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Object Storage の概要
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Classic/VPC環境で利用できます。
Object Storageは、ユーザーがいつでもどこでも欲しいデータを保存して検索できるようにファイルの保存スペースを提供するサービスです。
Object Storageが提供する様々な機能
Object Storageが提供する様々な機能についての説明は、次の通りです。
- データの整合性と復元力を保証: HTTPSによるデータ暗号化、複数の段階のセキュリティ機器、データ消失防止に焦点を当てて設計されたシステムによりデータの耐久性と復元力を保証します。
- 超大容量データを保存: 事業の規模に応じて GB単位から PB単位に至るまで保存スペースを拡張し、ビジネスアジリティと柔軟性を向上させます。また、事前契約なしでビジネスデータを保存できます。
- 外部ツールとの互換性: NAVERクラウドプラットフォームのコンソールを使用するか、RESTful APIでサーバに Object Storageをアタッチして使用できます。提供される APIは、Amazon S3と相互性があるため、Amazon S3を活用した一般ツールを使用してストレージを管理できます。
- 優れたデータ検索: データの保存時に固有 IDとメタデータが付与され、カテゴライズした構造内でデータを高速に検索できます。
- データライフサイクル別に適合するストレージを使用: 一定のライフサイクルが経過して活用度の低いデータは、リーズナブルな料金のストレージに移動するように設定すると、総保有コスト(Total cost of ownership、TCO)を削減できます。
Object Storageご利用ガイドのご案内
Object Storageでは、韓国リージョン、米国リージョン、シンガポールリージョン、日本リージョン、ドイツリージョンでサービスを提供します。これらのリージョンで提供されるサービスの内容は同じです。Object Storageを円滑に利用するために、次の目次と目次別内容をご確認ください。
- Object Storage の概要: Object Storage照会および利用に役立つ関連リソース、FAQのご案内
- Object Storage の仕様: Object Storageでサポートする環境スペック、最小要件、利用料金のご案内
- Object Storage のシナリオ: Object Storage使用をするための全プロセスのご案内
- Object Storage を開始する: NAVERクラウドプラットフォームコンソールで、Object Storageご利用の申し込み方法、バケットの作成方法、API使用のための認証キー発行および Amazon S3 API連携方法のご案内
- Object Storage を使用する: Object Storageの使用方法のご案内
- Object Storage画面: バケットリスト画面のご案内
- バケットを使用する: バケットの作成、削除、管理方法の詳細をご案内
- ファイルを使用する: ファイルのアップロードまたはダウンロード方法とファイル公開の可否、権限、メタデータの設定方法のご案内
- ライフサイクルポリシーを使用する: データがライフサイクルにより削除されたり、Archive Storageに自動で移行されるようにポリシーを設定する方法のご案内
- 詳細モニタリングポリシーを使用する: NAVERクラウドプラットフォームのモニタリングサービスの Cloud Insightと連携して Object Storageをモニタリングする方法のご案内
- Amazon S3 APIのユースケース: Amazon S3を基準に作成されたアプリケーションプログラムで簡単に Object Storageを使用するユースケースのご案内
- Java用 AWS SDK: Javaベースの AWS(Amazon Web Service) SDKを活用するユースケース
- Python用 AWS SDK(Boto3): Pythonベースの AWS(Amazon Web Service) SDKを活用するユースケース
- Javascript用 AWS SDK: Javascriptベースの AWS(Amazon Web Service) SDKを活用するユースケース
- Object Storage CLI: Amazon S3で提供する CLIを活用する方法のご案内
- Object Storage の権限管理: Sub Accountを活用する Object Storageの権限管理方法のご案内
- Object Storage の用語: Object Storageを使用する際に必ず知っておくべき主要用語と解説のご案内
- Object Storage のリリースノート: Object Storageご利用ガイドのアップデート履歴
Object Storage関連リソース
NAVERクラウドプラットフォームでは、Object Storageについて顧客の理解に役立つよう、ご利用ガイドの他にも様々な関連リソースを提供します。本サービスを導入しようと検討中であったり、データ関連ポリシーを策定する上で詳細情報を必要とする開発者、マーケターなどの方は、以下のリソースを積極的に活用することをお勧めします。
- Object Storageへの理解と使用方法の高度化
- Object Storage APIガイド: 開発者のための API使用方法
- Object Storage CLIガイド: 開発者のための CLI使用方法
- Object Storage かんたんスタートガイド
- Object Storageでファイルアップロード: Object Storageの基本的な使用方法
- Object Storageと CDN+の連携: Object Storageと CDN+の連携方法
- Object Storageで自己紹介ポートフォリオ制作: Object Storageを用いて自己紹介ポートフォリオを制作する方法
- Ncloud動作環境ガイド: VPC、Classic環境およびサポート有無に関するガイド
- 料金プランの紹介、特徴、詳細機能: Object Storageの料金体系、特徴、詳細機能のサマリー
- サービスのお知らせ: Object Storageに関するお知らせ
- よくある質問: Object Storageに関するよくあるご質問
- お問い合わせ: ご利用ガイドだけでは不明な点が解消されない場合、直接お問い合わせ
- Object Storageの利用に必要な連携サービスご利用ガイド
- Archive Storageご利用ガイド: ライフサイクルが経過したデータを移行できるストレージである Archive Storageの使用方法
- Cloud Insightご利用ガイド: 保存されたデータの状況を詳細にモニタリングできる Cloud Insightの使用方法
- Cloud Functionsご利用ガイド: Object Storageでバケット別に設定したイベントアラームのルールを実行するのに必要な Cloud Functionsの使用方法
- Sub Accountご利用ガイド: Object Storageの運用権限管理をサポートする Sub Accountの使用方法
よくある質問を先にご確認ください。
ご利用ガイドを読む前に、よくある質問への回答をチェックすると不明な点をすばやく解消できます。以下のよくある質問で答えが得られなかった場合は、ご利用ガイドで必要な内容をご確認ください。
Q. Object Storageを使用するにはどうすれば良いですか?
- NAVERクラウドプラットフォームコンソールで Object Storageのご利用の申し込みをし、バケットを作成してファイルをアップロードまたはダウンロードして使用できます。詳細は、Object Storage スタートガイドをご参照ください。
- APIで Object Storageを使用するには、まずポータル > マイページ > アカウント管理 > 認証キー管理メニューで API認証キーを発行します。発行された認証キー値を使用して APIを接続できます。APIを接続して Object Storageを使用する方法は、Object Storage APIガイドをご参照ください。
Q. 公開管理と権限管理はどのような違いがありますか?
A. 公開管理は、NAVERクラウドプラットフォームの外部に存在する世界中のユーザーにバケットまたはファイルを公開する機能です。
- バケット公開: 誰でもバケット内のオブジェクト(ファイル/フォルダ)リストを確認したり、ファイルをアップロードできる
- ファイル公開: 誰でもファイルを開きダウンロードできる
権限管理は NAVERクラウドプラットフォームのユーザーにバケットまたはファイルの権限を付与する機能です。特定のユーザーに希望する権限を選択的に付与できます。
- バケット単位で付与できる権限: バケットリストの照会、ファイルのアップロード、ACL(Access Control List)の照会、ACLの変更
- ファイル単位で付与できる権限: ファイルのダウンロード、ACLの照会、ACLの変更
Q. バケット使用権限を付与された他のアカウントがオブジェクトをアップロードすると、そのオブジェクトはどのようにして照会できますか?
A. オブジェクトをアップロードすると、アップロードしたアカウントがそのオブジェクトの所有者になります。そのため、バケットの所有者がオブジェクトを照会するには、オブジェクトの所有者からアクセス権限を付与してもらう必要があります。Object ACL APIガイドを参照して APIでオブジェクト ACLを設定できます。
Q. Amazon S3と連携するツールは使用できますか?
A. Object Storageは、Amazon S3 APIと相互性がある APIを提供するため、S3を活用するツールとして Object Storageを使用できます。
S3を使用するには、S3ブラウザをインストールして API認証キーを使用してアカウントを連携する必要があります。詳細は、API認証キー作成と S3連携ガイドをご参照ください。
Q. オブジェクトをダウンロードすると、実際のファイルサイズがコンソールで表示されるファイルサイズと一致しません。
A. ダウンロードしたオブジェクトを PCで確認する場合、OSごとにファイルサイズを計算する方法に違いがあるため、異なるファイルサイズが表示されることがあります。オブジェクトの実際のサイズは content-lengthで確認できます。オブジェクトに異常があるわけではありません。
Q. VPC環境で Object Storageにどのようにアクセスができますか?
A. 韓国リージョンの場合、Subnetタイプに応じて、次の方法で Object Storageにアクセスできます。
- Public Subnetに構築されたサーバ
- グローバルドメインの kr.object.ncloudstorage.comを利用してインターネットベースの通信が行えます。
- プライベートドメイン kr.object.private.ncloudstorage.comを利用してプライベート通信が行えます。
- Private Subnetに構築されたサーバ
- 基本的にプライベートドメイン kr.object.private.ncloudstorage.comを利用してプライベート通信が行えます。
- NAT Gatewayを利用すると、グローバルドメインの kr.object.ncloudstorage.comを利用して通信が行えます。
日本リージョンの場合、Subnetタイプに応じて、次の方法で Object Storageにアクセスできます。
- Public Subnetに構築されたサーバ
- グローバルドメインの jp.object.ncpstorage.comを利用してインターネットベースの通信が行えます。
- プライベートドメイン jp.object.private.ncpstorage.comを利用してプライベート通信が行えます。
- Private Subnetに構築されたサーバ
- 基本的にプライベートドメイン jp.object.private.ncpstorage.comを利用してプライベート通信が行えます。
- NAT Gatewayを利用すると、グローバルドメインの jp.object.ncpstorage.comを利用して通信が行えます。