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DB Server
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Classic環境で利用できます。
DB Serverでは、MSSQL Serverを作成または削除したり、運用中のMSSQL Serverリストを確認できます。また、運用中のMSSQL Serverのスペックを変更したり、管理者(User)アカウントなどを管理できます。
DB Server画面
MSSQL Serverを利用するための基本的な説明は以下のとおりです。
領域 | 説明 |
---|---|
① メニュー名 | 現在確認中のメニュー名と運用中のMSSQL Server数 |
② 基本機能 | MSSQL Serverの作成、Cloud DB for MSSQLの詳細情報の確認、DB Server画面更新 |
③ 作成後の機能 | 運用中のMSSQL Serverの再起動、削除、モニタリング、管理 |
④ MSSQL Serverリスト | 運用中のMSSQL Serverリストと情報の確認 |
⑤ 検索 | MSSQL Serverリストでサービス名で希望するサーバーを検索 |
MSSQL Serverリスト確認
作成して運用中のMSSQL Serverリストでサーバー別情報を確認できます。確認する方法は以下のとおりです。
運用中のサーバーが1台以上の場合にリストを確認できます。作成して運用中のサーバーがない場合は、DB Server画面にリストが表示されません。
- NAVERクラウドプラットフォームコンソールのClassic環境でServices > Database > Cloud DB for MSSQLメニューを順にクリックします。
- DB Serverメニューをクリックします。
- 作成したMSSQL Serverリストが表示されたらサマリー情報を確認するか、MSSQL Serverをクリックして詳細情報を確認します。
- DBサービス名:MSSQLのサービス名でMSSQL Serverをロール別に区分したグループ。一般的に一つのPrincipal Server、Mirror Server、多数のSlave Serverに構成されるサーバー群のことをいい、同じデータを持つMSSQL Serverを一つのServiceで呼ぶ
- :クリックしてService名を変更
- DB Role:MSSQL Serverのロール
- Principal:高可用性サポートを選択した場合のMaster Server
- Mirror Master:高可用性サポートを選択した場合のStandby Serverで、Master Serverに障害が発生すると自動でMasterとしての機能を遂行
- Stand Alone:高可用性サポートを選択しなかった場合の単一Server
- MSSQL Server名:MSSQL Server名
- MSSQL Serverタイプ:MSSQL Serverのサーバータイプ、可用メモリ
- Monitoring:モニタリング画面に移動
- DB Status:MSQL Serverの詳細確認画面に移動
- DBアクセスポート:MSSQL Serverが使用中のポート番号
- Zone:MSSQL Serverが属したZoneを表示
- Privateドメイン:Privateドメインの情報
- Public ドメイン:外部からアクセスできるPublicドメイン情報
- DB管理メニューのPublicドメイン管理機能で設定した場合のみ表示
- データストレージ:使用中のデータストレージ容量(可用量)
- データストレージタイプ:使用中のデータストレージ容量の種類
- データストレージ容量:使用中のデータストレージの可容量と使用量
- Status/状態:MSSQL Serverの状態
- 作成中:ユーザーが入力した情報でMSSQL Serverを作成している状態
- 設定中:ユーザーが入力した情報でMSSQL Serverを作成、構成している状態
- 運営中:ユーザーが入力した情報でMSSQL Serverの作成と設定が完了して、アプリケーションサーバーからMSSQLにアクセスできる状態
- 削除中:ユーザーが入力した情報で作成したMSSQL Serverを削除している状態
- 停止中:ユーザーが入力した情報で作成したMSSQL Server起動を停止している状態
- 再起動中:ユーザーが入力した情報で作成したMSSQL Serverを再起動している状態
- 作成日時:MSSQL Serverを作成した日付、サーバーの状態が作成中になった最初の時点
- 起動日時:MSSQL Serverの運用を開始した日付、サーバーの状態が運用中になった最初の時点
- ACG:MSSQL Serverで使用中のACGの名前とID
- :クリックするとServer>ACG画面に移動
- [ルールを見る] ボタン:クリックすると、適用された詳細ルールを確認
- Database Config:MSSQL Serverに適用されたConfig
- :クリックするとDB Config Groupを設定
- DBエンジンのバージョン:ServerにインストールされたMSSQLのバージョン情報
- DB License:ServerにインストールされたMSSQLのライセンス情報
- 高可用性:高可用性機能の使用有無をYかNで表示
- :クリックすると高可用性構成有無を設定
- バックアップ保管日(バックアップ時間):バックアップ機能を使用中の場合、設定したバックアップファイルの保管期間とバックアップ実行周期情報
- :クリックしてバックアップ機能の使用有無とファイル保管期間、実行周期を設定
- Collation:ServerにインストールされたMSSQLの文字セット
- Reboot予約時間:予約されたSeverの再起動時間
- DBサービス名:MSSQLのサービス名でMSSQL Serverをロール別に区分したグループ。一般的に一つのPrincipal Server、Mirror Server、多数のSlave Serverに構成されるサーバー群のことをいい、同じデータを持つMSSQL Serverを一つのServiceで呼ぶ
使用中であったバックアップ機能の使用を解除すると、従来のバックアップファイルはすべて削除されます。
MSSQL Serverの作成
MSSQL Serverを作成する方法は以下のとおりです。
- NAVERクラウドプラットフォームコンソールのClassic環境でServices > Database > Cloud DB for MSSQLメニューを順にクリックします。
- DB Serverメニューをクリックします。
- [DB Serverを作成] ボタンをクリックします。
- 商品の申請画面が表示されたら、以下の順に行います。参考
NAVERクラウドプラットフォームポータルのサービス > Database > Cloud DB for MSSQLにある [利用申請] ボタンをクリックすると3.の画面に移動します。
1. サーバー設定
設定値を入力してMSSQLをインストールするServerを作成する方法は、以下のとおりです。
- サーバーの設定画面が表示されたら、DBMSの種類でサーバーにインストールするDBMSの種類を確認します。
- インストールするMSSQLのバージョンと文字セット情報を確認します。
- DBエンジンのバージョン:NAVERクラウドプラットフォームで作成できるMSSQLバージョン情報
- DB文字セット(Collation):NAVERクラウドプラットフォームで作成できるMSSQLの文字セット情報
- Korean_Wansung_CI_AS:ハングル完成型、大文字と小文字の区分なし、アクセントの区分なし
- SQL_Latin1_General_CP1_CI_AS:アルファベットバージョンのDefault値、大文字と小文字の区分なし、アクセントの区分なし
- MSSQL Serverを作成するために必要なZone、MSSQL Server関連項目を設定します。
- Zone:MSSQL Serverを作成するZoneを選択
- DB Serverタイプ:作成するMSSQL Serverタイプと、選択したサーバータイプに応じた可用メモリを選択
- データストレージタイプ:DBデータを保存するストレージの種類をSSD、HDDの中からクリックして選択
- MSSQL Server作成後の設定変更不可
- データストレージ容量:DBデータ保存のためのストレージ容量の確認
- MSSQL Serverを最初作成時に100GBを割り当て
- データの増加に伴い、10GB単位で容量を自動で更新し、課金
- 最大2000GBまでサポート
- 作成するサーバーの可用性のための 高可用性サポート を設定します。
- 選択すると、Principal Server、Mirror Serverの2台のサーバーで二重化構成
- 障害発生時に自動復旧のためのFailoverを実行
- 選択すると、バックアップファイルの保管期間とバックアップ時間を設定(デフォルト値:1日、自動)
- 選択すると、バックアップファイルの保管は解除不可
- 選択すると、追加料金が発生
- Mirror Serverはユーザーが別途アクセス不可
- Cloud DB for MSSQLを利用する際に適用される料金プランの情報を確認してください。
- 料金プラン:使用した時間に応じて料金が課金される時間プランが基本的に適用され、サーバースペック、ストレージ容量に応じて変更
- 料金に関する詳細情報は、料金のご案内をクリック
- MSSQL Serverを作成するために必要な残りの項目を設定します。
- DB Server名:作成されるMSSQL Serverをロール別に区分したGroup名を入力 <例示> mssql-service
- ハングル、アルファベット、数字、ハイフン(-)を使用して3~15文字で入力
- 重複使用不可
- ACG設定:ACG(Access Control Group)は自動作成
- ACGの詳細設定はコンソールのServer>ACGで行える
- DB Server名:作成されるMSSQL Serverをロール別に区分したGroup名を入力 <例示> mssql-service
- [次へ] ボタンをクリックします。
2. DB設定
インストールするMSSQLに関する情報を設定する方法は、以下のとおりです。
- DB設定画面が表示されたら、MSSQL Serverを作成するために必要な項目を設定します。
- USER_ID:MSSQL Serverの管理者アカウントのIDを入力
- アルファベット、数字、”_”の特殊文字を使用して4~16文字で入力
- 先頭文字はアルファベット
- あらかじめ定義した予約語は使用不可
- USERパスワード:MSSQL Serverの管理者アカウントのパスワードを入力
- アルファベット、数字、特殊文字をそれぞれ1文字以上含め8~20文字で入力
- 特殊文字の` & ₩ " ' /とスペースは使用不可
- DBアクセスポート:作成されるMSSQL Serverにアクセスを許可するTCPポート番号を1433または10000~20000の間から入力
- デフォルト値:1433
- 一度指定したポート番号は変更不可
- DB Configの設定:NAVERで提供する最適化した基本設定を確認
- 事前に作っておいたConfig Groupがある場合、サーバー作成時に適用可能
- DBログの収集:errorログ収集及びビューアー機能提供を確認
- Cloud Log Analytics連動
- USER_ID:MSSQL Serverの管理者アカウントのIDを入力
- 作成するサーバーのバックアップ使用の有無を設定します。
- Backup設定:バックアップの有無とバックアップファイルの保管、バックアップ時間を設定
- Backupファイルの保管期間:別途バックアップストレージにバックアップファイルを保管する期間をクリックして選択
- 時点復旧のためにBackupファイルは、最大設定された保管期間+24時間保管
- 1日1回fullバックアップと周期的にtransactionバックアップ実行
- Backup時間:Fullバックアップが行われる時間を自動とユーザー定義の中から選択
- 選択すると、使用した容量分だけ追加料金が発生
- 自動:毎日自動でバックアップを開始
- ユーザー定義:毎日ユーザーが設定した時間+15分の間にバックアップを開始
- Backupファイルの保管期間:別途バックアップストレージにバックアップファイルを保管する期間をクリックして選択
- Backup設定:バックアップの有無とバックアップファイルの保管、バックアップ時間を設定
- [次へ] ボタンをクリックします。
- Cloud Log Analyticsサービスの利用申請が表示されたら内容を確認し、 [確認] ボタンをクリックします。
- Cloud Log Analyticsの利用申請が必要な場合、 [Cloud Log Analyticsの利用申請] ボタンをクリック
- Cloud Log Analyticsに関する詳細はCloud Log Analyticsのご利用ガイドを参照
3. 最終確認
- 最終確認画面が表示されたら、設定したサーバー情報、DB情報、バックアップ情報を確認します。
- 設定を修正するには、 [前へ] ボタンをクリック
- [作成] ボタンをクリックします。
- DB Server画面のサーバーリストで作成したMSSQL Serverの状態を確認します。
- 作成中:ユーザーが入力した情報でMSSQL Serverを作成している状態
- 設定中:ユーザーが入力した情報でMSSQL Serverを作成、構成している状態
- 運営中:ユーザーが入力した情報でMSSQL Serverの作成と設定が完了して、アプリケーションサーバーからMSSQLにアクセスできる状態
作成中と設定中状態を経て実際に使用できる運営中になるまで、数分から数十分かかります。
3.で最新の状態を確認するには、 [更新] ボタンをクリックします。
MSSQL Serverの再起動
MSSQL Serverを簡単かつ便利に再起動できます。再起動中のサーバーにはアクセスできません。再起動の予約スケジュールを選択して再起動する方法は以下のとおりです。
- NAVERクラウドプラットフォームコンソールのClassic環境でServices > Database > Cloud DB for MSSQLメニューを順にクリックします。
- DB Serverメニューをクリックします。
- 再起動するMSSQL Serverをクリックし、[DB Serverの再起動] ボタンをクリックします。
- OS Rebootポップアップが表示されたら再起動方法を選択します。
- Without FailOver:ユーザーがSSMSで設定した内容が保証されるが、サービスdown timeが何分かかかることがあります。
- With FailOver:サービスdown timeが30秒以内で短いけど、ユーザーがSSMSで設定した内容がなくなることがあります。
- 再起動の日付と時間を設定して、 [再起動の予約] ボタンをクリックします。
- 再起動の予約は設定時点から3分以降の時間から設定できます。
- 予約なしにすぐサーバーを再起動したい場合は、 [今すぐ再起動] ボタンをクリックします。
- DB Server画面のMSSQL ServerリストでMSSQL Serverの状態を確認します。
- 再起動中:MSSQL Serverを再起動している状態
- 運営中:再起動が完了し、アプリケーションサーバーでMSSQL Serverにアクセスできる状態
再起動中状態を経て実際に使用できる運営中になるまで、数分かかります。
MSSQLサーバーの削除
作成して運用中のMSSQL Serverを削除できます。
高可用性を使用している場合、Principal ServerとMirror Serverが一緒に削除されます。Slave Serverが存在する場合、まず当該DB ServiceのすべてのSlave Serverを削除してから、Principal Serverを削除できます。バックアップ機能を使用中の場合、バックアップファイルも一緒に削除されます。
MSSQL Serverを削除する方法は以下のとおりです。
- NAVERクラウドプラットフォームコンソールのClassic環境でServices > Database > Cloud DB for MSSQLメニューを順にクリックします。
- DB Serverメニューをクリックします。
- 削除するMSSQL Serverをクリックし、 [DB Serverの削除] ボタンをクリックします。
- DB Serverの削除ポップアップが表示されたら、削除するMSSQL ServerのDBサービス名を入力し、 [はい] ボタンをクリックします。
- DB Server画面のMSSQL ServerリストでMSSQL Serverの状態を確認します。
- 削除中:MSSQL Serverを削除している状態
削除中状態を経て実際にリストから削除されるまで数分かかります。
MSSQL Serverのモニタリング
NAVERクラウドプラットフォームのCloud DB for MSSQLでは、ユーザーが運用中のサーバーとデータの状態を直観的に確認して効果的に管理できるように、サーバー別にダッシュボードを通じたモニタリングサービスを提供しています。
Monitoringの詳しい使用方法はMonitoringをご参照ください。
作成して運用中のMSSQL Serverのモニタリング画面に移動する方法は以下のとおりです。
- NAVERクラウドプラットフォームコンソールのClassic環境でServices > Database > Cloud DB for MSSQLメニューを順にクリックします。
- DB Serverメニューをクリックします。
- モニタリングするMSSQL Serverをクリックし、 [Monitoring] ボタンをクリックします。
- モニタリングするダッシュボードをクリックして選択します。
MSSQL Serverの管理
作成したMSSQL Serverを運用していると、作成当時に設定したサーバーやDBに関するオプションを変更する必要が生じる場合があります。Cloud DB for MSSQLでは、既に作成したMSSQL Serverでも簡単に数回のクリックだけでいくつかのスペックを変更したり、アップグレードできるようにサポートしています。
MSSQL Server管理は、基本的にサーバーの状態が運営中である場合に行えます。
作成して運用中のMSSQL Serverを管理する方法は以下のとおりです。
- NAVERクラウドプラットフォームコンソールのClassic環境でServices > Database > Cloud DB for MSSQLメニューを順にクリックします。
- DB Serverメニューをクリックします。
- 管理するMSSQL Serverをクリックし、 [DB管理] ボタンをクリックします。
- 必要な管理をクリックして選択します。
MSSQL Serverの詳細を見る
選択したMSSQL Serverが正常に運用されているか、サーバーに関する詳細情報を確認できます。詳細内容は以下のとおりです。
詳細確認タブ | 説明 | 項目 |
---|---|---|
Process list | 選択したMSSQL Serverにアクセスしたセッションリスト確認 | - probe_time: 収集した時間 - session_id: セッション固有番号 - last_wait_type: 最後または現在待機タイプの名前を示す文字列 - message: 収集されたクエリテキスト - program_name: 応用プログラム名 - original_login_name: 実行したアカウント名 |
Lock | 選択したMSSQL ServerのLock情報確認 | - probe_time: 収集した時間 - spid: アクセスしたセッション番号 - last_wait_type: 最後または現在待機タイプの名前を示す文字列 - message:収集されたクエリテキスト - program_name: 応用プログラム名 - original_login_name: 実行したアカウント名 |
DB Configの管理 | 選択したMSSQL Serverの設定変更 | DB Config管理を参照 |
Databaseの管理 | 選択したMSSQL ServerにDB追加または削除 | Database管理を参照 |
DB Userの管理 | 選択したMSSQL Serverのユーザー追加または削除 | DB User管理を参照 |
Backup設定の管理 | 選択したMSSQL Serverのバックアップファイルの保管期間及びバックアップ実行時間を設定 | Backup設定管理を参照 |
DBスペックの変更 | 選択したMSSQL Serverのスペック変更 | DBスペック変更を参照 |
- Process list及びLock確認機能は期間選択ができて、基本的に直近1時間が指定されます。 また [項目設定] ボタンをクリックして、最大10個まで選択でき、probe_timeが最新の場合 [kill session] ボタンが活性化されます。
MSSQL Serverスペック変更
作成したMSSQL Serverのサーバースペックを変更できます。サーバースペックを変更するとMaster、Mirror 、Slave Serverがすべて変更されます。スペックをアップグレードすると追加料金が発生します。
サーバースペックをアップグレードするとサーバーが再起動されます。再起動中はアクセスできません。データの確認は再起動が完了してから行うことをお勧めします。
- Serverタイプが同じMSSQL Server内でのみスペック変更できます。
- DB Serverの詳細確認 > DBスペック変更メニューでも同じ作業を実行できます。
スペックを変更する方法は以下のとおりです。
- DB Serverスペック変更ポップアップが表示されたら、現在のサーバースペックを確認します。
- 変更するサーバースペックをクリックして選択します。
- [確認] ボタンをクリックします。
- DB Server画面のMSSQL Serverリストでスペックを変更したMSSQL Serverの状態を確認します。
- 設定中: ユーザーが入力した情報でMSSQL Serverを構成している状態
- 運営中: ユーザーが入力した情報でMSSQL Serverの設定が完了して、アプリケーションサーバーからMSSQL Serverにアクセスできる状態
DB Config管理
作成したMSSQL Serverに適用するConfig Groupを変更できます。変更したConfig Groupは同一サービスグループ内のすべてのサーバーに適用され、一部Config変数は変更時にDB Serviceが自動で再起動してから適用されます。Config Groupの作成後に適用できます。Config Groupの作成、修正、削除に関する詳しい方法はConfig Groupをご参照ください。
DB Serverの詳細確認 > DB Config管理メニューでも同じ作業を実行できます。
変更方法は以下のとおりです。
- DB Config Group変更ポップアップが表示されたら、現在適用されたConfig Groupを確認します。
- 変更するConfig Groupをクリックして選択します。
- [変更] ボタンをクリックします。
- DB Server画面のMSSQL ServerリストでConfigを変更したMSSQL Serverをクリックします。
- Database Configの [再起動必要] ボタンをクリックします。
- DB Server画面のMSSQL ServerリストでMSSQL Serverの状態を確認します。
- 再起動中:MSSQL Serverを再起動している状態
- 運営中:再起動が完了し、アプリケーションサーバーでMSSQL Serverにアクセスできる状態
DB Userの管理
作成したMSSQL Serverの管理者用DBアカウントのパスワードを変更できます。
管理者用DBアカウントは変更できません。SSMSを通してDBアカウントを変更する場合は、コンソールで一部機能の使用が制限されます。
DB Serverの詳細確認 > DB Userの管理メニューでも同じ作業を実行できます。
管理者アカウントのパスワードを変更する方法は、以下のとおりです。
- DBユーザー管理ポップアップが表示されたら、管理者用DBアカウントを確認します。
- 変更するパスワードを入力します。
*アルファベット、数字、特殊文字をそれぞれ1文字以上含め8~20文字で入力
*特殊文字の` & ₩ " ' /とスペースは使用不可
- [保存] ボタンをクリックします。
Database管理
選択したMSSQL ServerにDBを追加したり、作成したDBを削除できます。DBの追加と削除作業は、一度に最大3個までできます。
DB Serverの詳細確認 > Database管理メニューでも同じ作業を実行できます。
データベースを追加または削除する方法は、以下のとおりです。
- Database管理ポップアップが表示されたら、データベース情報を確認します。
- データベースを追加したり、削除します。
- 追加:Database Nameに追加するデータベース名を入力して、 [Database追加] ボタンをクリック
- アルファベット、数字、[_]の特殊文字を使用して1~20文字で入力
- 先頭文字はアルファベット
- 削除:作成されたデータベース行の [削除] ボタンをクリック
- 追加:Database Nameに追加するデータベース名を入力して、 [Database追加] ボタンをクリック
- [保存] ボタンをクリックします。
Publicドメイン管理
Publicドメインを申請してNAVERクラウド外部でMSSQL Serverにアクセスできるように設定したり、設定したPublicドメインを解除できます。Publicドメインを設定した場合、外部と通信するデータはネットワーク使用量として課金され、Publicドメインを解除するとDB ServerにアクセスはNAVERクラウドプラットフォームでのみできます。
Publicドメインを設定及び解除する方法は以下のとおりです。
- Publicドメイン申請ポップアップが表示されたら、DB Server名を確認します。
- 割り当てられたPublicドメインを設定解除する場合はPublicドメイン解除ポップアップが表示されます。DB Server名とPublicドメインを確認します。
- 割り当てられたPublicドメインを設定解除する場合はPublicドメイン解除ポップアップが表示されます。DB Server名とPublicドメインを確認します。
- [はい] ボタンをクリックします。
- DB Server画面のMSSQL ServerリストでDB Failoverを設定したMSSQLの状態を確認します。
- 設定中:ユーザーが入力した情報でMSSQL Serverを構成している状態
- 運営中:ユーザーが入力した情報でMSSQL Serverの設定が完了して、アプリケーションサーバーからMSSQL Serverにアクセスできる状態
Backupの設定管理
選択したMSSQL Serverのバックアップファイルの保管期間と実行時間を設定できます。バックアップファイルの保管期間は最小1日から最大30日までで、選択した時間から15分以内にバックアップが実行されます。
DB Serverの詳細確認 > Backupの設定管理メニューでも同じ作業を実行できます。
バックアップ保管日とバックアップ時間を設定する方法は以下のとおりです。
- バックアップ保管日(バックアップ時間) ポップアップが表示されたら、バックアップ設定情報を確認します。
- バックアップファイル保管期間とバックアップ時間を設定します。
- [保存] ボタンをクリックします。
Slave Server追加
高可用性設定を使用するMSSQL Serverには読み込みができるSlave Serverを追加できます。SlaveサーバーにPrivateドメインが基本的に割り当てられ、別途のPublicドメインの設定もできます。1台のMaster Serverごとに最大5台Slave Serverを追加できます。
Slave DB Serverはlog Shippingで構成され、24時間読み込みはできません。Transaction logバックアップを行う間は読み込みができないので、一般サービスでの使用が不可能です。読み込みができる時間を設定して周期的な読み込みbatch及びデータ確認などの用途に適合します。
Stand Alone ServerはSlaver Serverを追加できません。
Slave ServerはPrincipal Serverと同じ設定値が作成されます。
- MSSQL Serverタイプ
- データストレージタイプ
- データストレージ容量
- DB Configの設定値
Slave ServerもPrincipal Serverと同じ料金が請求され、使用した時間で課金します。Slaveサーバーを追加する方法は以下のとおりです。
- Slave DB Server追加ポップアップが表示されたら、Principal ServerとSlave Server情報を確認します。
- 使用するドメインの固有数字3桁(001~999)を入力して、 [ドメイン重複チェック] ボタンをクリックします。
- [確認] ボタンをクリックします。
- DB Server画面のMSSQL Serverリストで作成したSlave Serverの状態を確認します。
- 作成中:ユーザーが入力した情報でSlave Serverを作成している状態
- 設定中:ユーザーが入力した情報でSlave Serverを作成、構成している状態
- 運営中:ユーザーが入力した情報でSlave Serverの作成と設定が完了して、アプリケーションサーバーからSlave Serverにアクセスできる状態
読み込み可能時間の調整
Slave Serverはlog shipping方式で動作し、サービスに直接使用はできません。毎日決められた時間に読み込みできるように設定してbatchなどに使用できます。設定された時間の間はDB restoreが行われないので読み込みが可能で、読み込み可能時間帯は最大20個まで選択できます。
設定方法は以下のとおりです。
- 読み込み可能時間の調整ポップアップが表示されたら、設定された読み込み可能時間を確認します。
- 読み込みを希望する時間帯をを選択し、 [確認] ボタンをクリックします。