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Database Migration Service の概要
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VPC環境で利用できます。
Database Migration Serviceを利用し、オンプレミス(On-Premise)など他のクラウド環境にあるデータベースを NAVERクラウドプラットフォーム環境に安全かつ素早くマイグレーションできます。
Database Migration Serviceが提供する様々な機能
Database Migration Serviceが提供する様々な機能についての説明は、次の通りです。
- マイグレーションタスクの各ステップを自動化: Migrationタスクを作成し、マイグレーションに必要なタスクの各段階を自動化
- Endpoint管理機能: Source DB Endpointを簡単に作成して管理可能
- 接続テスト機能: マイグレーションを行う前に、Source DBと Target DB間の接続テストを実行
- マイグレーションタスク履歴のモニタリング: マイグレーションタスクの状態と履歴の照会が可能
Database Migration Serviceご利用ガイドのご案内
Database Migration Serviceは韓国リージョンでサービスを提供します。Database Migration Serviceを円滑に利用するために、以下の目次と目次別内容を確認します。
- Database Migration Service の概要: Database Migration Serviceの紹介、利用に役立つ関連リソースのご案内
- Database Migration Service の仕様: Database Migration Serviceを利用するためのサポート環境、サポートデータベース、利用料金のご案内
- Database Migration Service のシナリオ: Database Migration Serviceを使用するための全プロセスのご案内
- Database Migration Service を開始する: Database Migration Serviceの使用を開始する方法のご案内
- ご利用の申し込みと解約: Database Migration Serviceご利用の申し込みと解約方法のご案内
- Database Migration Service を使用する: Database Migration Serviceの使用方法のご案内
- Source DBと Target DBアクセスの設定: マイグレーションのための Source DBと Target DBのアクセス設定方法のご案内
- Endpoint Management: Source DB Endpointの作成と管理方法のご案内
- Migration Management: Migrationタスクの作成と管理方法のご案内
- Event: Migrationタスクと Endpoint管理履歴の照会方法のご案内
- Database Migration Service の権限管理: Sub Accountを活用した Database Migration Serviceの権限管理方法のご案内
- Database Migration Service の用語: Database Migration Serviceを使用する時に必ず知っておくべき主要用語のご案内
- Database Migration Service のリリースノート: Database Migration Serviceご利用ガイドのアップデート履歴
Database Migration Service関連リソース
NAVERクラウドプラットフォームでは、Database Migration Serviceについて顧客の理解に役立つよう、ご利用ガイドの他にも様々な関連リソースを提供します。本サービスを導入しようと検討中であったり、データ関連ポリシーを策定する上で詳細情報を必要とする開発者、マーケターなどの方は、以下のリソースを積極的に活用することをお勧めします。
- Database Migration Serviceについての理解と使用方法の高度化
- Ncloud使用環境ガイド: VPC環境とサポートの有無に関するご利用ガイド
- 料金プランの紹介、特徴、詳細機能: Database Migration Serviceの料金システム、特徴、詳細機能のサマリー
- サービスのお知らせ: Database Migration Serviceに関するお知らせ
- お問い合わせ: ご利用ガイドだけでは不明な点が解消されない場合、直接お問い合わせ
- Database Migration Serviceの連携サービスご利用ガイド
- Cloud DB for MySQL ご利用ガイド: Database Migration Serviceでサポートする Cloud DB for MySQLの使用方法
- Sub Account ご利用ガイド: Database Migration Serviceの運用権限管理をサポートする Sub Accountの使用方法
よくある質問を先にご確認ください。
ご利用ガイドを読む前に、よくある質問への回答をチェックすると不明な点をすばやく解消できます。以下のよくある質問から答えが得られなかった場合、ご利用ガイドで必要な内容をご確認ください。
Q. Source DBと Target DBの MySQLバージョンが異なっていてもマイグレーションできますか?
A. 同じ Majorバージョン間のマイグレーションを推奨していますが、Source DBと Target DBのバージョンが異なっていても Database Migration Serviceは利用できます。例えば、MySQL 5.7バージョンから MySQL 8.0バージョンにマイグレーションできます。ただし、EOLになった MySQLバージョンではマイグレーションを行うと、互換性に関するエラーメッセージが発生します。
Q. Source DBと Target DBサーバの通信ができません。どうすればいいですか?
A. マイグレーションを行う前に、Source DBと Target DBサーバを接続するためにアクセス情報を設定してください。Source DBの Inbound ACGポリシーと Target DBの Outbound ACGポリシーをご確認ください。マイグレーションシナリオ別のアクセス設定に関する詳細は、Source DBと Target DBのアクセス設定をご参照ください。
Q. Test Connectionを行いましたが、Source DBにアクセスできません。どうすればいいですか?
A. Source DBサーバのファイアウォール(ACG)を設定して、Target DBからアクセスするように設定してください。以下のトラフィックを許可するように、Source DBサーバに適用された ACGの Inboundルールを修正します。
- プロトコル: TCP
- アクセスソース: Target DBに割り当てられた Publicドメイン IPアドレス(例) 101.101.220.246/32)
- 許可ポート: Target DBのアクセスポート
Q. Test Connectionを行うと、DB ACLの確認メッセージが表示されます。どうすればいいですか?
A. Source DBをバックアップおよびコピーするためには、mysql_native_password
形式で作成されたアカウントに対して Target DBへのアクセス許可、バックアップとクローンの権限が必要です。詳細は、Source DBアカウント作成と ACL設定をご参照ください。
Q. マイグレーションを行うためには、どんな DB権限を追加しますか?
A. まず、Source DBが GTIDモードになっているかをご確認ください。マイグレーションに必要な権限項目は、マイグレーションに必要な最小限の権限リストをご参照ください。
Q. マイグレーションを行うためには、Source DBにどんな設定を適用しますか?
A. バイナリログを有効にし、server_id
値を指定してください。log_bin
の値が ON
になっているかをご確認ください。Source DBのクローンに必要な事前準備に関する説明は、事前準備をご参照ください。
Q. Target DBに Source DBと同じ名前の Databaseが存在する場合、マイグレーションはどのように進みますか?
A. Target DBに Source DBと同じ名前の Databaseが存在する場合、マイグレーションが行えません。重複する Databaseを削除してから行ってください。
Q. マイグレーションを行う時にサポートするキャラクターセットの設定は何がありますか?
A. utf8、utf8mb4、euckrをサポートしております。他のキャラクターセットの場合は、Source DBの DBと Tableキャラクターセットを変更してからマイグレーションを行ってください。
Q. マイグレーションを行う時に Source DBに設定した Definerアカウントは自動的に作成されますか?
A. ユーザーアカウントはマイグレーションの対象に含まれません。Definerに使用したアカウントを Target DBに作成してからマイグレーションを行ってください。
Q. マイグレーションをサポートしていない MySQLエンジンには何がありますか?
A. MyISAM、BLACKHOLE、FEDERATED、ARCHIVEエンジンはサポートしません。
Q. 「Target DBではサポートしない Collationが含まれています。」というエラーメッセージが発生します。どんな場合に発生しますか?
A. Source DBの MySQLバージョンが8.0で、Target DBが5.7以下バージョンの場合に発生するエラーメッセージです。MySQL 8.0バージョンでサポートする Default Collationである「utf8mb4 0900 ai_ci」は、5.7バージョンではサポートしておりません。Source DBの Database、Table、View、Procedure、Functionなどの Collationオプションを変更してからマイグレーションを行ってください。
Q. MariaDBもマイグレーションできますか?
A. Source DBが MariaDBの場合もマイグレーションできます。ただし、EOLになった MariaDBバージョンではマイグレーションを行うと、互換性に関するエラーメッセージが発生します。続いて同じエラーが発生する場合、Target DBを MySQL 5.7バージョンに変更してマイグレーションを行うか、Source DBのバージョンを変更します。
Q. マイグレーションを開始する前に、追加的に Source DBについてどのような項目を確認すればいいですか?
A. マイグレーションを行うためには、Source DBに少なくとも1つ以上の Databaseが必要です。
Q. Source DB MySQL 5.7バージョンと MariaDB 10.1以上バージョンで Target DB MySQL 8.0バージョンでマイグレーションを行います。注意すべきことはありますか?
A. MySQL 5.7バージョンと MariaDB 10.1.7以上バージョンで Default値でサポートする sql mode="NO AUTO CREATE USER"設定は MySQL 8.0バージョンからはサポートしません。Source DBにこのような設定が適用されている場合は、削除してからマイグレーションを行ってください。もし、Import中にこのエラーを確認した場合は、マイグレーションを削除してから再試行してください。その他にも、サービスを移行する前に既存のアプリケーションと MySQL 8.0の間に互換性の問題はないかチェックしてください。
MySQL 5.7バージョン、MariaDB 10.xバージョンでは Procedure、Trigger、Functionが作成された時点に対する sql-modelを記憶して mysqldump実行時に記入します。したがって、sql mode="NO AUTO CREATE USER"設定解除後にもこのエラーによるマイグレーション停止が再現される場合は、Target DB MySQL 5.7バージョンにマイグレーションを行ってください。
Source DB 5.7から Target DB 8.0バージョンにマイグレーションする場合は、事前準備をご参照ください。
Q. マイグレーション実行ステップが Replicationまですべて完了しましたが、Cloud DB for MySQLコンソールでは「マイグレーション」の状態に表示されます。
A. Migration Completed(=Replication完了)ステップである場合にユーザーがコンソールで [完了] ボタンをクリックしてから最終的に DBサービス移転が行えます。
Q. DB Config設定もマイグレーションできますか?
A. DB Config設定に対するマイグレーションはサポートしません。まず、Character Set/Collationなどを Target DB上で Source DBと同様に設定してください。
Q. Test Connectionの所要時間が長いです。
A. Source DBのスキーマ数が多い場合、数分程度かかる場合があります。これはマイグレーションを正常に進めるための権限チェック、スキーマチェックなどの過程です。更新を行う場合、チェックは初期化されますので、更新しないようにご注意ください。