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Maps のシナリオ
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Classic/VPC環境で利用できます。
NAVERクラウドプラットフォームの Maps APIを使用して、NAVERマップを簡単かつ手軽に実装できます。使用方法は、Maps を開始する、Maps を使用するで詳しく確認できますが、その前に Mapsを使用する全シナリオをチェックすることをお勧めします。使用シナリオを学習して使用方法を確認すれば、より円滑に Mapsを活用できます。Mapsを使用する全手順と各手順の説明は、次の通りです。
1. 使用権限設定
2. 認証キー発行
3. プロジェクト設定
4. 認証キー適用
5. API使用
6. 利用料照会
1. 使用権限設定
Mapsを複数のユーザーが管理して共有する必要がある場合、ユーザー別の権限を設定して運用できます。ユーザー別の権限は、NAVERクラウドプラットフォームの Sub Accountを通じて管理者権限とユーザー権限に構成でき、各権限別にロールを定義できます。
使用権限設定は、必須設定事項ではないため、Maps利用中に権限が必要な状況であれば、いつでも設定・解除できます。
Sub Accountは、ご利用の申し込みの際に別途料金が発生しない無料サービスです。Sub Accountの紹介と料金プランに関する詳細は、NAVERクラウドプラットフォームポータルのサービス > Management & Governance > Sub Accountメニューをご参照ください。
参考となるご利用ガイドは、次の通りです。
2. 認証キー発行
Mapsを利用するには、まず NAVERクラウドプラットフォームコンソールで Applicationを登録して認証キーを発行する必要があります。Mapsは、AI·NAVER API > Application Serviceに属しています。登録できる Maps APIには、Web Dynamic Map、Mobile Dynamic Map、Static Map、Directions 5、Directions 15、Geocoding、Reverse Geocodingがあります。すべての APIを1つの Applicationに登録することもでき、APIを個別の Applicationとして登録することもできます。Applicationの登録に関する参考となるガイドは、次の通りです。
3. プロジェクト設定
Maps APIを使用するには、NAVERクラウドプラットフォームが提供する Maps APIリソースを開発プロジェクトファイルにロードするか、リソースとライブラリへの依存関係を追加する必要があります。開発リソースごとにプロジェクトの設定方法が異なるため、各リソースのスタートガイドをご参照ください。Maps REST APIは別途設定なしで利用できます。プロジェクト設定に関して参考となるガイドは、次の通りです。
Web Dynamic Mapのサブモジュールは Web Dynamic Mapコア APIとは別のライブラリなので、サブモジュールを使用するには submodules
URLパラメータを使ってサブモジュールをロードする必要があります。サブモジュールをロードするには、Web Dynamic Map APIが先にロードされている必要があります。Web Dynamic Mapが提供するサブモジュールの説明は、次の通りです。
- panorama: ストリートビュー/航空写真を提供します。
- geocoder: 座標系間の変換メソッドと特定の座標系をサポートする拡張された投影オブジェクトを提供します。
- drawing: マップ上にポリゴン、四角形、ポリライン、円、マーカーを描くことができる描画ツールを提供します。
- visualization: 地理情報を持っているデータを簡単に理解できるように、温度マップ、ドットマップを提供します。
4. 認証キー適用
2. Mapsご利用の申し込み手続きにより、Application登録を通じて発行された認証キー(Client ID、Client Secret)を開発プロジェクトに適用する必要があります。つまり、開発プロジェクトの設定ファイルに発行された認証キーを適用することで Maps APIを使うことができます。Maps REST APIはヘッダに認証キーを入力します。開発リソースごとに認証キーの適用方法が異なるため、各リソースのスタートガイドをご参照ください。参考となるごガイドは、次の通りです。
- Web Dynamic Map API を開始する
- Mobile Dynamic Map Android を開始する
- Mobile Dynamic Map iOS を開始する
- Static Map の概要
- Directions 5 の概要
- Directions 15 の概要
- Geocoding の概要
- Reverse Geocoding の概要
Client IDと Client Secretが外部に表示されないようにご注意ください。セキュリティが懸念される場合は、新しい値で再発行してください。認証キーの再発行手順は、Application情報確認をご確認ください。
5. API使用
NAVERクラウドプラットフォームの Maps APIが提供するクラスとライブラリを使用して NAVERマップサービスを実装します。マップオブジェクトを作成し、マップを表示する場所を予約することから始めます。詳しい実装方法は、開発リソース別の開発ガイドをご参照ください。参考となる開発ガイドは、次の通りです。
- Web Dynamic Mapの開発
- Mobile Dynamic Map Androidの開発
- Mobile Dynamic Map iOSの開発
- Static Map APIの明細
- Directions 5 APIの明細
- Directions 15 APIの明細
- Geocoding APIの明細
- Reverse Geocoding APIの明細
Maps APIを使用してサービスを実装する場合、NAVER Mapsで提供している機能およびサービス名称を任意に変更できず、このガイドで案内された名称(ストリートビュー、ルート検索、ナビゲーション、衛星マップ、地籍編集図、マップ検索、公共交通、リアルタイム交通など)と同じく表記する必要があります。
例) お客様が Web Dynamic Mapを利用して「ストリートビュー」を表示する場合、「ストリートビュー」ではなく「入口ビュー」または「ロードビュー」などの名称に変更して表記することはできません。
6. 利用量照会
NAVERクラウドプラットフォームコンソールで Maps APIの利用量を照会します。一定利用量を超えると課金されるので、利用制限を設定したり、制限超過時の通知機能を通じて Mapsの利用量を管理するようにします。参考となるご利用ガイドは、次の通りです。