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Search Engine Serviceの移行
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Classic/VPC環境で利用できます。
Classic環境の Search Engine Serviceで作成した Elasticsearchクラスタのデータを VPC環境の Elasticsearchまたは OpenSearchクラスタに移行できます。データを移行するには、次の手順に従ってください。
1. データ移行の事前作業
2. クラスタ(Classic) スナップショットの作成
3. クラスタ(VPC)にスナップショットを復元
1. データ移行の事前作業
データ移行のための事前作業を行う方法は次の通りです。
- Classic環境のクラスタについては、次の作業を完了してください。
- Kibanaのアクセス設定およびアクセス情報の確認(Kibanaへアクセス参照)
- クラスタのすべてのノード Object Storage Pluginのインストール(Object Storage Pluginのインストール参照)
- VPC環境で Elasticsearchまたは OpenSearchクラスタを作成します(クラスタの作成参照)。
- 作成したクラスタ(VPC)について、次の作業を完了してください。
- Kibanaまたは OpenSearch Dashboardsのアクセス設定およびアクセス情報の確認(Kibanaおよび OpenSearch Dashboardsを使用するを参照)
- API認証キーの設定(API認証キーの設定を参照)
2. クラスタ(Classic)スナップショットの作成
Classic環境のクラスタのスナップショットを作成します。
ここでは、スナップショットの作成について簡単に説明します。詳細については、Elasticsearch APIを介してのスナップショットの作成をご参照ください。
クラスタ(Classic)のスナップショットを作成する方法は次の通りです。
スナップショットを作成するクラスタにインストールされている Kibanaにアクセスします。
Dev Toolsメニューをクリックします。
Consoleで以下のコマンドを実行し、repositoryを作成します。
PUT _snapshot/my-own-snapshot-repository { "type" : "s3", "settings": { "region" : "kr", "endpoint" : "https://kr.object.ncloudstorage.com", "bucket": "スナップショットを保存するバケットの名前", "path_style_access": "true", "access_key":"Access Key ID値", "secret_key":"Secret Key値" } }
my-own-snapshot-repository
: 必要な repository名を入力access_key
,secret_key
: API認証キー値NAVERクラウドプラットフォームポータルのマイページ > アカウント管理 > 認証キー管理メニューで作成および確認が可能
Consoleで次のコマンドを実行し、スナップショットを作成します。
PUT _snapshot/my-own-snapshot-repository/my-own-snapshot-name { "indices": "*,-.kibana*" }
- Kibana関連のインデックスを除くすべてのインデックスについてスナップショットを作成します。
- Kibana関連のインデックスを含めていてスナップショットを作成する場合、いてスナップショットを復元する際に必ず Kibana関連のインデックスを除外してください。
3. クラスタ(VPC)スナップショットの作成
作成したスナップショットを使用して VPC環境のクラスタにデータを復元します。
ここでは、スナップショットの復元について簡単に説明します。詳しい内容は、スナップショットの復元をご参照ください。
クラスタ(VPC)にスナップショットを復元する方法は次の通りです。
クラスタにインストールされた Kibanaまたは OpenSearch Dashboardsにアクセスしてください。
Kibanaまたは OpenSearch Dashboardsで Dev Toolsメニューを選択します。
Consoleで次のコマンドを実行して復元する repositoryを作成します。
PUT _snapshot/restore-repository { "type" : "s3", "settings": { "region" : "kr", "endpoint" : "https://kr.object.private.ncloudstorage.com", "bucket": "estest", "compress": true, "base_path": "estest-1722213", "path_style_access": true } }
bucket
: 復元するスナップショットが存在するバケット名base_path
: 復元するスナップショットが位置するフォルダ名(クラスタ名-クラスタ番号
)
次のコマンドを実行して、スナップショットに存在する復元可能なインデックスのリストを確認します。
GET _snapshot/restore-repository/"スナップショットの名前"
以下のコマンドを実行してスナップショットを復元します。
POST _snapshot/restore-repository/"スナップショットの名前"/_restore { "indices": "*", "ignore_unavailable": true }
- すべてのインデックスに対応して復元します。
- 重複するインデックスがすでにクラスタに存在している場合、復元に失敗します。