Server のトラブルシューティング

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VPC環境で利用できます。

XENハイパーバイザベースのサーバで利用できます。

Serverの利用中にユーザーが遭遇しかねない問題状況や原因、解決方法をご案内します。

サーバアクセスに失敗

サーバアクセスの問題に関する症状や原因、解決方法は次の通りです。

症状 原因 解決方法
サーバにアクセスできない サーバが停止ステータスである
  • NAVERクラウドプラットフォームコンソールでサーバ起動後に再アクセス
アクセスしようとするパソコンのネットワークが ACG設定でアクセスが許可されていない
  • アクセスしようとするパソコンのネットワークアクセスを許可するルールを ACGに追加
  • ACGを参照
アクセスしようとするパソコンのネットワーク接続不良
  • ネットワークの接続ステータスを確認した後に再アクセス
IPアドレスまたは外部ポート入力エラー
  • コンソールのサーバ詳細情報でパブリック IPアドレスまたはポートフォワード情報を確認して正確に入力した後に再アクセス
  • Serverへのアクセスを参照
パスワード入力エラー
  • コンソールで管理者パスワードを確認し、正確に入力した後に再アクセス
  • 直接変更した管理者パスワードを忘れた場合、コンソールで管理者パスワードを初期化して再アクセス
  • サーバ管理を参照

サーバ作成に失敗

サーバ作成に失敗した際の警告メッセージ別原因および解決方法は、次の通りです。

警告メッセージ 原因 解決方法
サーバの作成限度を超えているため、サーバを作成できません。 アカウントに設定されたサーバの作成限度超過
  • サーバ作成限度より少ない数のサーバの申し込み
  • 作成限度より多くの数のサーバが必要な場合は、FAQを参照してカスタマーサポートまでお問い合わせし、サーバ作成限度を増やして再試行
サーバの作成中にエラーが発生しました。 内部エラー
  • しばらくしてからサーバ作成を再試行
  • 作成するサーバの数を調整
    • 例) サーバ10台が必要な場合、5台ずつ2回に分けて作成または1台ずつ10回に分けて作成試行
  • ゾーンを変更しながらサーバ作成を再試行
  • サーバ仕様を下げて作成を再試行
  • 上記の方法で解決できない場合は、カスタマーサポートまでにお問い合わせ

サーバでのストレージ解除に失敗

サーバでブロックストレージを解除しようとした際に失敗した場合の警告メッセージや原因、解決方法は次の通りです。ストレージの解除方法は、ストレージを使用するをご参照ください。

警告メッセージ 原因 解決方法
ストレージがサーバにマウントされています。ストレージのマウントを解除した後に再試行してください。 追加ストレージの解除(Detach)に失敗し、ストレージが解除失敗のステータス 1. 当該ストレージステータスの横にある [復旧] ボタンをクリックして使用中のステータスに復旧
2. ストレージのステータスが使用中に変わったら、コンソールに接続してマウントを解除後、サーバアクセス解除を再試行
Linuxサーバに接続したストレージの場合、マウント情報(ガベージ)値によるエラー
  • OSでファイルシステムをマウント解除した後、/etc/fstabからマウント情報を削除して再試行
  • 上記の方法でも解決されない場合は、カスタマーサポートまでにお問い合わせ
  • サーバに接続されていたストレージの I/Oが進行中で、解除不可

    Server Status Checkアラームの発生

    Server Status Checkとは、Serverの使用中にエラーが発生した時に有効になるメッセージです。Server Status Checkアラーム発生時の症状や原因、解決方法は次の通りです。

    Operation Case Server Status Checkのメッセージ 原因 解決方法
    Server運用中 Guest Agentが無効になりました。サーバのステータスを確認してください。検証方法は説明書をご参照ください。サーバを強制停止するには、コンソールの強制停止ボタンをクリックします。 1. Server Hangとリソース不足
    2. Xentools versionの不具合
    マイサーバイメージを利用して Serverを作成 サーバの作成中にエラーが発生しました。サーバを強制返却するには、コンソールの強制停止ボタンをクリックします。チェック方法や対処法については、説明書をご参照ください。 Server内部エラーにより、Serverの再起動や Server作成の遅延または不可能になる可能性あり

    1. Xentools versionの不具合
    2. DHCP設定エラー
    3. fstab設定エラー
    4. Windowsアップデートおよび file system check遅延
    5. kernelアップデートエラー

    上記の原因に該当しない場合にカスタマーサポートまでお問い合わせ
    • 強制停止と強制返却ボタンが有効になった場合: 強制停止と強制返却を参照
    • この他、原因別または Xentools Versionに関する不具合に対しての詳しい対処法: Server Status Checkを参照
    運用中のサーバの停止または再起動 サーバの再起動または停止が正常に完了していません。サーバのヘルスチェックを実行してください。サーバを強制停止するには、コンソールの強制停止ボタンをクリックします。チェック方法や対処法については、説明書をご参照ください。
    管理者パスワードの設定に失敗しました。サーバのステータスを確認してください。検証方法は説明書をご参照ください。サーバを強制停止するには、コンソールの強制停止ボタンを押します。 管理者パスワードの変更後

    1. パスワード変更が正常に設定されていない
    2. 変更されたパスワードを忘れた場合
    • Linuxイメージで作成したサーバは、強制停止を有効にしてシングルモードで検証が必要
    • Windowsサーバの場合、パスワードを忘れた時に返却または再インストール
    上記で解決されない場合、カスタマーサポートまでにお問い合わせ

    Server Image Status Checker

    NCPで提供するサーバイメージ(OS)のサービス提供ステータス(販売終了/サポート終了)を示すメッセージです。
    サーバイメージのステータス別の通知メッセージと詳細内容は、次の通りです。

    サーバイメージのステータス フレーズ 詳細
    販売終了予定 このサーバのイメージは、YYYY-MM-DDに販売が終了する予定です。 - 販売終了を知らせるメッセージです。
    - 最新バージョンで予めマイグレーションすることをお勧めします。
    販売終了 このサーバのイメージは販売が終了した OSです。 - 販売が終了したサーバイメージです。当該サーバイメージで「新規サーバ作成」はできません。
    - Auto-Scaling動作はサポートしません。当該サーバイメージを「マイサーバイメージ」として作成した後、Launch Configurationを再構成します。
    サポート終了 このサーバのイメージはサービスのサポートが終了した OSです。 - サービスのサポートが終了したサーバイメージです。
    - 機能制限: 「サーバ作成」、「マイサーバイメージ作成」、「類似サーバ作成」、「追加ストレージ作成」、Auto-Scalingの「Launch Configuration作成」不可能

    サーバのヘルスチェック

    サーバのヘルスチェックを希望する場合、NAVERクラウドプラットフォームが提供する Ncloud Tool Kit(NTK)によりヘルスチェックを行うことができます。詳細は、Ncloud Tool Kit点検(Linux/Windows)をご参照ください。