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Cloud DB for MSSQL のシナリオ
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Classic/VPC環境で利用できます。
NAVERクラウドプラットフォームのCloud DB for MSSQLは、クラウド環境でMSSQL Serverを簡単かつスピーディーに構築して安定的なキャッシュサービスが行えるように運用、管理します。NAVERクラウドプラットフォームのCloud DB for MSSQLを活用する全体の手順は、以下のとおりです。
各手順についての説明は以下のとおりです。
1. アプリケーションサーバーの作成
2. アクセス環境の設定
3. アプリケーションサーバーのアクセステスト
4. MSSQL Serverの作成
5. ACG設定
6. MSSQL Serverのアクセステスト
1. アプリケーション・サーバーの作成
まず、NAVERクラウドプラットフォームコンソールのCloud DB for MSSQLで作成するMSSQL Serverと通信を行うアプリケーションサーバー(APPサーバー)を作成します。Cloud DB for MSSQLは現在、NAVERクラウドプラットフォームの内部でのみアクセスできるため、アプリケーションサーバーもまたNAVERクラウドプラットフォームの内部にある必要があります。アプリケーションサーバーは、NAVERクラウドプラットフォームコンソールのServices > Serverメニューで作成できます。
参考となるご利用ガイドは以下のとおりです。
2. アクセス環境設定
アプリケーションサーバーの作成が完了したら、アプリケーションサーバーにユーザーがアクセスできるようにアクセス環境を設定します。アクセス環境を設定するには、以下の2つの方法があります。
- NAVERクラウドプラットフォームのポートフォワードを使用してアクセス設定(Classic環境)
- NAVERクラウドプラットフォームのグローバルIPを使用してPrivate Domainにアクセス設定(VPC環境)
グローバルIPを使用したアクセス設定時に管理者パスワードの確認機能を利用してサーバーアクセスに必要な管理者(root)パスワードを確認します。
参考となるご利用ガイドは以下のとおりです。
SSL VPNを使用するとMSSQL Serverでもっと安全にアクセスできます。管理用目的で使用する場合SSL VPNを利用するのがセキュリティ面で有利です。
3. アプリケーションサーバーへのアクセステスト
アクセス環境設定が完了したら、リモートデスクトップ接続を利用してアプリケーションサーバーに正常にアクセスできるかテストを行ってください。
参考となるご利用ガイドは以下のとおりです。
4. MSSQL Serverの作成
アプリケーションサーバーへのアクセステストまで完了したら、アプリケーションサーバーと通信を行うMSSQL Serverを作成します。MSSQL ServerはNAVERクラウドプラットフォームコンソールのServices > Database > Cloud DB for MSSQL メニューから別途のサービス利用申請なしにすぐ作成できます。
参考となるご利用ガイドは以下のとおりです。
サーバーの二重化構成
障害発生時にデータの消失を防いでサービスへの影響を最小限に抑えられるように、サーバーの二重化を設定できます。Cloud DB for MSSQLはPrincipal ServerとMirror Serverを作成してPrincipal Serverが障害を起こした時、Mirror Serverに自動Failoverされる機能を提供します。DNS方式で二重化を提供するため、アプリケーションの変更は必要ありません。
サーバーの二重化構成を行うには、MSSQL Server作成時に高可用性サポートをクリックして選択します。
モニタリングとイベント管理
作成完了して運用中のMSSQL Serverを対象に、NAVERクラウドプラットフォームコンソールでサーバーの性能やOSの状態に対するモニタリングと発生したイベントを確認して、安定的にキャッシュサービスを提供できるように管理できます。NAVERクラウドプラットフォームのCloud Insightを活用して、イベント、通知とアラームを設定することもできます。
Cloud Insight利用申請時に別途の料金が課せられます。Cloud Insightの紹介と料金プランについての詳細説明は、NAVERクラウドプラットフォームポータルのサービス > Management & Governance > Cloud Insightメニューをご参照ください。
参考となるご利用ガイドは以下のとおりです。
管理と運営権限管理
ユーザーのメインアカウントのほか、サブアカウントを作成してCloud DB for MSSQLの管理及び運用権限を様々な方法で設定できます。NAVERクラウドプラットフォームのSub Account内のSystem ManagedポリシーとUser Createdポリシーを活用して権限設計ができます。
Sub Accountは、利用申込の際に別途料金が発生しない無料サービスです。Sub Accountの紹介と料金プランについての詳細説明は、NAVERクラウドプラットフォームポータルのサービス > Management & Governance > Sub Accountメニューを参考にしてください。
参考となるご利用ガイドは以下のとおりです。
5. ACG設定
作成したMSSQL Serverにアプリケーションサーバーがアクセスできるように、MSSQL ServerのACG(Access Control Group)を設定します。参考となるご利用ガイドは以下のとおりです。
6. MSSQL Serverへのアクセステスト
MSSQLClientを利用して作成したMSSQLサーバーに正常にアクセスできるかテストを行ってください。
参考となるご利用ガイドは以下のとおりです。