPCを選択
- [更新] ボタン: 作成した VPCリストを最新バージョンで確認する場合にクリック
- [VPC作成] ボタン: 作成した VPCがなく、新規で作成する場合にクリック
- Subnet : VPCへのアクセス時に使用する Private Subnetを選択
- [更新] ボタン: 作成した Subnetリストを最新バージョンで確認する場合にクリック
- [Subnet作成] ボタン: 作成した Subnetがなく、新規で作成する場合にクリック
- DB Serverタイプ : 作成する PostgreSQL Serverタイプと、選択したサーバタイプに応じた空きメモリを選択
- データストレージ暗号化の適用 : ストレージに DBデータを保存する場合、暗号化の有無をクリックして選択
- PostgreSQL Serverを作成した後は設定変更不可
- データストレージタイプ : DBデータ保存のためのストレージ種類を SSD、HDDの中からクリックして選択
- PostgreSQL Serverを作成した後は設定変更不可
- データストレージ容量 : DBデータ保存のためのストレージ容量を確認
- 最初に PostgreSQL Serverを作成する時、10GBを割り当て
- データの増加に伴い、10GB単位で容量を自動で更新し、課金
- 最大6000GBまでサポート
- VPC : サーバと PostgreSQLの作成に使用する VPCを選択
Cloud DB for PostgreSQLを利用すると適用される料金プランの情報を確認します。
- 料金プラン : 使用した時間に応じて課金される料金プランが基本的に適用され、サーバ仕様、ストレージ容量に応じて変更
- 料金プランに関する詳細は、 料金のご案内 をクリック
PostgreSQL Serverを作成するために必要な残りの項目を設定します。
- DB Server名 : 作成する PostgreSQL Server名を入力
- 英小文字、数字、ハイフン(-)を使用して3~20文字で入力
- 先頭は英字、末尾は英字または数字
- サーバを識別するために、ユーザーが入力した名前の後ろに任意のテキストと3桁の数字が自動割り当て 例) mypostgresql-001-xxxx
- 重複使用不可
- DB Service名 : 作成する PostgreSQL Serverをロール別に区分した Group名を入力 例) mysql-service
- 韓国語、英数字、記号「-」を使用して3~30文字で入力
- 重複使用不可
- ACG設定 : ACG(Access Control Group)は自動作成
- ACGの詳細設定は、コンソールの Server > ACG で可能
- DB Server名 : 作成する PostgreSQL Server名を入力
[次へ] ボタンをクリックします。
2. DB設定
インストールする PostgreSQLに関する情報を設定する方法は、次のとおりです。
- DB設定画面が表示されたら、PostgreSQL Serverを作成するために必要な項目を設定します。
- USER_ID : PostgreSQL Server管理者アカウントの IDを入力
- 英小文字、数字、記号( _ )を使用して4~16文字で入力
- 先頭は英字
- 事前に定義した予約語は使用不可
- アクセス制御 : PostgreSQL Serverへのアクセスを許可する Clientの CIDRを入力
- すべてのアクセスを許可する場合 例) 0.0.0.0/0
- 特定の IPアドレスへのアクセスのみ許可する場合 例) 123.123.123.123/32
- 特定の IPアドレス帯域のみ許可する場合 例) 123.123.123.0/24
- USERパスワード : PostgreSQL Server管理者アカウントのパスワードを入力
- 英小文字、数字、記号( _ )をそれぞれ1文字以上含めて8~20文字で入力
- 記号の` & + \ " ' > /とスペースは使用不可
- DBアクセスポート : 作成する PostgreSQL Serverへのアクセスを許可する TCPポート番号を5432または10000~20000の間で入力
- デフォルト値: 5432
- 一度指定したポート番号は変更不可
- デフォルト DB名 : デフォルトとして作成する DB名を入力
- 英数字、記号「_」を使用して1~30文字で入力
- 先頭は英字
- DB Config設定 : NAVERで提供する最適化された基本設定を確認
- 詳細を見る > DB Configで内容の確認と変更可能
- DB log収集 : errorログ、slow queryログの収集とビューア機能の提供を確認
- Cloud Log Analytics連携
- USER_ID : PostgreSQL Server管理者アカウントの IDを入力
- 作成するサーバのバックアップ使用の有無を設定します。
- Backup設定 : バックアップの有無とバックアップファイルの保存、バックアップ時間を設定
- PostgreSQL Serverの Backup設定を使用します。 : バックアップ使用時にクリックして選択
- Backupファイルの保管期間 : 別途のバックアップストレージにバックアップファイルを保存する期間をクリックして選択
- 時点復旧のために Backupファイルは、最大設定された保管期間+24時間保管されます。
- Backup時間 : バックアップを行う時間を自動とユーザー定義の中から選択
- 選択すると、使用した容量分だけ追加料金が発生
- 自動: 毎日自動でバックアップを開始
- ユーザー定義: 毎日ユーザーが設定した時間+15分の間にバックアップを開始
- Backup設定 : バックアップの有無とバックアップファイルの保存、バックアップ時間を設定
- [次へ] ボタンをクリックします。
- Cloud Log Analyticsご利用の申し込み が表示されたら内容を確認し、[確認] ボタンをクリックします。
- Cloud Log Analyticsのご利用の申し込みが必要な場合、 [Cloud Log Analyticsご利用の申し込み] ボタンをクリック
- Cloud Log Analyticsに関する詳細は、Cloud Log Analytics ご利用ガイドを参照
3. 最終確認
- 最終確認画面が表示されたら、設定したサーバ情報、DB情報、Backup情報を確認します。
- 設定を修正するには [戻る] ボタンをクリック
- [作成] ボタンをクリックします。
- DB Server画面の PostgreSQLリストで作成した PostgreSQLの状態を確認します。
- 作成中: ユーザーが入力した情報で PostgreSQLサーバを作成している状態
- 設定中: ユーザーが入力した情報で PostgreSQLサーバを作成して構成している状態
- 運用中: ユーザーが入力した情報で PostgreSQLサーバの作成と設定が完了し、アプリケーションサーバから PostgreSQLにアクセスできる状態
3.で最新の状態を確認するには、 [更新] ボタンをクリックします。
作成中 と設定中 の状態を経て実際に使用できる運用中 になるまで、数分から数十分かかります。
PostgreSQL Server再起動
PostgreSQL Serverを簡単かつ便利に再起動します。再起動中のサーバにはアクセスできません。再起動する方法は、次のとおりです。
- NAVERクラウドプラットフォームコンソールで、 Services > Database > Cloud DB for PostgreSQL メニューを順にクリックします。
- DB Server メニューをクリックします。
- 再起動する PostgreSQL Serverをクリックし、 [DB Server再起動] ボタンをクリックします。
- DB Server再起動 のポップアップが表示されたら、再起動する DB Server名を確認し、[確認] ボタンをクリックします。
- DB Server画面の PostgreSQL Serverリストから PostgreSQL Serverの状態を確認します。
- 停止中: PostgreSQL Serverの起動を停止している状態
- 再起動中: PostgreSQL Serverを再起動している状態
停止中 と再起動中 の状態を経て実際に使用できる運用中 になるまで、一定時間(分)がかかります。
PostgreSQL Server削除
作成して運用中の PostgreSQL Serverを削除します。高可用性を使用している場合、Principal Serverと Secondary Serverを共に削除します。バックアップ機能を使用中の場合、バックアップファイルも一緒に削除されます。削除する方法は、次のとおりです。
- NAVERクラウドプラットフォームコンソールで、 Services > Database > Cloud DB for PostgreSQL メニューを順にクリックします。
- DB Server メニューをクリックします。
- 削除する PostgreSQL Serverをクリックし、 [DB Server削除] ボタンをクリックします。
- DB Server削除 のポップアップが表示されたら、削除する DB Server名を入力し、[確認] ボタンをクリックします。
- DB Server画面の PostgreSQL Serverリストから PostgreSQL Serverの状態を確認します。
- 削除中: PostgreSQL Serverを削除している状態
高可用性を使用中で Read Replicaが存在する場合、PostgreSQL Serverは削除できません。削除するには、まず Read Replicaを削除する必要があります。
削除中 の状態を経て実際にリストから削除されるまで、一定時間(分)がかかります。
PostgreSQL Serverモニタリング
NAVERクラウドプラットフォームの Cloud DB for PostgreSQLでは、ユーザーが運用中のサーバとデータの状態を直観的に確認して効果的に管理できるように、サーバ別にダッシュボードを通じたモニタリングサービスを提供しています。
Monitoringの詳しい使用方法は、Monitoringをご参照ください。
作成して運用中の PostgreSQL Serverのモニタリング画面に移動する方法は、次のとおりです。
- NAVERクラウドプラットフォームコンソールで、 Services > Database > Cloud DB for PostgreSQL メニューを順にクリックします。
- DB Server メニューをクリックします。
- モニタリングする PostgreSQL Serverをクリックし、 [Monitoring] ボタンをクリックします。
- モニタリングするダッシュボードをクリックして選択します。
PostgreSQL Server管理
作成した PostgreSQL Serverを運用していると、作成時に設定したサーバや DBに関するオプションを変更する必要が生じます。Cloud DB for PostgreSQLでは、既に作成した PostgreSQL Serverでも簡単に数回クリックするだけで、いくつかの仕様を変更したりアップグレードできるようにサポートしています。
PostgreSQL Server管理は、基本的にサーバの状態が 運用中 である場合に可能です。
作成して運用中の PostgreSQL Serverを管理する方法は、次のとおりです。
- NAVERクラウドプラットフォームコンソールの Platform メニューで VPC を選択してクリックします。
- Services > Database > Cloud DB for PostgreSQL メニューを順にクリックします。
- DB Server メニューをクリックします。
- 管理する PostgreSQL Serverをクリックし、 [管理] ボタンをクリックします。
- 必要な管理をクリックして選択します。
DB Serviceの詳細を見る
選択した PostgreSQL Serverの Database、Config、User、Backupに関する詳細情報を確認し、修正できます。詳細は次のとおりです。
詳細を見る項目 | 説明 |
---|---|
Database管理 |
|
DB Config管理 |
|
DB User管理 |
|
Backup設定管理 |
|
Extension管理 |
|
削除すると、選択したデータベースのすべてのデータが削除されます。
DB Userの管理メニューは、選択したサーバが Primaryまたは Standaloneの場合にのみ有効になります。
詳細情報を確認して修正する方法は、次のとおりです。
- DB Serviceの詳細を見る画面が表示されたら、 Database管理 タブメニューをクリックします。
- データベース情報を確認してデータベースを追加、修正、削除します。
- 追加: Database Name に追加するデータベース名を入力した後、Owner でデータベースを管理する Userを選択し、[Database追加] ボタンをクリック
- 削除: 削除するデータベースの 設定 フィールドにある [削除] ボタンをクリック
- [保存] ボタンをクリックします。
- DB Config管理 タブメニューをクリックします。
- DB Config情報を確認して Configを追加、修正、削除します。
- 追加、修正、削除方法: DB Config管理を参照
- [保存] ボタンをクリックします。
- DB User管理 タブメニューをクリックします。
- DB User情報を確認して Userを追加、修正、削除します。
- 追加、修正、削除方法: DB User管理を参照
- [保存] ボタンをクリックします。
- Backup設定管理 タブメニューをクリックします。
- Backupの設定情報を確認し、必要な項目を設定します。
- Backupファイルの保管期間: バックアップ機能使用時、バックアップファイルの最大保管期間
- Backup時間: バックアップ機能使用時、バックアップの実行時間
- [保存] ボタンをクリックします。
- Extension管理 タブメニューをクリックします。
- Extension情報を確認して Extensionを追加、設定、削除します。
- 追加、修正、削除方法: Extension管理を参照
- [保存] ボタンをクリックします。
DB Serverの詳細を見る
選択した PostgreSQL Serverが正常に運用されているか、サーバに関する詳細情報を確認します。詳細は次のとおりです。
詳細を見る項目 | 説明 | カラム |
---|---|---|
pg_stat_activity | 選択した PostgreSQL Serverで現在使用中のセッションプロセスの統計情報 |
|
pg_settings | 選択した PostgreSQL Serverのランタイムパラメータ情報 |
|
pg_stat* | 選択した PostgreSQL Server関連の統計情報 |
|
DB Server Logs | 選択した PostgreSQL Serverのログファイル情報を確認 |
|
確認する方法は、次のとおりです。
- DB Serverの詳細を見る画面が表示されたら、 pg_stat_activity タブメニューをクリックします。
- 選択した PostgreSQL Serverで現在使用中のセッションプロセスの統計情報を確認し、必要なコマンドを実行します。
- セッションの強制終了: terminate をクリック
- SQLの実行停止: cancel をクリック
- 抽出した SQL表示: sql をクリック
- pg_settings タブメニューをクリックします。
- 選択した PostgreSQL Serverのランタイムパラメータ情報を確認します。
- pg_stat* タブメニューをクリックします。
- 選択した PostgreSQL Server関連の統計情報を確認します。
- DB Server Logs タブメニューをクリックします。
- 選択した PostgreSQL Serverのログファイル情報を確認し、必要なコマンドを実行します。
- ログファイルを Storageに保存: [Object Storageにエクスポートする] ボタンをクリックして保存するバケットを選択し、[Object Storageにエクスポートする] ボタンをクリック
- Object Storageご利用の申し込みをしていない場合: [Object Storageサービスに移動する] ボタンをクリックしてご利用の申し込みおよびバケットを1つ以上作成
- ログファイル削除: [Log削除] ボタンをクリック
- ログファイルを Storageに保存: [Object Storageにエクスポートする] ボタンをクリックして保存するバケットを選択し、[Object Storageにエクスポートする] ボタンをクリック
- Object Storageにエクスポートすると、バケットのロックを解除し、適切なアクセス制御と ACL設定が必要です。
- 日本リージョンの場合、Object Storageバケットのアクセス制御設定を解除する必要があります。
- Object Storageに送るのを完了するまで一定時間(分)がかかります。
Object Storageのご利用の申し込み時に、別途料金が発生します。Object Storageの紹介や料金プランについての説明は、NAVERクラウドプラットフォームポータルの サービス > Storage > Object Storage メニューをご参照ください。
Read Replica追加
選択した PostgreSQL Server(Primary)のリードレプリカサーバ(Read Replica)を作成できます。1台のサーバにつき、Zone別に最大5台まで Read Replica DBを作成できます。また、NAVERクラウドプラットフォームの Load Balancerを用いて Read Replica DBサーバをリードレプリカとして使用すると、データベースの読み取り負荷が分散するように設定できます。詳しい設定方法は、読み取り負荷分散設定をご参照ください。
Read Replicaの追加は、選択したサーバが Primaryの場合に使用できます。
Read Replica PostgreSQL Serverは、Primary PostgreSQL Serverと以下のような設定値が同様に作成されます。
- DB Serverタイプ
- データストレージタイプ
- データストレージ容量
- DB Config設定値
Read Replica PostgreSQL Serverも Primary PostgreSQL Serverと同じ料金が請求され、使用した時間で課金されます。Read Replica PostgreSQL Serverを追加する方法は、次のとおりです。
- Read Replica のポップアップが表示されたら、Primary DB Serverと Read Replica DB Server情報を確認します。
- [はい] ボタンをクリックします。
- DB Server画面の PostgreSQLリストで作成した Read Replica PostgreSQL Serverの状態を確認します。
- 作成中: ユーザーが入力した情報で Read Replica PostgreSQL Serverを作成している状態
- 設定中: ユーザーが入力した情報で Read Replica PostgreSQL Serverを作成して構成している状態
- 運用中: ユーザーが入力した情報で Read Replica PostgreSQL Serverの作成と設定が完了し、アプリケーションサーバから Read Replica PostgreSQLにアクセスできる状態
読み取り負荷分散設定
NAVERクラウドプラットフォームの Load Balancerを用いて Read Replica DBサーバをリードレプリカとして使用すると、データベースの読み取り負荷が分散するように設定できます。まず、ロードバランサを作成し、作成したロードバランサが正常にアクセスできるように、PostgreSQL Serverの ACGに設定を追加する順で行います。設定する方法は、次のとおりです。
Load Balancerのご利用の申し込みをする時に、別途料金が発生します。Load Balancerの紹介と料金プランに関する説明は、NAVERクラウドプラットフォームポータルの サービス > Networking > Load Balancer メニューをご参照ください。
ここでは、Load Balancerの設定方法を簡単に説明します。Load Balancerの設定方法に関する詳細は、Load Balancerご利用ガイドをご参照ください。
- NAVERクラウドプラットフォームコンソールで、 Services > Networking > Load Balancer メニューを順にクリックします。
- [Load Balancer作成] ボタンをクリックします。
- ロードバランサとリスナーの作成に必要な情報を入力します。
- [ロードバランサ作成] ボタンをクリックします。
- NAVERクラウドプラットフォームコンソールで、 Services > Storage > Cloud DB for PostgreSQL メニューを順にクリックします。
- DB Server メニューをクリックします。
- 設定するサーバの詳細情報画面で ACGの ボタンをクリックします。
- [ACG設定] ボタンをクリックします。
- ロードバランサがアクセスできるように設定を追加します。
- プロトコル: TCP
- アクセスソース: ロードバランサのサブネット IPアドレス帯域
- 許可ポート: DBサーバポート
- [適用] ボタンをクリックします。
- NAVERクラウドプラットフォームコンソールで、 Services > Networking > Load Balancer メニューで作成結果を確認します。
- アクセス情報: ロードバランサアクセスのための IPアドレスを確認し、読み取り分散のためのアクセス時に使用
- 適用サーバ: 適用サーバの接続状態が成功と表示されているか確認
高可用性設定変更
選択した PostgreSQL Serverを Standaloneまたは高可用性構成に変更します。変更する方法は、次のとおりです。
- 高可用性設定変更 のポップアップが表示されたら、サーバ基本情報を確認します。
- 既存の高可用性設定が Yの場合は Standaloneに、既存の高可用性設定が Nの場合は高可用性に設定できます.
- 高可用性構成に変更する場合は、Multi Zoneの使用有無をクリックして選択します。
選択すると、Primary DB 1台と Secondary DB 1台をそれぞれ別の Zoneに作成し、より高い可用性を提供します。
- 高可用性構成に変更する場合は、Multi Zoneの使用有無をクリックして選択します。
- [確認] ボタンをクリックします。
- DB Server画面の PostgreSQLリストから PostgreSQL Serverの状態を確認します。
設定中: ユーザーが入力した情報で PostgreSQL Serverを作成して構成している状態
運用中: ユーザーが入力した情報で PostgreSQL Serverの作成と設定が完了し、アプリケーションサーバから PostgreSQLにアクセスできる状態
DB Server仕様変更
作成した PostgreSQL Serverのサーバ仕様を変更します。仕様をアップグレードすると、追加料金が発生します。
- サーバ仕様をアップグレードすると、サーバが再起動します。再起動中はアクセスできません。データの確認は再起動の完了後に行うことをお勧めします。
- サーバ仕様を変更すると、Primary、Secondary、Read Replica PostgreSQL Serverがすべて変更されます。
仕様を変更する方法は、次のとおりです。
- 仕様変更 のポップアップが表示されたら、現在のサーバ仕様を確認します。
- 変更するサーバ仕様をクリックして選択します。
- [はい] ボタンをクリックします。
- DB Server画面の PostgreSQLリストで仕様を変更した PostgreSQLの状態を確認します。
- 設定中: ユーザーが入力した情報で PostgreSQLサーバを構成している状態
- 運用中: ユーザーが入力した情報で PostgreSQLサーバの作成と設定が完了し、アプリケーションサーバから PostgreSQLにアクセスできる状態
DB Config管理
作成した PostgreSQL Serverの様々な設定を変更します。変更するとすべてのサービスに適用され、一部の Configはサーバが自動で再起動してから適用されます。変更する方法は、次のとおりです。
- Database Config のポップアップが表示されたら、編集のために必要な情報を確認するか、入力します。
- Config Name: 設定変数名
- Config Value: 変数値
Config変数についての詳細は、PostgreSQLの公式文書をご参照ください。
- [追加] ボタンをクリックします。
- 追加した設定変数の修正時: [修正] ボタンをクリック
- 追加した設定変数を削除する場合(デフォルト値に設定する場合): [削除] ボタンをクリック
[保存] ボタンをクリックします。
DB Server画面の PostgreSQLリストで Configを変更した PostgreSQLの状態を確認します。
- 設定中: ユーザーが入力した情報で PostgreSQLサーバを構成している状態
- 運用中: ユーザーが入力した情報で PostgreSQLサーバの作成と設定が完了し、アプリケーションサーバから PostgreSQLにアクセスできる状態
設定した Config値が適していない場合、PostgreSQL Serverが正常に動作しない場合があります。設定する前に、Config変数の動作を十分に理解した上で適用してください。正しくない設定でサーバの動作に問題が発生した場合、カスタマーサポートまでお問い合わせください。
Publicドメイン管理
Publicドメインを申し込んで NAVERクラウド外部で PostgreSQL Serverにアクセスできるように設定したり、設定した Publicドメインを解除します。Publicドメインを設定した場合、外部と通信するデータはネットワーク使用量として課金されます。申し込みと解約する方法は、次のとおりです。
- Publicドメイン申し込み のポップアップが表示されたら、Publicドメインを申し込む DBサーバの名前を確認します。
- [はい] ボタンをクリックします。
DB User管理
PostgreSQL Serverを作成する場合、サーバを使用するアカウントの IDとパスワードを基本的に作成します。ただし、サーバを運用しているとユーザーを追加したり、既存ユーザーアカウントのパスワードを再設定しなければならない状況が発生することがあります。または、ユーザーアカウントの削除が必要な場合もあります。Cloud DB for PostgreSQLではサーバを使用するユーザーアカウントの追加、修正、削除を簡単に行える User管理機能を提供します。User管理機能でユーザーアカウントを変更した結果はすべてのサービスに適用します。ユーザーアカウントは最大1000個まで追加できます。
Databaseの Ownerに設定されたユーザーアカウントは削除できません。削除が必要な場合、その Databaseを先に削除してください。
ユーザーアカウントを追加、削除するか、既存管理者アカウントのパスワードを変更する方法は、次のとおりです。
- DB User管理 のポップアップが表示されたら、ユーザーアカウントに必要なタスクを行います。
- ユーザーアカウントの追加: USER_ID、アクセス制御、パスワードに情報を入力し、Replication Roleをクリックして選択した後、 [DB User追加] ボタンをクリック
- ユーザーアカウントの削除: 削除するユーザーアカウント行で [削除] ボタンをクリック
- ユーザーアカウントのパスワード修正: ユーザーアカウントのパスワード行で [修正] ボタンをクリックして修正し、[保存] ボタンをクリック
- [確認] ボタンをクリックします。
- DB Server画面の PostgreSQLリストで Userを設定した PostgreSQLの状態を確認します。
- 設定中: ユーザーが入力した情報で PostgreSQLサーバを構成している状態
- 運用中: ユーザーが入力した情報で PostgreSQLサーバの作成と設定が完了し、アプリケーションサーバから PostgreSQLにアクセスできる状態
ユーザーアカウントを削除すると、Cloud DB for PostgreSQLのすべてのサービスでアカウントが削除されます。削除されたアカウントを使用しているアプリケーションは、削除後にアクセスできないことにご注意ください。
DB Server Log設定変更
作成した PostgreSQL Serverのログ保存設定を変更します。変更すると、すべてのサービスに適用されます。変更する方法は、次のとおりです。
- DB Server Log設定変更 のポップアップが表示されたら、設定の変更に必要な操作を行います。
- Log: サーバログ名を確認
- Log Rotation Age: ログ保管周期(時間)をクリックして選択(デフォルト値: 24 hours)
- Log Rotation Size: ログ保管周期(容量)をクリックして選択(デフォルト値: 10MB)
- Log Archive Count: ログ保管周期(個数)をクリックして選択(デフォルト値: 100個)
- [保存] ボタンをクリックします。
- DB Server画面の PostgreSQLリストで Server Logを設定した PostgreSQLの状態を確認します。
- 設定中: ユーザーが入力した情報で PostgreSQLサーバを構成している状態
- 運用中: ユーザーが入力した情報で PostgreSQLサーバの作成と設定が完了し、アプリケーションサーバから PostgreSQLにアクセスできる状態
DB Failover
Primary PostgreSQL Serverに障害が発生した場合、ユーザーが直接 Failover機能を使用して Primaryと Secondaryを切り替えられます。切り替え時は一定時間(分)がかかり、切り替わる間、サーバにアクセスできません。切り替え方法は、次のとおりです。
DB Failover のポップアップが表示されたら、案内情報を確認します。
[はい] ボタンをクリックします。
DB Server画面の PostgreSQLリストで DB Failoverを設定した PostgreSQLの状態を確認します。
- 設定中: ユーザーが入力した情報で PostgreSQLサーバを構成している状態
- 運用中: ユーザーが入力した情報で PostgreSQLサーバの作成と設定が完了し、アプリケーションサーバから PostgreSQLにアクセスできる状態
- Config Name: 設定変数名
- Config Value: 変数値
参考Config変数についての詳細は、PostgreSQLの公式文書をご参照ください。
[追加] ボタンをクリックします。
- 追加した設定変数の修正時: [修正] ボタンをクリック
- 追加した設定変数を削除する場合(デフォルト値に設定する場合): [削除] ボタンをクリック
[保存] ボタンをクリックします。
DB Server画面の PostgreSQLリストで Configを変更した PostgreSQLの状態を確認します。
- 設定中: ユーザーが入力した情報で PostgreSQLサーバを構成している状態
- 運用中: ユーザーが入力した情報で PostgreSQLサーバの作成と設定が完了し、アプリケーションサーバから PostgreSQLにアクセスできる状態
Version Upgrade
PostgreSQL Engineのマイナーバージョンをアップグレードします。バージョンアップグレードは DB Service全体に適用され、Read Replicas -> Secondary -> DB Failover -> Prior Primary順に1台ずつアップグレードを行います。アップグレード中にはサーバへアクセスできせん。
- DB管理 > Version Upgrade をクリックします。
- アップグレードするバージョンを選択し、 [確認] ボタンをクリックします。
スキーマ管理
PostgreSQLは databaseを作成する場合、publicという名前の default schemaが提供さえてすべてのユーザー(PUBLIC)にアクセス権限が付与されます。
ただし、public schemaを使用することはセキュリティ上の脆弱性問題が生じる可能性があるため、目的に合う schemaを作成することをお勧めします。また、多くのユーザーと認証審査機関のリクエストにより、新規作成される Databaseでは以下のようにアクセス権限を削除しています。
revoke all on schema public from public;
したがって、Databaseの ownerアカウントでアクセスした後、以下のように別途 schemaを作成することをお勧めします。
create schema [スキーマ名];
過去に作成した Databaseの public schemaはそのまま維持されます。正確な変更時点は Cloud DB for PostgreSQLのリリースノートをご参照ください。