Classic/VPC環境で利用できます。
Cloud DB for MySQLの利用中に次のような問題が発生することがあります。問題ごとの原因と解決方法を確認し、適切に対処してください。
MySQL Serverの個別起動と停止
MySQL Serverを個別に起動または停止できません。
原因
MySQL Serverの個別起動または停止はサポートしません。再起動や削除のみ可能です。個別 MySQL Serverを停止して一時的に料金が発生しない形式では使用できません。
解決方法
MySQL Serverの再起動または削除のみ実行してください。再起動する場合、当該 MySQL Serverがインストールされた仮想サーバと当該サーバを同時に再起動します。
MySQL Serverアクセスエラー
MySQL Serverアクセス時にエラーが発生します。
SSL VPNを使用していますが、Cloud DB for MySQLにアクセスできません。
原因
MySQL Serverにアクセスするには、事前に MySQL Serverと通信するアプリケーションサーバを作成する必要があります。事前タスクが済んでいない場合、NAVERクラウドプラットフォームの Cloud DB for MySQLを正常に使用できません。
解決方法
アプリケーションサーバ確認
Cloud DB for MySQLで作成した MySQL Serverは現在、NAVERクラウドプラットフォーム内でのみアクセスできるため、アプリケーションサーバもまた NAVERクラウドプラットフォーム内に作成する必要があります。全体的なサーバ作成のフローは使用シナリオを確認した後、以下の各プラットフォーム環境別スタートガイドをご参照ください。
MySQL Workbenchまたは phpMyAdminを使用します。ユーティリティの使用方法についての説明は、クラウド外部から DB Serverへのアクセスをご参照ください。
MySQL Serverへのアクセス方法の確認
NAVERクラウドプラットフォームサーバで、MySQL Serverにアクセスする方法は、次の通りです。
- NAVERクラウドプラットフォームサーバにおける Privateドメインを使用したアクセス: Cloud DB for MySQL を開始する
- クラウド外部からのアクセス: SSL VPNを使用したアクセス、Publicドメインを使用したアクセス
Master Server再起動時の Failover
Master Serverを再起動しても Failoverが実行されません。
原因
障害が発生する場合のみ Failoverが自動実行されます。ユーザーの再起動コマンドでは実行できません。
解決方法
障害状況ではないので、別途措置することはありません。
Failover実行
サービスオープン前に Master Serverの障害による Failover状況を再現し、アプリケーションに影響がないことを事前に確認するために Failoverを実行しようとしています。
解決方法
Failoverを実行する方法については、DB Serverの Master DB Failoverをご参照ください。Failoverを実行する間、サーバにアクセスできない場合があります。
削除されたデータの復旧
削除されたデータを復旧しなければなりません。
原因
サーバリソースを削除すると、すべてのデータが削除されるため、復旧はできません。
解決方法
削除されたデータは復旧できません。サーバを削除する前に、Object Storageにバックアップデータをアップロードし、一定期間保管後に返却してください。Object Storageにアップロードされたバックアップによる復元は、Xtrabackupによるバックアップファイルの復元をご参照ください。
データベース作成
データベースを直接作成しようとしています。
原因
権限の誤用による問題を防止するために、ユーザーに直接データベースを作成する権限は付与していません。
解決方法
DBの作成は以下の3つの方法で行ってください。データベース作成時に DDL権限を持つアカウントは、作成されたデータベースに対してすべての権限を持つことになります。
MySQL Serverのしきい値超過通知
MySQL Serverのしきい値超過イベント通知を受け取ることができません。
原因
Cloud DB for MySQLは、サーバの性能や OSのモニタリングサービス、イベント収集サービスを提供し、Cloud Insightと連携してユーザーが直接しきい値を設定する必要があります。Cloud Insightの連携とユーザー設定値にエラーがある場合、正常にアラームが送信されない場合があります。
解決方法
Cloud DB for MySQLのモニタリング結果とイベント収集結果は、Cloud Insightと連携してメールや SNSで通知するように設定できます。詳しい使用方法は、以下の各プラットフォーム環境別内容をご参照ください。
- VPC環境: Monitoring、Event
- Classic環境: Monitoring、Event
Replicationエラー
Replicationエラーが発生し、Replicationが停止しました。
原因
状況によって様々な原因が考えられます。詳細は解決方法をご確認ください。
解決方法
- [Skip Replication Error] ボタンをクリックし、エラーが発生したクエリをワンタイムスキップ処理します。この場合、Master Serverのデータとの整合性を完全に確認しないため、今後エラーが再発生して Replicationが停止することがあります。
- Replication errorが発生した DBを再インストールします。この場合、直近のバックアックで DBを再構築し、Master Serverとのデータ整合性をチェックします。再構築時には一定時間がかかります。 完了した後は Master Serverと同じデータを持つことになります。
Skip Replication Error機能や DB再インストールについての説明は、DB Serverの Replicationステータス確認をご参照ください。
Standby Masterサーバで Replicationの停止が発生した状態で Master DB障害により Failoverが行われる場合、Replication停止期間中のデータが消失する可能性があります。これを防ぐために、Replicationの停止が発生した場合、迅速かつ積極的な対処が必要です。
Replication遅延の緩和
Replication遅延が発生します。
原因
Replication遅延は、MySQLの Replication仕様とユーザーアプリケーションの動作による現象として、Cloud DB for MySQLの障害ではありません
Replication遅延は、以下の場合に発生します。
- Master DBへの書き込み負荷が高い場合
- 書き込みクエリが多く流入する場合
- 1つのトランザクションで大量の変更タスク後に commitした場合
- Primary Keyがないテーブルに多くの rowを変更するクエリを実行した場合
- 長時間の実行が必要なクエリが流入する場合
- ロックにより待機している場合
Monitoringの Query Timelineグラフチャートで遅延が発生するクエリを確認できます。Query Timelineで遅延が増加する時点を検索するか、遅延しているサーバの Query Timelineと実行中のバイナリログを見るをご確認ください。
解決方法
Replication遅延の発生時に innodb_flush_log_at_trx_commit Config値を変更し、Master DBの Replication遅延の原因になる Primary Keyがないテーブルに Primary Keyを追加した後に Standby Master Serverを再構築してください。
- Master DBの
innodb_flush_log_at_trx_commit値に関する説明と変更方法は、MySQLガイドと DB Serverの DB Config管理をそれぞれご参照ください。 - Master DBの Primary Keyがないテーブルに Primary Keyを追加した後、Standby Masterを再構築する方法は2つあります。
- Replicationステータス確認で再インストールしてください。
- Master Serverの高可用性設定を解除し、再設定してください。
mysqldumpユーティリティエラー
mysqldumpを利用してバックアップまたは復旧すると、エラーが発生します。
原因
Cloud DB for MySQLはフルマネージドサービスとしてのすべての権限を提供するわけではありません。
解決方法
- mysqldumpユーティリティを利用してバックアップ時に適切なオプションを追加する必要があります。詳細は、mysqldumpによるバックアップをご参照ください。
- mysqldumpユーティリティを利用して復旧時に実行できない文章を削除する必要があります。詳細は、mysqldumpによるバックアップファイルの復元をご参照ください。
本ガイドで必要な情報が見つからない場合やさらに必要な情報がある場合は、いつでも以下のフィードバックアイコンをクリックして、ご意見をお寄せください。いただいたご意見を参照して、より有益な情報を提供できるよう努力してまいります。
Unknownステータス
Cloud DB for MySQLコンソールで DBサーバのステータスが Unknownと表示されます。
原因
- DBサーバに過剰な負荷が発生し、モニタリング指標の収集が遅延または失敗した場合、当該 Masterまたは Slaveサーバのステータスが Unknownと表示されます。
- Replicationが Stop状態で1時間以上続いた場合、Standby Masterサーバのステータスが Unknownと表示されます。
- Replication Delay(
Seconds_Behind_Master)が1時間以上累積された場合、Standby Masterサーバのステータスが Unknownと表示されます。
解決方法
- Masterまたは Slaveサーバでステータスが Unknownと表示された場合、
SHOW PROCESSLISTまたは Performance Schemaを活用して負荷を引き起こすクエリを特定し、そのクエリに対するチューニングを通じてサーバの負荷を緩和してください。 - Standby Masterサーバでステータスが Unknownと表示された場合、Standby Masterサーバを再インストールした後、replicationが中断または遅延した原因を分析してください。
- Write Masterサーバで大量の DMLクエリまたは long transactionが実行されたかどうかを確認し、同様の状況が再発しないように措置してください。
- Standby Masterサーバのステータスが Unknownの場合、データ損失を防止するために Master DB障害時の自動 Failover機能が制限されます。円滑な HA機能のため、早急に対処してください。
未対応エンジンテーブルの作成制限
MyISAM、BLACKHOLE、FEDERATED、ARCHIVE、MEMORYエンジンを使用するテーブルが作成できません。
原因
Cloud DB for MySQLは、以下のテーブルエンジンをサポートしていません。
MyISAM,BLACKHOLE,FEDERATED,ARCHIVE,MEMORY- これらのエンジンは、トランザクションの未サポート、データの一貫性の欠如、クラウド環境でのレプリケーションとフェイルオーバーの制限などの理由で使用が制限されます。
解決方法
新規テーブルを作成する際には InnoDBエンジンを使用してください。
MEMORYエンジンを使用している場合、データ整合性の問題により Failover失敗が発生することがあります。
これを防ぐために、InnoDBエンジンへの変更をお勧めします。
現在使用しているテーブルエンジンを確認
SELECT TABLE_SCHEMA, TABLE_NAME, ENGINE
FROM information_schema.TABLES
WHERE ENGINE IN ('MyISAM','BLACKHOLE','FEDERATED','ARCHIVE','MEMORY')
AND TABLE_SCHEMA NOT IN ('information_schema','mysql','performance_schema','sys');
既存のテーブルエンジンを変更
ALTER TABLEテーブル名 ENGINE = InnoDB;
コンソール内のエラー通知
コンソールで以下のようなエラー通知が発生します。
- CASE 1: MySQL Replicationに遅延が発生しています。遅延がすべて解消された後に再度お試しください。
- CASE 2: DBサーバとの通信が正常に行われていないため、Master DB Failoverを実行できません。しばらくしてから再度お試しください。
- CASE 3: バックアップの前後にはタスクを実行できません。タスクを実行するには、バックアップ時間を調整してください。
- CASE 4: バックアップが進行中です。バックアップが完了した後にタスクを実行してください。バックアップの所要時間はユーザーデータのサイズに比例して増加します。
原因と解決方法
CASE 1
-
原因
- Replicationエラーによる停止または Replication Delayが発生しています。
- Database Migration Service(DMS)利用当日です。
-
解決方法
- Replicationエラーまたは Delayが発生した場合は、Standby Masterの再インストールまたは Replication Delayを解消した後、再試行してください。
- DMS利用当日の場合は、Standby Masterを再インストールした後、再試行してください。
CASE 2
-
原因
- HAモニターが正常に動作していません。
-
解決方法
- 一時的な現象である可能性がありますので、しばらくしてからもう一度お試しください。長時間同じポップアップが表示される場合は、サポートセンターまでお問い合わせください。
CASE 3
-
原因
- バックアップ時間帯には一部のタスクが制限されます。
-
解決方法
- [DB Server] > [DB Status] > [Backup設定管理] タブメニューで、Backup時間を調整した後にタスクを実行してください。
CASE 4
-
原因
- Standby Masterでバックアップが進行中です。
-
解決方法
- バックアップ完了後にタスクをもう一度お試しください。バックアップ所要時間は、データサイズによって異なる場合があります。