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Classic環境で利用できます。
Monitoringでは、3種類のダッシュボードをサポートしており、MSSQL Serverのパフォーマンスと履歴に関する様々なモニタリング情報を確認できます。Monitoringは、NAVERクラウドプラットフォームの Cloud DB for MSSQLに含まれているサービスであるため、別途追加費用なしで使用できます。Monitoringで提供しているダッシュボードの種類は、次の通りです。
- DB Dashboard: 運用中の MSSQL Serverに関するモニタリング情報
- Performance: 運用中の MSSQL Serverのパフォーマンスに関するモニタリング情報
- DB Logs: 運用中の MSSQL Serverで発生したすべてのログの発生時間と内容を記録
3種類のダッシュボードで、過去1年以内の MSSQL Serverのパフォーマンス情報の平均値と、過去28日以内のログ情報を確認できます。各ダッシュボードは様々なグラフチャートで構成され、特定のグラフチャートを印刷したり、様々な拡張子のファイルでローカル PCにダウンロードして業務に効果的に活用することもできます。
参考
モニタリングの結果、特定のメトリクスがしきい値を超えたり、特定の条件を満たす場合はイベントとして認識し、ユーザーにアラームで知らせるように設定できます。イベントとアラームの設定に関する詳細は、Eventをご参照ください。
MSSQLのパフォーマンス情報に関する直観的な照会と管理が別途費用なしで行えるため、専門的なデータベース管理者のいない環境でサーバを安定的に運用したい場合は、ダッシュボードで提供するモニタリングメトリクスを活用することをお勧めします。
Monitoring画面
Monitoring利用のための基本的な説明は、次の通りです。
| 領域 | 説明 |
|---|---|
| ① メニュー名 | 現在確認中のメニューの名前 |
| ② 基本機能 | Cloud DB for MSSQLの詳細情報を確認、Monitoring画面を更新 |
| ③ DB Serviceリスト | 運用中の DB Serviceと Service別 MSSQL Serverリスト |
| ④ ダッシュボード | MSSQL Serverリストで選択したサーバの DB Dashboard、Performance、DB Logs |
Monitoringダッシュボードの確認
Monitoringで提供しているダッシュボードは、複数のグラフチャートで構成されています。ユーザーは、サーバ別に確認したいダッシュボードで希望する情報だけ表示させ、直観的に確認できます。ダッシュボードで表示する情報は1分ごとに収集するにしても、平均値を表示します。ダッシュボードを使用する方法は、次の通りです。
- NAVERクラウドプラットフォームコンソールの Classic環境で、Services > Database > Cloud DB for MSSQLメニューを順にクリックします。
- Monitoringメニューをクリックします。
- DB Serviceリストで、モニタリングする MSSQL Serverをクリックします。
- 右側の画面で確認するダッシュボードボタンをクリックします。
- 期間セレクトボックスから照会する期間をクリックして選択するか、直接入力します。
- ダッシュボードで結果を確認します。
- グラフチャートで特定時点の正確なメトリクス値が知りたい場合: グラフチャートの特定時点にマウスオーバー
- 詳細グラフが知りたい場合: グラフチャートでマウスをダブルクリック
- グラフチャートの印刷:
をクリックし、Print chartメニューをクリック - グラフチャートをファイルでローカル PCにダウンロード: をクリックし、ダウンロードするファイル拡張子メニューをクリック
- Download PNG image: PNG拡張子の画像ファイル
- Download JPEG image: JPEG拡張子の画像ファイル
- Download PDF document: PDF拡張子の文書ファイル
- Download SVG vector image: SVG拡張子のベクター画像ファイル
をクリックし、Print chartメニューをクリック注意
5.でのデフォルト値は最近1時間であり、Dashboardと Performanceの場合は最大1年まで、DB Logsの場合は最大28日まで選択できます。
参考
Services > Database > Cloud DB for MSSQL > DB Serverメニューで希望するサーバをクリックして選択し、[Monitoring] ボタンをクリックすると、4.の画面にすぐ移動します。
DB Dashboardのグラフチャート
DB Dashboardを構成するグラフチャートに関する説明は、次の通りです。
| グラフチャート | 単位 | 説明 |
|---|---|---|
| CPU Used | processor time(%) | プロセッサがアイドル状態ではないスレッドの実行に消費する経過時間をパーセントで表示した数値 |
| Execute Queries Count | batch requests/sec | サーバから取得した SQLバッチリクエスト数 |
| クエリの実行回数比 CPU消耗量とメモリ読み取り数 | x: Sum(sum+d(delta)_execution_count): 1分間のクエリリクエスト数 y: Sum(sum_d(delta)_total_worker_time): 1分間当該クエリが消耗した cpu時間(us) バブルサイズ: total_logical_reads: 1分間の page(8KB)読み取り数 | クエリの実行回数(x)に比べ CPUの消耗時間(y)またはメモリ読み取り数(バブルサイズ)が多いクエリをターゲットにチューニングが必要 バブルのクリック時にクエリの種類を下段で確認可能 |
Performanceのグラフチャート
既存画面の場合、[項目設定] ボタンをクリックし、モニタリングが必要なグラフチャートを選択します。
新規画面の場合、ご希望のグラフチャートをドロップダウンリストから選択します。
グラフチャートは、最大10個まで選択できます。
Performanceを構成しているグラフチャートに関する説明は、次の通りです。
| グラフチャート | 単位 | 説明 |
|---|---|---|
| CPU used | processor time(%) | プロセッサがアイドル状態ではないスレッドの実行に消費する経過時間をパーセントで表示した数値 |
| CPU Queue length | processor queue length | プロセッサキューのスレッド数 |
| disk read latency | sec | ディスクでデータを読み取る平均時間 |
| disk Queue length | avg. disk queue length | サンプル間隔中に選択したディスクに対してキューで待機している読み取りと書き込みリクエストの平均数 |
| disk write mbyte | bytes/sec | 書き込みタスク中にバイトがディスクに転送されるスピード |
| network in | bytes/sec | フレーム文字を含め、各ネットワークアダプタを通じてバイトを受信するスピード |
| network packet | packets/sec | ネットワークインターフェースでパケットを送受信するスピード |
| Free Memory | KB | サーバが現在使用しないメモリ量 |
| Memory Grants Pending | memory grants pending | タスクスペースのメモリ付与を待つ現在のプロセス数 |
| DB buffer loockup | page lookups/sec | バッファプールでページを見つけるためのリクエスト数 |
| DB buffer writes | page writes/sec | 実行された実際のデータベースページの書き込み数 |
| db lock wait | ms | 最後の1秒のロックに関する総待機時間 |
| sql re-compile | sql re-compilations/sec | 再び1秒当たりのコンパイルがトリガーされた数 |
| availableMemory | MB | プロセスに割り当てるか、システム使用のためにすぐに使用できる実際のメモリ量 |
| CPU Privilege | privileged time(%) | プロセススレッドが特権モードでコマンドを実行しながら、経過した時間をパーセントで表示した数値 (DB Performanceを判断するのに実効性の低いメトリックであるため、新規モニタリングモジュールに切り替える時点で削除予定) |
| Context Switches | context switches/sec | コンピュータのすべてのプロセッサを1つのスレッドから他のスレッドに切り替わる結合スピード |
| disk write latency | sec | ディスクにデータを書き込む平均時間 |
| disk read mbyte | bytes/sec | 読み取りタスク中にバイトがディスクから転送されるスピード |
| disk free megabytes | MB | ディスクドライブに割り当てられていないスペース (DB Performanceを判断するのに実効性の低いメトリックであるため、新規モニタリングモジュールに切り替える時点で削除予定) |
| network out | bytes/sec | フレーム文字を含め、各ネットワークアダプタを通じてバイトを転送するスピード |
| DB lazy write | lazy writes/sec | バッファ管理者の遅延記録器が作成したバッファ数 |
| Page Life Expectancy | sec | ページが参照なしでバッファフルに滞在する時間 |
| execute queries count | batch requests/sec | サーバから取得した SQLバッチリクエスト数 |
| DB buffer reads | page reads/sec | 実際に実行されたデータベースページの読み取り数 |
| db latch wait | ms | 最後の1秒に待機するラッチリクエストに対するラッチの総待機時間 |
| sql compile | sql compilations/sec | 1秒当たりに SQLサーバによって実行されたコンパイル数 |
| connections | connection count | SQL Serverに接続されたユーザー数 |
DB Logsのグラフチャート
DB Logsを構成するグラフチャートに関する説明は、次の通りです。
| フィールド | 説明 |
|---|---|
| イベント発生時間 | DB Logが発生した時刻 |
| log内容 | DB Log内容 |
参考
DB Logsでは運用中の MSSQL Serverの Error logを確認できます。
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