Server Status Check
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    Server Status Check

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    Article Summary

    Classic環境で利用できます。

    サーバ利用中に Server Status Checkアラームが発生した時、サーバの状態を点検する方法について説明します。NAVERクラウドプラットフォームサーバには、Xen Guest Monitoringのロールを実行する Xentools Agentが動作します。Xentools Agentが異常動作したり、他の原因によりサーバが異常動作する場合、以下のようにコンソールサーバリスト画面に Server Status Checkerが表示されます。

    compute-19-1-10_ko

    Server Status Checkアラーム発生時のエラーメッセージ別原因と解決方法は、次の通りです。

    エラーメッセージ原因解決方法
    Guest Agentが無効になりました。サーバの状態を確認してください。サーバを強制停止するには、コンソールの強制停止ボタンを押してください。Xentoolsのバージョン不具合原因1: Xentoolsのバージョン不具合を参照
    サーバエラー原因2: サーバエラーを参照
    マウント構成に誤りがあり、ゲストエージェントを起動できませんでした。Xentoolsのバージョン不具合原因1: Xentoolsのバージョン不具合を参照
    fstab設定エラー原因2: fstab設定エラーを参照
    Windowsのアップデートやファイルシステムチェックによる起動の遅延原因3: Windowsのアップデートやファイルシステムチェックによる起動の遅延を参照
    カーネルアップデートエラー原因4: カーネルアップデートエラーを参照
    その他のシステム設定エラー原因5: その他のシステム設定エラーを参照
    参考

    点検・処置後にも問題が解決しない場合は、カスタマーサポートまでお問い合わせください。

    サーバ運用に関するエラー

    サーバ運用に関するエラーが発生した場合、次のようなエラーメッセージが表示されます。

    Guest Agentが無効になりました。サーバの状態を確認してください。サーバを強制停止するには、コンソールの強制停止ボタンを押してください。

    原因1: Xentoolsのバージョン不具合

    Xentools Agent Packageのアップデートによるバージョンエラー、または Xentools Agent Serviceエラーによりアラームが発生することがあります。

    Xentoolsのバージョン不具合を解決する方法は、次の通りです。

    1. 次のコマンドを入力して、Xentoolsのバージョンと動作を確認します。
      • CentOS
        rpm -qa | grep xe-guest-utilities
        systemctl status xe-linux-distribution.service 
        
      • Ubuntu
        dpkg -l | grep xe-guest-utilities
        systemctl status xe-linux-distribution.service 
        
    2. Xentools Agent Serviceを確認した結果、問題が発生した場合は Xentoolsを再インストールします。

    原因2: サーバエラー

    Server Hang、Kernel Errors、Disk I/O、OOMなどの原因により、モニタリングデータの収集に失敗することがあります。

    サーバエラーを解決する方法は、次の通りです。

    1. サーバが収集する CPU、Memoryなどの状態情報を確認します。
      • モニタリングデータが正常に収集された場合、以下のようなグラフが確認できます。
        server-ts-statuscheck-classic_compute-19-1-1

        server-ts-statuscheck-classic_compute-19-1-2

    2. モニタリングデータが正常に収集されない場合は、カスタマーサポートにサーバ状態の点検を依頼してください。

    サーバの作成と再起動に関するエラー

    サーバの作成と再起動に関するエラーが発生した場合、次のようなエラーメッセージが表示されます。

    マウント構成に誤りがあり、ゲストエージェントを起動できませんでした。

    原因1: Xentoolsのバージョン不具合

    Xentools Agent Packageのアップデートによるバージョンエラー、または Xentools Agent Serviceエラーによりアラームが発生することがあります。

    Xentoolsのバージョン不具合を解決する方法は、次の通りです。

    1. 次のコマンドを入力して、Xentoolsのバージョンと動作を確認します。
      • CentOS
        rpm -qa | grep xe-guest-utilities
        systemctl status xe-linux-distribution.service 
        
      • Ubuntu
        dpkg -l | grep xe-guest-utilities
        systemctl status xe-linux-distribution.service 
        
    2. Xentools Agent Serviceを確認した結果、問題が発生した場合は Xentoolsを再インストールします。

    原因2: fstab設定エラー

    誤った fstab設定によりエラーが発生した可能性があります。次の手順に従って fstabの設定内容を確認します。

    1. mount -avコマンドを入力して /etc/fstab内容を診断します。
      server-ts-statuscheck-classic_compute-19-1-9
    2. fstab内のエラーを確認し、必要な内容を修正します。

    原因3: Windowsのアップデートやファイルシステムチェックによる起動の遅延

    Windowsのアップデートやファイルシステムチェックの遅延により、エラーが発生する場合があります。サーバ管理の内容を参照し、現在のサーバの状態を確認します。

    原因4: カーネルアップデートエラー

    NAVERクラウドプラットフォームが提供しないカーネルバージョンにアップデートすると、エラーが発生する場合があります。
    エラーの発生時期に応じて、解決方法を確認します。

    カーネルアップデート後に再起動に失敗した場合

    カーネルアップデート後に再起動に失敗した場合、以前のバージョンのカーネルに戻す必要があります。以前のバージョンのカーネルに戻す方法の詳細は、以下をご参照ください。

    マイサーバイメージの作成中に発生した場合

    マイサーバイメージの作成中に発生したエラーを処理する方法は、次の通りです。

    1. NAVERクラウドプラットフォームコンソールの Region メニューや Platform メニューから利用中の環境をクリックします。
    2. Services > Compute > Server メニューを順にクリックします。
    3. サーバリストからエラーが発生したサーバをクリックして選択します。
      • [強制返却] ボタンが有効になっていることが確認できます。
    4. [強制返却] ボタンをクリックします。
    • 強制返却に関する詳細は、強制返却をご参照ください。
    1. ソースサーバのエラーを削除した後、マイサーバイメージを再作成します。

    運用中のサーバを再起動したり、停止後に再起動しようとしたときに発生した場合

    運用中のサーバを再起動したり、停止後に再起動しようとしたときに発生したエラーを処理する方法は、次の通りです。

    1. NAVERクラウドプラットフォームコンソールの Region メニューや Platform メニューから利用中の環境をクリックします。
    2. Services > Compute > Server メニューを順にクリックします。
    3. サーバリストからエラーが発生したサーバをクリックして選択します。
      • [強制停止] ボタンが有効になっていることが確認できます。
    4. [強制停止] ボタンをクリックします。
    • 強制停止に関する詳細は、強制停止をご参照ください。
    • 当該サーバの [サーバアクセスコンソール] ボタンが有効になります。
    1. [サーバアクセスコンソール] ボタンをクリックして設定エラーを削除し、サーバを再起動します。
    参考

    [サーバアクセスコンソール] ボタンが有効にならない場合は、カスタマーサポートまでお問い合わせください。

    原因5: その他のシステム設定エラー

    resolve.conf およびrc.localファイル内の構文が変更されると、エラーが発生する場合があります。
    サーバイメージに適切なコマンドを入力し、標準設定を確認します。

    • Ubuntu 18以上のバージョンの場合: /run/systemd/resolve/resolv.confファイルを確認
      nameserver 169.254.169.53
      nameserver 169.254.169.54
      
    • その他のサーバイメージの場合: /etc/rc.localファイルを確認
      /usr/local/etc/ncloud_auto.sh > /tmp/.ncloud_out.log 2> /tmp/.ncloud_error.log &
      

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