ドメインの管理と設定
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    ドメインの管理と設定

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    Article Summary

    Classic/VPC環境で利用できます。

    ドメインは、チャットボットサービスの基準となる単位です。例えば、「NAVERクラウドプラットフォームのサポートセンター」を担当するチャットボットを作成すると、そのチャットボットの会話全体を含む単位がドメインです。会話の入力からチャネル連携、統計情報まで、一つのドメインを基準に動作し、管理されることになります。ドメイン管理メニューは、チャットボットの管理者権限を持つユーザーのみアクセスできます。

    ドメイン管理

    ドメインを管理するDomainメニューにアクセスするには、NAVERクラウドプラットフォームコンソールでServices > CLOVA Chatbot > Domainメニューを順にクリックします。
    Domainメニューでは、作成されたドメインのリストと基本情報を確認できます。

    chatbot-chatbot-4-1_01_ja

    番号項目説明
    1ドメインの作成新しいドメインの作成
    2ビルトインドメインの作成ビルトインドメインの作成
    3作業管理コピーしたドメインの進行状況を確認
    4プレミアムに関するお問い合わせポータルのお問い合わせページに移動
    5商品の詳細を見るNAVERクラウドプラットフォームの商品ページに移動
    6更新ドメインリストを更新
    7ビルダーを実行するそのドメインのチャットボットビルダー画面に入る

    チャットボット設定

    チャットボットビルダーのチャットボット設定メニューにアクセスする方法は以下のとおりです。

    1. NAVERクラウドプラットフォームコンソールでServices > CLOVA Chatbot > Domainメニューを順にクリックします。
    2. 希望するドメインの [ビルダーを実行する] ボタンをクリックしてチャットボットビルダーを実行します。
    3. チャットボットビルダーで [チャットボット設定] ボタンをクリックします。

    ドメイン情報

    ドメイン情報タブでは、ドメイン情報を確認したり、ドメインに登録されているエンティティ、会話数などを確認することができます。

    項目説明
    ドメインIDドメインID。ドメイン作成時に自動で付与される
    ドメインコードドメインの作成時に指定したドメインコード
    ドメイン名ドメインの作成時に指定したドメイン名
    ドメイン作成日ドメインの作成日
    最終修正日ドメイン名を最後に修正した日
    登録された会話ドメインに作成されている会話数
    画像の登録数ドメインに登録されている画像数
    自然言語の処理ドメインの作成時に指定した言語
    サービスタイプドメインの作成時に指定したサービスタイプ
    コンテキスト強度の設定コンテキストルールの強度設定。
    決められたコンテキストの流れ以外の会話への離脱を止めようとするドメインであればHardを、設定されたコンテキストの流れ以外への会話への離脱を許容するドメインであればSoftに設定することを推奨。
    会話ログの一時保存チャットボットとユーザーとの会話をリアルタイムで収集するかどうかを設定
    - 収集された会話はキャッシュの期限が切れると削除される
    - 音声環境(CLOVA)を活用するドメインであれば、この設定を有効にすることで以前のチャットボット発話を再発話する使{`previousChatbotAnswer}を入力すると、直前のターンでチャットボットが返した発話で再応答できる。
    含まれている会話タグドメインに含まれている会話タグの総数
    含まれているエンティティドメインに作成されているエンティティの総数
    再学習データチャットボットが返答できなかった会話をダウンロード

    メッセンジャー連携

    メッセンジャー連携タブでは、ビルドが完了したチャットボットをメッセンジャーと連携させることができます。

    • LINE:LINEメッセンジャーと連携させる方法の詳細は、LINE連携をご参照ください。
    • TalkTalk:NAVER TalkTalkと連携させる方法の詳細は、TalkTalk連携をご参照ください。
    • Facebook:Facebookと連携させる方法の詳細は、Facebook連携をご参照ください。
    • NAVER WORKS:NAVER WORKSと連携させる方法の詳細は、NAVER WORKS連携をご参照ください。
    • Custom:外部のウェブサイトと連携させる方法の詳細は、CLOVA Chatbot Custom APIをご参照ください。

    サービス連携

    サービス連携タブでは、ビルドが完了したチャットボットを他の外部サービスと連携させて様々な機能を提供できます。

    • 知識データベース:知識データベースと連携させる方法の詳細は、知識データベース連携をご参照ください。
    • LINE Pay:LINE Payと連携させる方法の詳細は、LINE Pay連携をご参照ください。
    • LINE Pay:LINE Payと連携させる方法の詳細は、LINE Pay連携をご参照ください。
    • NAVER Pay:NAVER Payと連携させる方法の詳細は、NAVER Pay連携をご参照ください。
    • LINE Switcher:LINE Switcherと連携させる方法の詳細は、LINE Switcher API連携をご参照ください。
    • 認証:認証システムと連携させる方法の詳細は、OAuth認証連携をご参照ください。
    • 意図分類器: 意図分類器と連携させる方法の詳細は、意図分類器連携をご参照ください。

    キーワード管理

    CLOVA Chatbotは、不適切な言葉といった特定の単語を禁止できるキーワード管理機能を提供します。キーワードグループは最大100件まで登録できます。

    • キーワードグループ名:類似のタイプのキーワードを一つのキーワードグループとして管理できます。不適切な言葉、18禁言葉、世相を反映した言葉などでグループ化できます。
    • キーワードタイプ:キーワードのタイプを選択できます。部分一致するキーワードにすべて応答するには部分キーワードを、完全一致するキーワードにだけ応答するには全体のキーワードを選択します。
    • キーワードの登録:キーワードを登録します。他のグループのキーワードと重複しないようにご注意ください。
    • 返答の登録:ユーザーがキーワードを入力した場合、応答できる代替メッセージを入力します。

    キーワードの作成

    キーワードを作成する方法は以下のとおりです。

    1. NAVERクラウドプラットフォームコンソールでServices > CLOVA Chatbot > Domainメニューを順にクリックします。
    2. 希望するドメインの [ビルダーを実行する] ボタンをクリックしてチャットボットビルダーを実行します。
    3. チャットボットビルダーで チャットボット設定 > [キーワード管理] タブをクリックします。
    4. [キーワード作成] ボタンをクリックします。
    5. キーワード情報を入力します。
      • キーワードグループ名:類似のタイプのキーワードを一つのキーワードグループとして管理できる。不適切な言葉、18禁言葉、世相を反映した言葉などでグループ化できる
      • キーワードタイプ:キーワードのタイプを選択。部分一致するキーワードにすべて応答するには部分キーワードを、完全一致するキーワードにだけ応答するには全体のキーワードを選択。キーワードタイプが全体のキーワードである場合、返答の登録フィールで無応答設定が有効になり、そのキーワードに対して応答しないことができる
      • キーワードの登録:キーワードを登録。他のグループのキーワードと重複しないように注意
      • 返答の登録:ユーザーがキーワードを入力した場合、応答できる代替メッセージを入力
    6. キーワードを作成、修正、削除した後は、ビルドタイプのうち変更された設定の適用を用いてそれらを直ちにサービスに反映できます。

    キーワードの一括アップロード

    キーワード情報をエクセルファイルで作成して一括アップロードすることができます。

    1. NAVERクラウドプラットフォームコンソールでServices > CLOVA Chatbot > Domainメニューを順にクリックします。
    2. 希望するドメインの [ビルダーを実行する] ボタンをクリックしてチャットボットビルダーを実行します。
    3. チャットボットビルダーで チャットボット設定 > [キーワード管理] タブをクリックします。
    4. [アップロード] ボタンをクリックします。
    5. エクセルファイルを追加し、[転送開始] ボタンをクリックします。

    キーワードエクセルファイルは以下のように構成します。
    chatbot-chatbot-4-1_keyword01_ja

    • A列:キーワードグループ名(重複しないキーワードグループ名を入力)
    • B列:キーワードタイプ(全体のキーワードと部分キーワードの中から選択して入力)
    • C列:キーワード(複数のキーワードは行で区切る)
    • D列:返答(空のセルにすると、無応答と認識)

    マルチメディアインテント

    マルチメディアインテントについての説明は、マルチメディアインテント連携をご参照ください。

    ビルド履歴

    ビルド履歴についての説明は、ビルドをご参照ください。

    ビルトインテンプレート

    基本的に提供されるテンプレートを確認できます。

    • [詳細を見る] ボタンをクリックすると、会話履歴を確認できます。
    • [テンプレートを適用] ボタンをクリックすると、そのテンプレートをドメインに適用できます。

    権限設定

    チャットボットサービスを構築するには大量のデータセットの入力が必要であるため、複数人の会話作業者と一緒に作業を行うことになります。そのため、CLOVA Chatbotは「メイン管理者」アカウントと「会話入力者」アカウントを分離して提供します。ドメイン管理者は複数人の作業者に会話入力者アカウントを割り当てて管理することができます。

    権限の種類

    • ドメイン管理者:ドメインを作成または削除したり、設定を変更することができます。会話入力者を招待したり、会話入力者の権限を管理することができます。NAVERクラウドプラットフォームコンソールにアクセスできます。
    • 会話入力者:会話管理、会話オプション管理、テスト画面を利用できます。ドメイン管理者から招待されたURLを通じてチャットボットドメインにアクセスできます。

    招待URLの作成方法

    招待URLを作成する方法は以下のとおりです。

    1. NAVERクラウドプラットフォームコンソールでServices > CLOVA Chatbot > Domainメニューを順にクリックします。
    2. 希望するドメインの [ビルダーを実行する] ボタンをクリックしてチャットボットビルダーを実行します。
    3. チャットボットビルダーで チャットボット設定 > [権限設定] タブをクリックします。
    4. [URL作成] ボタンをクリックします。
      • 会話入力者に転送するInvite URLを作成できます。作成されたInvite URLはリストに追加されます。
    5. アドレスをコピー アイコンをクリックします。アドレスリンクが転送先の会話入力者に送信されます。
      • [削除] ボタンをクリックすると、作成されたinvite URLを削除できます。invite URLが削除されると同時に会話入力者の権限も除去され、会話入力者はそのドメインを利用できなくなります。
        chatbot-chatbot-4-1_invite01_ja
    6. コピーしたアドレスを伝達します。
      • 権限設定タブで、そのアドレスを通じて会員登録した会話入力者の会員登録日、ID、ハンドルネームを確認できます。

    会話入力者のアクセス方法

    Invite URLを受け取った場合
    NAVERクラウドプラットフォームのユーザーから転送されたInvite URLを用いてチャットボットにアクセスすることができます。会話入力者のIDでログインすると、ビルド管理、権限管理など管理者のための項目を除いた会話リストや会話オプション管理、テスト、指標などのメニューのみ表示されます。

    1. Invite URLにアクセスします。
    2. チャットボットログインページにアクセスします。
    3. 会員登録を行い、IDとパスワードを入力してログインします。
      • ログインに成功したら、会話リストに移動する

    新規の会話入力者がhttp://chatbot.ncloud.com経路から直接ログインした場合
    会話入力者のIDでログインすると、ビルド管理、権限管理など管理者のための項目を除いた会話リストや会話オプション管理、テスト、指標などのメニューのみ表示されます。

    1. IDとパスワードを入力してチャットボット会員登録を行います。
    2. URL入力画面でドメイン管理者から転送されたInvite URLを入力します。
      • ログインに成功したら、会話リストに移動する

    チャットボットの管理

    チャットボットの会話記録やドメイン内の作業実行履歴、画像履歴を管理する方法を説明します。

    会話記録の管理

    チャットボットビルダーの会話記録メニューでは、特定期間の会話記録を検索してダウンロードすることができます。ダウンロードした会話記録は、作業管理メニューで確認できます。

    作業管理

    チャットボットビルダーの作業管理メニューでは、そのドメインで行われたすべての履歴を確認できます。

    • ドメインのコピー、会話のアップロードやダウンロード、自動テスト、プッシュ送信などの履歴を確認できます。
    • 作業が完了したファイルはダウンロードできます。また、作業の途中でキャンセルすることもできます。
    • 会話のアップロードに失敗すると、詳細な失敗内容も確認できます。

    chatbot-chatbot-4-1_jobmgt01_ja

    画像管理

    チャットボットビルダーの 画像管理 メニューでは、ドメイン内で使用される画像を管理できます。

    • ドメイン内で使用される画像を登録、修正、削除することができます。
    • 外部URLは画像の登録数として集計されず、最大50枚まで画像を登録できます。
    • 画像返答や共通メッセージを作成する際、画像管理メニューに登録されている画像を使用できます。
    • 「画像の使用先」をクリックすると、その画像が使われた返答やメッセージに移動してその画像を修正することができます。

    chatbot-chatbot-4-1_imagemgt01_ja


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